テスト用ハイブリッド クラウド環境の新規セットアップ


このポストは、2 月 5 日に投稿された New set of Hybrid Cloud Test Environments の翻訳です。

クラウドのみの仮想ネットワークで開発/テスト環境を作成する方法を説明する資料はたくさんありますが、ハイブリッド クラウドのような、企業内で VPN デバイスへのクロスプレミスの完全な仮想接続を実現するセットアップを説明する資料はなかなか見当たりません。

このニーズにお応えするために、テスト用のハイブリッド クラウド環境に関する以下の記事を公開しました。

この手順に従うと、機能的なクロスプレミスの Azure Virtual Network をセットアップできます。上記の環境ではローカルのインターネット接続とパブリック IP アドレス (1 つ) を使用します。セットアップが完了したら、アプリケーションの開発に着手し、シンプルな IT ワークロードでテストを実施したり、サイト間 VPN 接続とインターネットのパフォーマンスを比較したりすることができます。

: サイト間 VPN 接続のパフォーマンスは ExpressRoute 接続の場合と異なります。

テスト用ハイブリッド クラウド環境のセットアップ (英語) の記事で説明されている構成は次のとおりです。

Corpnet サブネット内のコンピューターは、物理マシン、またはインターネットに直接接続されている単一の Hyper-V サーバー上で実行されている仮想マシンのどちらででもホストできます。

筆者は、上図の構成でセットアップとテストを行いました。

これらの記事を参考にすれば、ハイブリッド クラウドをベースとする IT ワークロード向けの開発/テスト環境や概念実証環境を作成できます。また、これらの環境を使用して Azure の機能をテストすることもできます。

例として、Azure のクロスプレミス Virtual Network でホストされている基幹業務 (LOB) アプリケーション用に Azure の内部ロード バランサーの導入を計画する前に、ロード バランサーが実際にはどのように動作するかを確認する場合について考えます。この場合の手順は次のようになります。

  1. テスト用ハイブリッド クラウド環境のセットアップ (英語) の内容に従って作業を進め、基盤となるインフラストラクチャを作成します。
  2. LOB1 と LOB2 という名前の 2 つの LOB サーバーを追加します。どちらのサーバーでも Windows Server 2012 R2 とインターネット インフォメーション サービス (IIS) を実行し、TestVNET 仮想ネットワークに接続します。
  3. LOB1 と LOB2 の両方で c:\iispub\wwwroot\iisstart.htm ファイルを変更し、Web サーバー名を表示するようにします (ページ本文に <P>LOBx</P> という行を追加するなど)。
  4. 内部負荷分散セットに静的 IP アドレスを設定し、認証されていない Web トラフィックを LOB1 と LOB2 に流すエンドポイントを構成します。詳細については内部負荷分散セットの構成の記事をお読みください。
  5. “LOBAPP” という名前から内部負荷分散セットの静的 IP アドレスを割り出すための DNS レコードを追加します。

これで、下記のような構成が作成されます。

この構成で、Corpnet サブネットの CLIENT1 で Internet Explorer を開き、http://lobapp にアクセスします。このとき、実際に CLIENT1 の要求に対してサービスを提供している Web サーバーの名前に注目してください。Internet Explorer で何回かページを更新すると、Web サーバー名が変化するのが確認できます。

ほかにもさまざまなことをお試しいただき、Azure の機能についてより深くご理解いただけますと幸いです。

Joe Davies
シニア コンテンツ デベロッパー

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