無料版 Azure App Service の帯域幅クオータを変更


このポストは、3 月 25 日に投稿された Bandwidth Quota changes to the Free offer of Azure App Service の翻訳です。

無料版の Azure App Service では、付属のストレージと帯域幅を含め最大 10 個の無料 Web アプリがサポートされています。これには、リージョン内のすべての Web アプリ (最大 10 個) に対する、1 日あたり 165 MB の帯域幅クオータが含まれています。1 リージョン、1 か月あたりの帯域幅に換算すると、合計で 5 GB となります。これまで、このクオータは日単位で適用され、制限値に達するとその日は Web アプリの使用が一時的に停止されるようになっていました。つまり、1 日のうちに 1 つの Web アプリ (最大 10 個まで使用可能なもののうちの 1 つ) が 165 MB の制限値まで使用すると 10 個すべての Web アプリがその日いっぱいは使用できなくなっていました。

無料版のサービスでホストされている Web アプリを使用していて、月の特定の日にトラフィック量が特に増加する場合や、1 日あたり 165 MB 以上の帯域幅が必要なテストを実行する場合もあります。従来の無料クオータの考え方ではこのようなシナリオには適さないため、先日無料版の帯域幅クオータを変更し、制限を若干緩和しました。今回の変更により、未使用分の帯域幅を月末までは翌日に繰り越せるようになります。なお、毎月 1 日には、再度 1 日あたり 165 MB に戻ります。

注: 運用環境用およびミッション クリティカルな Web アプリでは、有料プランを使用することを強く推奨します。

次の表では、帯域幅がどのように繰り越されるか、例を用いて解説しています。

元の 1 日あたりの制限量 = 165 MB

1 日あたりの制限量 = 元の 1 日あたりの制限量 + 繰り越されたクオータ

繰り越されたクオータ (MB)

1 日あたりの制限量 (MB)

1 日の使用量 (MB)

超過の有無

1 月

1

0

165

65

なし

1 月

2

100

265

200

なし

1 月

3

65

230

240

あり

1 月

4

0

165

.

.

1 月

.

.

.

.

.

1 月

.

.

.

.

.

1 月

30

300

465

245

なし

2 月

1

0

165

.

 

上記の例では、まず 1 月 1 日に 165 MB が割り当てられましたが、この日は 65 MB しか使用していません。残りの 100 MB は 1 月 2 日に繰り越されるので、1 月 2 日には 265 MB (100 MB + 165 MB) まで使用できます。1 月 3 日には 240 MB を使用し、この日の制限量である 230 MB を超過したため、翌 4 日の制限量は 165 MB となりました。2 月 1 日は月の初日であるため、繰り越し量がリセットされ、再度 165 MB から始まります。

Comments (0)

Skip to main content