Azure Mobile Services .NET バックエンドで Table Storage によるページングのサポートを強化

このポストは、10 月 10 日に投稿した Better support for paging with Table Storage in Azure Mobile Services .NET backend の翻訳です。 Azure Mobile Services で .NET バックエンドがリリースされてから、サービス開始以来使用されていた SQL Azure ストレージに加えて、Azure Table Storage および MongoDB データベースにもデータを格納できるようになりました。しかし、Table Storage には Table に存在するアイテム数が多い場合に弱点がありました。Table Storage では SQL クエリのようにアイテムの「スキップ」ができないため、アプリケーションが Table 内のすべてのアイテムを移動する場合にページングを使用することができませんでした。今回の更新により、スキップ/取得の組み合わせを使用する代わりに、Table Storage で「後続リンク (Continuation link)」(HTTP の Link ヘッダー (英語) として公開) を使用してページングを実行できるようになりました。後続リンクにはクライアントがアイテムを追加取得する際に使用するリンクが含まれていて、要求の中にすべてのアイテムが含まれていない場合の応答に使用されます。この後続リンクはクライアントには公開されていなかったため、これまでは大規模な Table を使用することはできませんでした。 .NET…

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Mobile Services iOS SDK のベータ版をリリース

このポストは、10 月 7 日に投稿された Mobile Services Beta iOS SDK Released の翻訳です。 マイクロソフトはこのたび、iOS 用オフライン SDK のベータ版をリリースしました。このバージョンでは新たに、.NET バックエンド モバイル サービスの利用時に Table ストレージにアクセスできるようになりました。 この機能をサポートするために、今回のオフライン SDK では、小規模ながらも重大な変更が行われました。この SDK は最終的にはメインの 2.0 SDK になる予定です。その際、お客様のクライアントのコードのアップグレードが必要となる可能性がありますのでご注意ください。 この重大な変更は、MSReadQueryBlock の型定義に適用されています。 従来の定義 typedef void (^MSReadQueryBlock)(NSArray *items,                                 NSInteger totalCount,                                 NSError *error); 新しい定義 typedef void (^MSReadQueryBlock)(MSQueryResult *result,                                  NSError *error); この型定義では新しいクラスの MSQueryResult を使用しています。これにはアイテムの合計数や継続リンクなど、結果とそのプロパティが含まれます (これは Table ストレージで使用されます)。 このため、readWithCompletion などでこのメソッドを呼び出す場合は、下記のような変更が必要になります。…

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Azure Mobile Services の .NET バックエンドの更新: ログイン スコープのカスタマイズ、シングル サインオン、新しい ASP.NET Web API のサポート

このポストは、10 月 2 日に投稿された Custom Login Scopes, Single Sign-On, new ASP.NET Web API – updates to the Azure Mobile Services .NET backend の翻訳です。 このたびマイクロソフトは、Azure Mobile Services の .NET バックエンドを大幅に更新しました。ここではその更新の一部として下記の内容をご紹介します。 認証プロバイダーからのスコープのカスタマイズが可能に Windows ストア アプリケーションのシングル サインオンをサポート 依存関係を Web API 5.2 に更新 Azure Mobile Services .NET についてあまり詳しくない方はこちらのブログ記事で概要をご理解のうえ、こちらのサイトで Azure Mobile Services の詳細についてご確認ください。 更新版の入手 最新の更新版は、これまでと同様に NuGet Package Explorer からダウンロードしてプロジェクトに適用できます。ソリューション エクスプローラーでお客様のプロジェクトのプロジェクト…

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Mobile Services の Android SDK で Future のサポートと大幅な変更を実施

このポストは、8 月 4 日に投稿した Futures support and breaking changes in the Mobile Services Android SDK の翻訳です。 このたび、Azure Mobile Services の Android SDK においてメジャー アップデートがリリースされました。Android での非同期呼び出しの利用方法に関して皆様からお寄せいただいたご意見に基づいて、すべての非同期処理で Future (英語) がサポートされるようになりました。これにより、いくつものコールバックをネストすることなく、複数の非同期処理を (バックグラウンドのスレッドで) 簡単に実行できるようになります。今回の変更は、既存の機能に追加的に提供される (つまり、コールバック パラメーターを取るメソッドと共存する形で、Future を返す新しいメソッドが提供される) ケースがほとんどですが、より高度なシナリオで使用される一部の基本的なインターフェイス (ServiceFilter (英語) など) については大幅な変更が行われました。そのため、Mobile Services の Android SDK で非同期処理を実行する際に、Future が既定のモデルとなりました。今回のリリースではオフラインのサポートも追加されていますが、ここでは大幅な変更点に絞ってご説明したいため、オフラインについては今後のブログでご説明することにします。 このブログの以降のセクションでは、サポートされる新機能と一連の大幅な変更点についてご説明します。新しい SDK をお試しになりたい方は、https://aka.ms/Iajk6q (英語) で入手いただけます。ただし、あくまでもアルファ版であり変更される可能性があることをご了承ください。 Future ここでは新しくサポートされた Future を使用してコードをよりシンプルに記述する例をご紹介します。複数の処理を実行する必要がある場合、これまではコールバックのネストによって作業に支障をきたすことがありました。たとえば、クエリ結果によってアイテムを更新するという処理を繰り返し実行する場合、コールバック ベースだと次のようにコードが複雑になる可能性があります。 final…

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Mobile Services のオフライン同期

このポストは、7 月 30 日に投稿した Offline Sync for Mobile Services の翻訳です。 最新のモバイル アプリを開発する際には、エンド ユーザーが必ずしもネットワークにアクセスできるわけではないという実態を考慮する必要があります。ネットワークにアクセスできない状況は、一時的なネットワーク障害の場合もあれば、モバイル アプリをよく使用する場所が接続の悪い遠隔エリアであるという場合もあります。 こうした実態を考慮したアプリの開発を容易にするために、Azure Mobile Services SDK では、バックエンド データとデバイス上のローカル データベースを同期する機能をプレビュー版として提供しています。この機能は JavaScript と .NET の両方のバックエンドで利用可能で、Windows ストア、Windows Phone (英語)、iOS (英語)、Xamarin iOS (英語)、Xamarin Android (英語) という複数のクライアントをサポートしています (将来的には、Android および HTML クライアントのサポートも追加される予定です)。 先日には Windows ユニバーサル アプリのオフライン サポート (英語) が公開されたため、共通のコードベースを使用して、Windows ストアと Windows Phone の両方で動作するオフライン対応アプリを作成することができるようになりました。 アプリがオフライン モードになっている場合でも、ユーザーはデータを作成および修正することができ、データはローカル ストアに保存されます。アプリがオンライン状態に戻ると、ローカルで行った変更が Mobile Services バックエンドと同期されます。この機能では、同じレコードがクライアントとバックエンドの両方で変更された場合の競合の検出もサポートしています。…

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Azure Mobile Services の .NET 向けの最新機能

このポストは、7 月 28 日に投稿した Azure Mobile Services .NET Updates (著者: Henrik) の翻訳です。 Azure Mobile Services の .NET (英語) 向けの新機能をリリースしました。 ASP.NET Web API CORS を使用した CORS のサポートにより、CORS ポリシーをサービス、コントローラー、アクションのレベルごとに指定できます。 拡張可能な認証モデルにより、Mobile Services のクライアントでどの認証機構を利用可能にするかをコントロールできます。たとえば、標準でサポートされている Azure Active Directory、Twitter、Facebook、Google、Microsoft アカウントに追加して、またはそれらの代わりに、独自の認証機構を使用することができます。 サーバー側のフローを使用した Azure Active Directory 認証のサポートにより、クライアント認証がよりシンプルになります。 Azure Mobile Services の .NET での開発が初めての方は、こちらの概説をお読みになってください。Azure Mobile Services の情報全般はこちら (英語) にあります。 ご意見、ご質問などございましたら、MSDN フォーラムまたは Twitter (@frystyk) からいつでもお寄せください。…

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新時代のハイブリッド クラウド

このポストは、7 月 22 日に投稿した Not your father’s #hybridCloud の翻訳です。 現代のビジネスにおいて、俊敏性を実現することは企業の最重要課題となっています。Microsoft Azure は柔軟性の高いインフラストラクチャと世界トップレベルのツールによって、企業がごく短期間でそのためのソリューションを実現できるよう支援を行っています。しかし実際のところ、企業には、最新のテクノロジを採用して効率性と拡張性を高めていく必要がある一方で、今ある既存のリソースやインフラストラクチャを最大限に活用することが求められています。そのため、生産性を向上させるには、今後クラウドとオンプレミスの両方のリソースを組み合わせたハイブリッド ソリューションが必要不可欠となることは間違いありません。 5 月には、Azure BizTalk Services スイートの新機能である Hybrid Connections (英語) がリリースされました。Hybrid Connections は、Azure Web Sites および Mobile Services をオンプレミスのデータベースやサービスに直接安全に接続することができるターンキー ソリューションです。これを使用すれば、受信トラフィックを許可するようにファイアウォールを設定したり、VPN ゲートウェイをデプロイしたりする必要はありません。 既に多くのお客様が Hybrid Connections を使用して迅速にハイブリッド ソリューションのプロトタイプ作成およびデプロイを行っており、次のようにパターン化されつつあります。 容易な移行: Hybrid Connections では、既存のオンプレミスの Web ワークロードを利用して、Azure Web Sites に再デプロイすることができます。その場合も、コードを 1 行も変更することなく、サイトが依存関係にあるオンプレミスのデータベースおよびサービスに安全にアクセスできます。 開発/テスト: 企業は Azure の柔軟性の高いインフラストラクチャを活用して、迅速に新しいソリューションの開発とテストを行っています。Hybrid Connections を使用すれば、ネットワーク境界を変更しなくても、これらの新しいソリューションをオンプレミスのデータおよびサービスに簡単に接続できます。準備ができたら、パブリック クラウド、プライベート…

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Capptain 社買収のお知らせ

このポストは、5 月 28 日に投稿した Announcing the Acquisition of Capptain の翻訳です。 今日、モビリティは、人々が暮らし、働き、互いにつながるうえでの原動力となっています。このモバイルの世界を支えているのがクラウドです。こうしたモバイル環境で、お客様や社員は一様に、重要な情報をリアルタイムに共有し、外出先での生産性を維持しています。また、企業では、お客様にリアルタイムに働きかけることで関係を強化し、最大限の価値をもたらすと共に、ビジネスをより良い方向へ変革しています。 マイクロソフトは、モバイル アプリの可能性を理解し、モバイル アプリ開発を支援するクラウド サービスに多大な投資を行ってきました。そしてこのたび、この重要な領域への取り組みを続けていく一環として、分析に基づくモバイル プッシュ通知を提供する業界トップクラスの Capptain 社を買収しました。これにより、リアルタイムのユーザー分析に基づくプッシュ通知機能という、モバイル アプリ開発におけるマイクロソフトのエンドツーエンド戦略に欠かせない、新たな要素がもたらされます。Capptain のソリューションを使用すると、企業は、顧客や社員の操作をリアルタイムに分析し、それに応じてターゲットを絞ったメッセージや告知、詳細情報、キャンペーン情報をプッシュ通知で送信できます。分析情報を基に、それぞれの顧客に合わせてカスタマイズされた特定のコンテンツを提供し、ビジネス チャンスを最大限に活用することができるのです。 マイクロソフトは現在、Microsoft Azure の幅広いサービスに Capptain のソリューションを統合する作業を進めており、企業の皆様が、顧客や社員に積極的に働きかけるモバイル アプリを開発できるだけでなく、その働きかけの方法を分析して最適化できるようになることを目指しています。当面の間、Capptain の既存ソリューションは、新規のお客様にも、現在ご利用中のお客様にも、引き続きご利用いただけます。 クラウドの機能に支えられたモビリティは、私たちの日々の生産性を高め、つながりを深め、ひらめきを与えてくれるものです。Capptain のチームをマイクロソフトに、そして Azure チームに迎え、お客様のために未来へ向けて前進できることをたいへん嬉しく思います。

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Hybrid Connections (プレビュー)

このポストは、5 月 13 日に投稿された Hybrid Connections (Preview) の翻訳です。 今回導入された Hybrid Connections は、Azure 上でハイブリッド アプリケーションを簡単に構築できる画期的な新機能です。Hybrid Connections は Azure BizTalk Services の機能で、Azure 管理ポータルから簡単な操作を実行するだけで、Azure Web サイトやモバイル サービスをオンプレミスのサービスおよびデータに接続できます。また、無料版の Azure BizTalk Services も導入され、この新しいハイブリッド接続をお気軽に体験していただくことができます。 Hybrid Connections では、Azure Web Sites でサポートされるフレームワーク (.NET、PHP、Java、Python、node.js) と Mobile Services でサポートされるフレームワーク (node.js、.NET) がすべてサポートされます。多くのアプリケーション固有のプロトコルを含むさまざまなマイクロソフト製および他社製 LOB アプリケーションもサポートされますが、一部サポートが制限される場合もあります。Hybrid Connections では、ネットワーク境界に対する変更 (VPN ゲートウェイの構成や、受信トラフィックに対するファイアウォール ポートの開放など) は必要ありません。Hybrid Connections を使用することで、企業の管理者は、ハイブリッド アプリケーションによってアクセスされるリソースを管理および把握することができます。 Hybrid Connections により、Azure…

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Azure Active Directory のモバイル サービス向け機能でロール ベースのアクセス制御が可能に

このポストは、3 月 4 日に投稿された Roles-Based Access Control in Mobile Services and Azure Active Directory の翻訳です。 編集メモ: 今回は、Matthew Henderson の記事をご紹介します。 マイクロソフトは 11 月に、モバイル サービスの ID プロバイダーとして機能する Azure Active Directory (AAD) のプレビュー版を発表 (英語) しました。その目的は、企業の開発者が従業員向けモバイル アプリケーションを簡単に構築できるようにすることです。現在プレビュー版をご利用中のお客様は、基本的な認証はもちろんですが、ユーザーのタイプを識別して認証の意思決定を行うことが必要な場合が多くあったと思います。ロール ベースのアクセス制御 (RBAC) では、ユーザーが保持するロールに対して権限を割り当てることにより、可能な操作の範囲をユーザーのタイプ別に適切に定義することができます。幸いにも、基本的な RBAC は Azure モバイル サービスに簡単に追加することができます。この記事では、その方法についてご紹介します。 この手順に従うには、Azure Active Directory のモバイル サービス向け統合機能のプレビュー版を登録する必要があります。登録を希望される場合は、MobileServices@microsoft.com まで電子メールをお送りください。 背景 セールス チーム向けのアプリケーションを開発する場合について考えてみましょう。アプリケーションにアクセスするには、会社のディレクトリのメンバーに所属しているだけでなく、セールス グループに割り当てられている必要もあります。ここで、サーバー側に追加しなければならないロジックについて考えます。認証されたセールス チームのメンバーのみがアプリケーションにアクセスできるようにしましょう (モバイル サービスで Azure…

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