継続的な技術革新: マイクロソフトが Storage、Azure SQL Database、ID およびアクセス管理、Media Services に関する更新を発表


このポストは、12 月 11 日に投稿された Continued Innovation: Microsoft announces updates across Storage, Azure SQL Database, Identity and Access Management and Media Services の翻訳です。

今日、企業の従業員はかつてないほど活発にモバイルを利用し、技術的な知識を身に付けています。そして企業は従業員がいつでもどこでも、好きなデバイスを利用して生産性を維持できるように尽力しています。これを実現するためには、柔軟性、スピード、信頼性を備えたクラウド ソリューションが欠かせません。今回、マイクロソフトはエンタープライズ向けサービスを強化し、Storage、Azure SQL Database、Azure Active Directory などの多数の Azure サービスに新機能や機能強化を実施しました。

 

ハイ パフォーマンス ワークロードに対応するPremium Storage プレビュー版

10 月 20 日に Scott Guthrie が多数のクラウドの技術革新について発表しましたが、その中には Premium Storage も含まれていました。今回、このサービスのプレビュー版の提供が開始されました。Premium Storage は、入出力処理の負荷が高いワークロードのサポートを目的としており、最新のテクノロジであるソリッド ステート ドライブ (SSD) にデータを保存し、VM 1 台につき最大 32 TB のストレージを提供します。各 VM で 50,000 IOPS を超えるパフォーマンスを実現し、すべての読み取り操作のレイテンシは 1 ミリ秒以下となります。Premium Storage を利用することで、SQL Server、Dynamics AX、Dynamics CRM、Exchange Server、MySQL、SAP Business Suite といった高負荷のエンタープライズ アプリケーションをクラウドに完全に移行することができます。

 

Azure SQL Database の機能強化

今回新たに Azure SQL Database のプレビュー版が公開されました。このプレビュー版は、SQL Server エンジンとのほぼ完全な互換性を持ち、Premium レベルをしのぐパフォーマンスを実現します。この新しいサービス アーキテクチャをご利用のお客様には魅力的な機能が提供されます。業界最先端のインメモリ テクノロジがクラウドで利用可能になり、SQL Server Database アプリケーションの Azure への移行を効率化する新機能が追加され、また高負荷のデータベース ワークロードを実行する際のパフォーマンスが大幅に強化されています。内部テストで 6 億行を超すデータのクエリを実行したところ、新しいプレビュー版の Premium レベルのパフォーマンスは現在の同レベルの SQL Database の約 5 倍となり、さらにインメモリの Columnstore テクノロジを適用した場合には最大 100 倍となることが実証されました。詳細については、プレビュー版の利用開始に関するページ (英語) をご覧ください。

 

Azure Active Directory の機能強化と Azure RemoteApp の一般提供開始

生産性を維持するためには、いつでも社内リソースにアクセスできる必要があります。しかし、機密情報に当たる基幹業務 (LOB) アプリケーションやレガシ アプリケーションなどの社内リソースを異なるデバイス プラットフォームで利用できるようにすることは、簡単な作業ではありません。マイクロソフトでは ID およびアクセス管理サービスに関連する技術革新を継続しており、これまでで最大規模の Azure Active Directory の機能更新をリリースし、Azure RemoteApp の一般提供を開始しました。

Active Directory を利用することで、企業は高まり続ける ID およびアクセス管理のニーズに対応できます。今後も、充実した新機能を頻繁にリリースすることにより、Active Directory の強化を進めていく予定です。その一環として、今回は以下の機能強化を発表しました。

  • Azure Active Directory アプリケーション プロキシは、Azure Active Directory の Premium Edition および Basic Edition で利用可能な新しい機能で、オンプレミスの Web アプリケーションを Azure Active Directory に発行することができます。簡単で安全なプロセスにより、Azure Active Directory を利用してオンプレミスでホストされている Web アプリケーションを発行し、SaaS (サービスとしてのソフトウェア) アプリケーションと同様の方法で外部ユーザーに提供することが可能です。シングル サインオンに加え、ユーザーベースおよびグループベースのアクセス管理を利用することができ、エンド ユーザーのアクセス パネル (myapps) には、社内アプリが SaaS アプリと並んで表示されます。
  • 管理単位を使用した Azure Active Directory での管理の委任のパブリック プレビュー版の提供が開始されました。この論理コンテナーにはユーザーやグループを含めることができるほか、メンバーのパスワードおよびユーザー アクセスの管理を個々のユーザーに委任することができます。
  • 今回パブリック プレビュー版として提供が開始された別の機能では、HTML のサインイン ページを採用するすべての Web アプリケーション (Azure Active Directory アプリケーション ギャラリー以外のアプリケーションも含む) に、パスワードベースのシングル サインオンを設定することができます。
  • ユーザーのアクセス パネルに、特定の SharePoint ページへのリンクや、Active Directory フェデレーション サービスを利用する Web アプリへのディープ リンクといった任意のリンクを追加できるようになりました。また、Azure Active Directory Premium を Office 365 管理ポータルから直接オンラインで購入できるようになりました。Azure Active Directory Premium のライセンスを必要な数だけ購入することが可能です。購入後は、https://aka.ms/accessAAD にアクセスするか、Office 365 管理ポータルの関連するリンクを使用して、Azure Active Directory を容易に管理することができます。上記を含む Azure Active Directory の新機能と、利用を開始する方法の詳細については、Active Directory チームのブログ (英語) をご覧ください。

 

Azure RemoteApp では、Azure クラウドからリモート アプリケーションを配信できます。ユーザーは、各自が使用しているデバイスに対応したリモート デスクトップ クライアント (英語) からこれらのアプリケーションにアクセスすることができます。さらに、変化するビジネス ニーズに応じて、アプリケーションをスケールアップまたはスケールダウンすることが可能です。そのため、高額なインフラストラクチャ費用をかける必要はなく、管理が複雑化する心配もありません。先日ご案内したように、Azure RemoteApp は現在 13 のリージョンで提供されています。これには、北米の 6 つすべてのパブリック リージョン、ヨーロッパの 2 つのリージョン、アジアと日本の 4 つのリージョン、南米の 1 つのリージョンが含まれます。数か月以内には、オーストラリアの 2 つのリージョンでも提供が開始される予定です。

 

Azure Site Recovery の機能強化

Azure Site Recovery に新たに、System Center Virtual Machine Manager を利用することなく、直接 Azure に Virtual Machines (VM) を複製し復旧に使用できる機能が追加されました。Site Recovery では、Azure に VM を複製し、それらを Azure で復旧するなど、複数のデプロイメント モデルが提供されています。System Center Virtual Machine Manager コンポーネントと統合すると、独自の災害復旧用のセカンダリ拠点を維持するコストや複雑さをなくし、高度な自動化と利便性を実現できます。少数の VM を保護している場合や、他の管理ツールを使用している場合には、System Center Virtual Machine Manager を使用せずに Azure の Hyper-V VM を保護することも可能になりました。

 

Azure Media Services のライブ チャネルの一般提供開始

最後に、Azure Media Services のライブ チャネルの一般提供開始についてご紹介します。これは、10 局以上の国際的な放送局によって、2014 年のソチ冬季オリンピックや FIFA ワールド カップをシームレスに配信するために採用されたストリーミング ソリューションです。すべてのお客様に、Azure サービス レベル アグリーメント (SLA) による完全な保証が提供されます。機能および料金の詳細については、ライブ ストリーミングの利用開始についてのブログ記事、Media Services または Media Services の料金の Web ページ、MSDN のライブ ストリーミングのセクションをご覧ください。

マイクロソフトは、クラウドの世界に柔軟性と生産性をもたらす技術革新を提供するために重点的に取り組んでいます。今すぐに Azure.com にアクセスして詳細をご確認になり、ぜひ無料試用版をお試しください。また、今回の発表の詳細については、Scott Guthrie (英語) (翻訳 SATO NAOKI ブログ: Azure: Premium Storage、RemoteApp、SQL Databaseのアップデート、ライブ メディア ストリーミング、Searchなど) のブログ記事もご覧ください。

 

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