Azure Media Services と Azure CDN (Content Delivery Network) の統合を発表


このポストは、3 月 17 日に投稿された Announcing Azure Media Services integration with Azure CDN (Content Delivery Network) の翻訳です。

このたび、Azure Media Services が Azure CDN と完全に統合されました。これにより今後は、Azure 管理ポータルや Media Services の REST API 2.9.NET SDK 3.1.0.2 (英語) を使用して、Media Services の任意のストリーミング エンドポイントに対して Azure CDN を簡単に有効化することができます。また、閲覧者を数千人から数十万人に拡大したり、パフォーマンスを向上させるために、世界各地の CDN POP を活用できます。CDN では、コンテンツのキャッシュと配信をエンド ユーザーに最も近い CDN POP から行います。コンテンツをユーザーの近くに移動させることにより、配信の所要時間を短縮し、全体的なユーザー エクスペリエンスを大幅に向上させることができます。

CDN を使用しない場合、ユーザーは Azure Media Services のアカウントに関連付けられたデータセンターからメディア コンテンツに直接アクセスします。これは、ユーザー数が少なく (数百ほど)、Azure Media Services に使用されている Azure データセンターの近くからすべてのユーザーがアクセスしている場合に理想的なワークフローです。しかし、ユーザー数が多かったり (数千ほど)、世界各地からアクセスがあったりする場合には、Azure CDN を有効にしてパフォーマンスを高めることをお勧めします。

価格上のメリット

  • CDN を使用しない場合、各ストリーミング ユニットと、Azure データセンターからの送信トラフィックに対して料金が発生します。一方、CDN を使用する場合は、各ストリーミング ユニットと、CDN POP からエンド ユーザーへの送信トラフィックに対して料金が発生します。Azure データセンターから CDN POP への送信トラフィックに対しては料金が発生しません。

  • Azure CDN では従量課金制を採用しています。他のプロバイダーとは異なり、CDN 固有の最小契約金額が設定されていたり、追加の契約が必要となったりすることはありません。CDN の料金体系の詳細については、http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/cdn/ をご覧ください。

主な特徴

  • データ センターの可用性: CDN の統合は、すべての Azure データ センターで有効になっています (米国西部、米国東部、北ヨーロッパ、西ヨーロッパ、西日本、東日本、東南アジア、東アジア)。
  • ストリーミングのホスト名: CDN を有効化した場合にもストリーミング エンドポイントのホスト名は変わらないため、CDN を有効化した後に、Media Services のワークフローを変更する必要はありません。たとえば、ストリーミング エンドポイントのホスト名が「strasbourg.streaming.mediaservices.windows.net」である場合、CDN を有効化した後もこれとまったく同じホスト名が使用されます。
  • ストリーミング ユニット: CDN を有効化するには、少なくとも 1 つの Media Services のストリーミング ユニットが必要です。既定では、新しいストリーミング エンドポイントを作成するとストリーミング ユニットが自動的に有効化されます。
  • アクティブ化の所要時間: CDN を有効化した後、すべての CDN POP に変更が適用されるまでに 2 時間ほどかかります。
  • CDN の有効化: 新規のストリーミング エンドポイントの場合、新しいエンドポイントを作成するだけで CDN が有効になります。既存のストリーミング エンドポイントの場合は、まずエンドポイントを停止してから CDN を有効化する必要があります。
  • 許可される要求: ストリーミング エンドポイントに対して CDN が有効になっている場合、クライアントはコンテンツを配信元から直接要求することはできません。CDN を使用する場合と使用しない場合についてコンテンツのテストを行う必要がある場合には、別のストリーミング エンドポイントを作成して CDN を無効にしてください。

 

Azure 管理ポータルを使用して、ストリーミング エンドポイントに対して CDN を有効にする手順の詳細については、http://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/media-services-manage-origins/ をご覧ください。

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