OSMF 用 Microsoft Adaptive Streaming プラグインの更新


このポストは、10 月 27 日に投稿された Microsoft Adaptive Streaming Plugin for OSMF Update の翻訳です。

Microsoft Azure Media Services で、OSMF (Open Source Media Framework) 用 Microsoft Adaptive Streaming プラグインの更新版 (v.1.0.12) がリリースされました。この最新リリースには、AES 暗号化コンテンツによるオンデマンド Live Smooth Streaming のサポートや、Azure Media Services によるオンデマンド MPEG-DASH のサポートが含まれており、こちらのダウンロード ページ (英語) から入手可能です。

このプラグインを使用することで、現在の Microsoft Azure Media Services をそのまま使用しながら、Smooth Streaming や DASH コンテンツを簡単に再生し、Adobe Flash Player 環境のリッチなメディア エクスペリエンスを楽しむことができるようになります。

新機能

この最新バージョンでは新たに以下がサポートされます。

  • AES-128 ビット暗号化コンテンツのサポートによる、オンデマンド Smooth Streaming の再生 (再生、一時停止、シーク、停止)
  • AES-128 ビット暗号化コンテンツのサポートによる、Live Smooth Streaming および DVR 再生 (再生、一時停止、シーク、DVR、Go-to-Live)
  • Microsoft Azure Media Services によるオンデマンド MPEG-DASH (再生、一時停止、シーク、停止)
  • ビデオ コーデックのサポート – H.264
  • オーディオ コーデックのサポート – AAC
  • OSMF の組み込み API による複数オーディオ言語の切り替え
  • OSMF の組み込み API による再生品質の選択
  • 複数タイムスケールのサポート
  • Adobe® Flash® Player 11.4 以降
  • 本バージョンがサポートするのは OSMF 2.0 のみ

注意: MPEG-DASH のサポートと機能は Microsoft Azure Media Services が独自に提供するものであり、変更される可能性があります。

ヒント: 最新の AES 機能は、Azure Media Services の Content Protection サービスで使用することができます。詳細については、「Azure Media Services の Content Protection (コンテンツ保護) サービスを公開」を参照してください。

サポートされる機能、サポートされない機能、既知の問題については、こちらのドキュメント (英語) を参照してください。

使用方法

プラグインの読み込み

OSMF プラグインは、静的な読み込み (コンパイル時) と動的な読み込み (実行時) の両方に対応しています。OSMF 用プラグインには動的バージョンと静的バージョンがあり、いずれもこちらのダウンロード ページ (英語) から入手できます。

  • 静的な読み込み: 静的な読み込みにはスタティック ライブラリ (SWC) ファイルが必要です。静的プラグインはプロジェクトに対する参照として追加され、コンパイル時に最終出力ファイルにマージされます。
  • 動的な読み込み: 動的な読み込みにはプリコンパイル済み (SWF) ファイルが必要です。動的プラグインは実行時に読み込まれ、プロジェクトの出力には格納されません。動的プラグインは HTTP および FILE プロトコルを使って読み込むことができます。

OSMF MediaFactory 用プラグインの読み込み

カスタム プレイヤー エクスペリエンスや OSMF 2.0 API の使用を目的に OSMF MediaFactory を使ってプラグインを動的または静的に読み込む方法については、こちらのドキュメント (英語) を参照してください。AES-128 暗号化コンテンツのサポートを使用した静的な読み込みの例についても同じドキュメントを参照してください。

動的に読み込まれるプラグインと Strobe Media Playback

OSMF 用プラグインは Strobe Media Playback (SMP) と互換性があります。こちらのダウンロード ページ (英語) から入手できる「MSAdaptiveStreamingPlugin-vx.x.x-osmf2.0.swf」と「StrobeMediaPlayback.2.0.swf」をコピーして Web サイトでホストしてください。簡単な使用例については、先ほどのドキュメントを参照してください。

AES-128 暗号化コンテンツの使用

この最新リリースでは、AES-128 暗号化のトークンをプラグイン経由で SMP に渡すことによって Smooth Streaming 再生で使用することができます。トークンを平文でプラグインに渡して AES-128 暗号化コンテンツを再生する方法の例を以下に示します。ご覧いただくとわかるとおり、「AdaptiveStreamingPlugin_encryptionKeyToken」パラメーターを flashvars 値と埋め込みの flashvars の両方に渡すことで処理が実現されています。トークンを正常に渡すにはトークンのエンコードが必要です。エンコードの方法については次のセクションで説明します。

<html>
<object width="920" height="640">
<param name="movie" value="http://yourdomain/StrobeMediaPlayback.2.0.swf"></param>
<param name="flashvars" value="src=http://samplescdn.origin.mediaservices.windows.net/cdc285bd-4f9b-422b-9f9f-c1cabcce04d2/BigBuckBunny.ism/manifest&autoPlay=true&plugin_AdaptiveStreamingPlugin=http://yourdoamin/MSAdaptiveStreamingPlugin-v1.x.x-osmf2.0.swf&AdaptiveStreamingPlugin_retryLive=true&AdaptiveStreamingPlugin_retryInterval=10&AdaptiveStreamingPlugin_encryptionKeyToken=Bearer%3Durn%253amicrosoft%253aazure%253amediaservices%253acontentkeyidentifier%3Dca841fd4-b469-4326-9e61-59b613c63971%26Audience%3Durn%253atest%26ExpiresOn%3D1764547200%26Issuer%3Dhttp%253a%252f%252ftestacs.com%252f%26HMACSHA256%3DoPeHvCz%252fLvc2fBXiH9%252bhoOjslCnrWgezq0DT%252btj6lC4%253d"></param>
<param name="allowFullScreen" value="true"></param>
<param name="allowscriptaccess" value="always"></param>
<param name="wmode" value="direct"></param>
<embed src="http://yourdomain/StrobeMediaPlayback.2.0.swf"
type="application/x-shockwave-flash"
allowscriptaccess="always"
allowfullscreen="true"
wmode="direct"
width="920"
height="640"
flashvars="src=http://samplescdn.origin.mediaservices.windows.net/cdc285bd-4f9b-422b-9f9f-c1cabcce04d2/BigBuckBunny.ism/manifest&autoPlay=true&plugin_AdaptiveStreamingPlugin=http://yourdoamin/MSAdaptiveStreamingPlugin-v1.x.x-osmf2.0.swf&AdaptiveStreamingPlugin_retryLive=true&AdaptiveStreamingPlugin_retryInterval=10&AdaptiveStreamingPlugin_encryptionKeyToken=Bearer%3Durn%253amicrosoft%253aazure%253amediaservices%253acontentkeyidentifier%3Dca841fd4-b469-4326-9e61-59b613c63971%26Audience%3Durn%253atest%26ExpiresOn%3D1764547200%26Issuer%3Dhttp%253a%252f%252ftestacs.com%252f%26HMACSHA256%3DoPeHvCz%252fLvc2fBXiH9%252bhoOjslCnrWgezq0DT%252btj6lC4%253d"></embed>
</object>
</html>

AES-128 で暗号化されていないコンテンツの場合は「AdaptiveStreamingPlugin_encryptionKeyToken」を削除します。

また、AES-128 暗号化コンテンツの再生は Smooth Streaming の場合にのみ可能である点にご注意ください。

URL とトークンのエンコード

AES-128 暗号化コンテンツのソース URL またはトークンに特殊文字が含まれている場合、文字列をエンコードする必要があります。flashvars を使って URL やトークンを正常に渡すには、これらの特殊文字のエンコードが必要になります。エンコードによって、安全性が確保されない ASCII 文字が、「%」と 2 桁の 16 進数の組み合わせに置き換えられます。たとえば、「&」は「%26」になります。

エンコードには、使いやすい無料のオンライン ツール (英語) の使用がお勧めです。

  1. テキスト エリアに URL またはトークンを貼り付け、[Encode] ボタンをクリックします。
  2. 元のトークンがエンコードされます。
  3. エンコードされた URL またはトークンを使用して flashvars にパラメーターを指定します。

元のトークンの例:

Bearer=urn%3amicrosoft%3aazure%3amediaservices%3acontentkeyidentifier=ca841fd4-b469-4326-9e61-59b613c63971&Audience=urn%3atest&ExpiresOn=1764547200&Issuer=http%3a%2f%2ftestacs.com%2f&HMACSHA256=oPeHvCz%2fLvc2fBXiH9%2bhoOjslCnrWgezq0DT%2btj6lC4%3d

エンコードされたトークンの例:

Bearer%3Durn%253amicrosoft%253aazure%253amediaservices%253acontentkeyidentifier%3Dca841fd4-b469-4326-9e61-59b613c63971%26Audience%3Durn%253atest%26ExpiresOn%3D1764547200%26Issuer%3Dhttp%253a%252f%252ftestacs.com%252f%26HMACSHA256%3DoPeHvCz%252fLvc2fBXiH9%252bhoOjslCnrWgezq0DT%252btj6lC4%253d

サンプル

動的に読み込まれるプラグインを使った Strobe Media Playback に関するその他のドキュメントや実際のサンプルについては、こちらのダウンロード ページ (英語) から入手できます。Flash クライアントのアクセス ポリシーにより、一部のブラウザーでサンプルの動作を確認する場合に、「MSAdaptiveStreamingPlugin-vx.x.x-osmf2.0.swf」と「StrobeMediaPlayback.2.0.swf」のコピーと共に、サンプル ページを実際にホストすることが必要な場合があります。

Flash™ ランタイム内でのコンテンツの Smooth Streaming と DASH Streaming をぜひご活用ください。

参照資料

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