Azure Media Services 用の包括的なツール

このポストは、4 月 20 日に投稿された A Comprehensive Tool for Azure Media Services の翻訳です。 プロフェッショナル レベルのオンライン ビデオ ストリーミング ソリューションを Azure Media Services (AMS) で構築する場合、データ フローは多岐にわたります。ライブ ストリーミングの場合を例に考えてみましょう。 当然のことながら最も重要なものはビデオ フローで、キャプチャから始まり、長距離のフィード、エンコード、AMS への取り込み、アーカイブ、動的なパッケージ化や保護、CDN への送信、最後にクライアント プレイヤーへの配信という手順になります。ビデオを画面に表示することは最初の段階に過ぎず、最も難しい部分ではありません。むしろ、ビデオを画面に表示することは「簡単」で、どのようにして「ビデオが表示されないようにするか」(DRM 保護) や、ビデオ以外のもの (動的に挿入された広告、コンテンツ制御 (CC)、試合の得点や選手の情報といったメタデータ、緊急発表、天候による遅延を伝えるメッセージなど) をどのようにしてユーザーに視聴してもらうかというところが「難しい」部分です。 次に、広告フローがあります。これは広告マーカーの挿入から始まり、ストリーミング形式に応じた広告マーカーの各種 SCTE 形式への動的なパッケージ化、プレイヤーによる広告マーカーの解析、広告の決定と配信へと続き、最後は広告の再生という手順になります。 コンテンツ制御フローでは、テキスト形式のコンテンツが生成されてコントリビューション フィードに追加され、ビデオ コンテンツと共にパス全体に送られます。 メタデータ フローでは、まず各種サブシステムでメタデータが生成され、コンテンツ管理ストレージ (CMS) に追加され、その後 Web ポータルやクライアント プレイヤーに配信されて表示やフェールオーバーなどの目的に使用されます。たとえば、AMS でアセットが発行されストリーミング URL が生成された場合、この URL は完全に自動化および統合された形で下記の方向に送られます。 エンド ユーザーが閲覧、検索、再生できるようにユーザーのビデオ ポータルにフィードを行う…


ACS 認証および ACS トークン認証による AES 暗号化のエンドツーエンド プロトタイプ

 このポストは、11 月 26 日に投稿された An End-to-End Prototype of AES Encryption with ACS Authentication and ACS Token Authorization の翻訳です。 はじめに この記事は、私が以前執筆したブログ記事「ACS 認証および ACS トークン認証による PlayReady 保護のエンドツーエンド プロトタイプ」の続編です。 環境によっては、DRM による完全な保護が必要でない場合や、経済的に見合わない場合があります。このような場合には、代わりに AES暗号化を利用することができます。ただし、AES 暗号化は DRM ではなく、まったくの別物であるという点に注意しなくてはなりません。以下の表に、DRM とAES 暗号化の相違点をまとめましたのでご覧ください。 比較事項 DRM (PlayReady など) AES 暗号化 (AES-128 など) コンテンツ保護か、ファイル保護か コンテンツ コンテンツ 承認されたユーザーは信頼されたユーザーか ☓   承認されたユーザーに許可されている保護されたコンテンツへの操作は、DRM ライセンスに含まれる制限と権利によって制限されます。 ○   承認されたユーザーには、任意のディスプレイ デバイスへのコピー、保存、共有、エクスポートなど、コンテンツのあらゆる操作が許可されます。 保護されるコンテンツの性質 ビデオなど、共有を目的としたコンテンツ ユーザーが共有しないことを前提とした、個人用のコンテンツ…