Azure VM の OS ドライブの容量制限が 8 倍に


このポストは、3 月 25 日に投稿された Azure VM OS drive limit has octupled! の翻訳です。

先日まで Azure Virtual Machines の OS ドライブの最大サイズは 127 GB に制限されていました。Virtual Machines を Azure Marketplace からデプロイしている場合はこれでも十分でしたが、より大きな OS ドライブを搭載している物理マシンやオンプレミスの仮想マシンを移行する場合では、利便性に欠けていました。

今回、OS ドライブの最大サイズが 8 倍の 1,023 GB に引き上げられました。これを受けて、先日 Windows と Linux の両方の VM で 127 GB の制限を解除する更新が全世界に向けてロールアウトされました。この更新は公開されているすべてのリージョンで適用され、さらに中国国内と Government Cloud でも近いうちに適用される予定です。

今回、OS ドライブの容量制限が引き上げられましたが、OS ドライブを運用環境の高負荷のワークロードに使用することは推奨されません。ディスク キャッシュは OS のパフォーマンス向上のために最適化されており、永続的なデータの処理が必要となるアプリケーションでは、アタッチされたデータ ドライブを使用することでスループットが向上します。推奨事項はそのまま引き継がれますが、127 GB の最大サイズ制限は適用されなくなりました。このため、特にオンプレミスで OS ドライブに 127 GB を超えるアプリやデータを保存している場合、Azure への VM の移行作業がより簡単かつスムーズに行えるようになります。

Azure VM で実行されているアプリケーションのうち特に入出力処理の負荷が高いものについては、これまでの推奨事項が引き続き適用されます。入出力処理のパフォーマンスを最大化する必要がある場合、またはハードウェア障害発生時や再起動時のディスクの永続性を維持する必要がある場合は、現在プレビュー期間中の Premium Storage を使用することもできます。このサービスではディスクがストライピングされ、VM 1 台あたり最大 50,000 IOPS の処理能力を持たせることが可能です。Azure Storage サービスでのバックアップが不要な高負荷アプリケーションの場合 (再起動時やハードウェア障害発生時のデータの保持が不要な場合) は、一時ドライブとして SSD を使用する D シリーズの VM の利用もご検討ください。

なお、Azure Gallery/Marketplace の VM イメージおよび既にデプロイ済みの VM 用に OS ドライブ サイズを引き上げる計画はありません。OS ドライブの容量制限を引き上げたのは、オンプレミスから VHD を移行できるようにするためです。

今回、OS ドライブの容量制限が 127 GB から 8 倍増となりましたが、これに合わせて既存のドキュメントが更新されました。Azure の災害復旧および移行サービスにも、この新しい 1,023 GB の制限が反映されます。

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