Azure HPC & Batch チームが SC14 カンファレンスに参加


このポストは、11 月 18 日に投稿された Azure HPC and Batch Team at SC14 Conference の翻訳です。

Azure のビッグ コンピューティング担当チームは、今週開催される高性能コンピューティングと分析に関する年次カンファレンス SC14 (英語) に参加します。今年は Azure HPC チームにとってすばらしい一年でした。SC14 の場でお客様やパートナーの皆様とクラウドのビッグ コンピューティングについて意見交換できることを楽しみにしています。

また、数週間前には Azure Batch のプレビュー版をリリースしました。この新しいマネージド サービスは、コンピューティング リソースの自動スケーリングが可能な「サービスとしてのジョブ スケジューリング」を提供するもので、これにより Azure で大規模な並行コンピューティングと高性能コンピューティング (HPC) を容易に実行できるようになります。これまでに、ゲノミクス、財務リスク、イメージ処理などに関連するさまざまな業界のお客様が大規模なクラウド ソリューションの構築に Batch を選択しています。あるお客様は、10,000 基のコアを組織であまりにも容易に使用できることに驚いていました。また、150,000 基のコアを試してみたいとおっしゃるお客様もいらっしゃいます。マイクロソフトでは、ニーズの大きさにかかわらずお客様を全力でサポートさせていただきます。

 

Azure の HPC

SC カンファレンスは、Azure のパフォーマンスを語るうえで最高の舞台となります。Azure の A8 VM および A9 VM は、Mellanox QDR InfiniBand とリモート ダイレクト メモリ アクセス (RDMA) による低レイテンシ ネットワークが備わった唯一のパブリック クラウド製品です。これらの VM を通じて、今日の高性能アプリケーション向けにベアメタル パフォーマンスをクラウドからオンデマンドで提供します。

Intel Corporation は Azure HPC の主要協力企業の 1 社です。パフォーマンス方面で緊密に連携しており、A8 および A9 の VM 用に Intel 製プロセッサを採用しています。お客様からは Intel MPI をアプリケーションで使用し、クラウドを利用してさらに多くのジョブを実行したいという声が多数寄せられています。こうしたご要望にお応えすべく、このたび Intel MPI Library (英語) が Microsoft Azure に対応し、InfiniBand ネットワークと RDMA 機能をフル活用できるようになりました。SC14 の私たちのブースにお越しくだされば、Microsoft Azure で稼働する MPI アプリケーションのすばらしいパフォーマンスをご覧いただけます。

また、Flexera Software 社は先日、FlexNet Licensing (英語) の Microsoft Azure 対応を発表しました。ソフトウェアの収益化を可能する FlexNet Licensing を採用しているアプリケーションの数は 20,000 を超え、その中には高性能コンピューティング (HPC) ユーザーにとって重要なアプリケーションも多数含まれます。このサポートにより、ソフトウェア ベンダーはオンデマンドやピーク時に使用できる新しいライセンス モデルをクラウドで提供できるようになりました。また、お客様は既存のライセンス サーバーを使用してクラスターの機能をクラウドに拡張することができます。ANSYS 社は Azure で FlexNet Licensing と MPI の優れたパフォーマンスを活用する最初のソフトウェア ベンダーの 1 社となりました。

商用ツールかオープン ソース ツールか、あるいは、Windows か Linux かを問わず、Azure はあらゆるアプリケーションを実行するのに最適な環境を提供します。SC14 の私たちのブースでは、Affymetrix 社のゲノミクス分析アプリケーションを Linux 上で実行するデモをお見せします。また、Univa 社のデモでは Grid Engine™ を Azure 上で実行し、Azure Virtual Machines で構築した Linux クラスター上の作業をスケジュール設定するプロセスをお見せします。喜ばしいことに、今では Univa 社もネイティブ Windows 版 Grid Engine™ を提供しています。

 

新しい HPC Pack と MS-MPI Update

HPC Pack 2012 R2 の Update 1 と新バージョンの Microsoft MPI (MS-MPI) (英語) のダウンロード提供が開始されました。HPC Pack はマイクロソフトが提供する無料のクラスター マネージャーでありジョブ スケジューラーです。HPC Pack を使用するとオンプレミス クラスターのセットアップや Azure への拡張を簡単に行うことができます。私たちはこれを「Azure Burst」と呼んでいます。Virtual Machines のセットアップはウィザードで実行でき、HPC ジョブ スケジューラーがインターネットや VPN、ExpressRoute に接続するジョブを実行します。

Update 1 を使用すると、クラスターのクラウドへの完全デプロイがずっと容易になります。まずは、Azure Marketplace から HPC Pack VM イメージを入手し、PowerShell スクリプトを使用してクラスターやコンピューティング ノードをデプロイしてください。それが Azure で HPC ジョブを実行し始める最も簡単な方法です。

こうした機能強化は、マイクロソフトが継続的に行っている取り組みの 1 つであり、お客様がハイブリッド ソリューションとクラウド ソリューション向けに提供している Azure のパフォーマンスとスケーラビリティを利用して、可能な限り容易に大きな成果を達成できるようにすることを目標としています。マイクロソフトでは 2015 年に向けて、早期に導入を実施されたお客様と緊密に連携してエキサイティングなプランを立てているところです。ぜひ SC14 にお越しいただき、クラウドの HPC で何を実現できるかを一緒に検討させていただければ幸いです。ご質問は Azure Batch フォーラム (英語) でも承っております。

Alex Sutton
Azure HPC & Bach コンピューティング チーム

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