Azure Backup の長期保有機能を発表


このポストは、9 月 11 日に投稿された Announcing Long Term Retention for Azure Backup の翻訳です。

マイクロソフトは先日、DPM のクラウド バックアップの長期保有機能 (英語) を発表しました。そして今月リリースされた Azure Backup サービスでは、現在サポートされているすべての Windows Server 製品および Windows Server Essentials 製品のクラウド バックアップ機能が拡張されています。

Azure Backup サービスの Azure Backup フィードバック フォーラム (英語) では、Azure Backup の保有期間の延長が頻繁に話題になっていました。最近発表された Gartner レポート (G00261961 – 「How to Determine If Cloud Backup Is Right for Your Servers (クラウド バックアップが自社のサーバーに適しているかを知るには)」、発行日: 2014 年 2 月 13 日) では、クラウド バックアップの TCO はテープベースのバックアップの TCO を大幅に下回ると報告されています (「テープベースのバックアップのコストは、テープ メディアはきわめて安価だが、ソフト コスト、すなわちバックアップ ソフトウェアや保守費用、人件費が大半を占める」)。テープベースのバックアップの TCO を同じように計算し、テープに代わるバックアップ手段として Azure をご検討ください。

次に、Azure Backup の長期保有機能の使用方法をご紹介します。この機能は短期保有ポリシーの設定に現在使用している構成画面で使用できます。同期頻度として週単位を選択すると、長期保有の期間やスケジュールを指定できます。

図 1: 4 週間おきに日曜午後 9 時にバックアップを実行

保有期間の範囲とスケジュールについて説明する前に、重要な点として Azure Backup の回復ポイントについて説明します。各バックアップは回復ポイントとして保存されます。現時点で最大 120 件の回復ポイントを保存でき、最長保有期間は 120 日です。回復ポイントの上限は最大 120 件ですが、週単位の同期頻度の拡大によって、より長期の保有が可能になっています。新たに指定可能になった最長保有期間は次のとおりです。

x 週間隔で同期

最長保有日数の計算式

最長保有日数

1

120x7x1

840

2

120x7x2

1680

3

120x7x3

2520

4

120x7x4

3360

上記の方法で保有期間の範囲を計算するのではなく、「毎月のバックアップを 5 年間保有したい」といったビジネス要件に応じて保有期間の範囲を指定したい場合は、365 (適宜うるう年を調整) を掛けることで日数を求めることができます。使用されることが多い保有期間の計算方法は次のとおりです。下の表を参考に日数を計算してください。

保有年数

保有日数

うるう年の調整

合計保有日数

1

365×1

+1

366

5

365×5

+2

1827

9

365×9

+3

3288

保有期間を計算したら、[Retention range in days] フィールドに値を入力し、適切な同期間隔を指定します。データの長期保有が可能になった点以外は、機能に変更はありません。下のリンク先にアクセスして実際に使用を開始していただき、ご意見ご感想をお寄せください。よろしくお願いいたします。

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