Azure Site Recovery を使用してオンプレミスの仮想化されたワークロードを Azure に移行


このポストは、8 月 13 日に投稿した Migrate On-Premise Virtualized Workloads to Azure using Azure Site Recovery の翻訳です。

先日、マイクロソフトのサービスとしての災害復旧 (Disaster Recovery as a Service) ソリューション (英語) である Azure Site Recovery のプレビュー版を発表しました。このサービスは企業のプライベート クラウドや Microsoft Azure に、自動保護、非同期複製、仮想ワークロードの順序立てた復旧の機能を提供します。災害復旧のダウンタイムは最小限に抑えられ、データの正確さと一貫性が保証されます。

このサービスは、シンプルで堅牢性が高い点が好評です。大規模な構成、目標復旧時点 (RPO) の細かさ (30 秒から設定可能)、クラス最高レベルのセキュリティと暗号化、セルフサービス型の災害復旧、復旧計画を活用したワンクリックでの災害復旧などの主要機能があります。

Azure Site Recovery は、IT インフラストラクチャの設備投資を抑え運用コストを最適化した、低コストで高機能な災害復旧戦略を実現します。しかも、簡単な操作で追加の開発/テスト環境を個別に展開したり、オンプレミスの仮想マシンを Microsoft Azure に移行したりすることができます。

オープンで多様かつ柔軟なクラウド プラットフォームである Microsoft Azure は、IT 戦略の一環としてクラウドを導入しようとしている企業にとって理想的です。Windows や Linux をはじめとする任意のオペレーティング システムで、SQL Server、Oracle、.NET、Java、PHP、Python、Ruby、Node.js、Hadoop などのさまざまなフレームワークと言語を使用してアプリケーションを開発できます。

オンプレミスの既存の仮想ワークロードを Azure に移行するソリューションを検討する場合は、次の 3 つの条件を考慮する必要があります。

移行中の運用ワークロードによるダウンタイムの削減

  • 運用環境の仮想マシンの移行によるビジネスへの影響を最小限に抑える
  • 移行開始後の目標復旧時間 (RTO) を最小限に抑える。実際の移行処理を開始する前に、運用環境のレプリケーションとプロビジョニングを完了しておく

ダウンタイム ゼロの移行を実行する前に Azure 内のアプリケーションを検証

  • Azure への移行を実行する前に、ネットワーキングとパフォーマンスの要件に注目して、すべてのアプリケーションを検証する
  • 検証作業は運用環境と切り離して行う。移行によって運用環境にダウンタイムが発生したり、悪影響が及んだりすることがあってはならない

シンプルなソリューション

  • 使いやすく、移行作業を容易にするソリューションであること。移行の完了後も変更が可能であること

Azure Site Recovery とその組み込み機能は、上記の基準をすべて満たす統合ソリューションです。このサービスを利用することにより、簡単な操作ですばやく確実に Azure への移行を実現することができます。オンプレミスの仮想アプリケーションを Azure へ移行する手順は次のとおりです。

テスト フェールオーバー (DR ドリル) とネットワーク マッピングにより、実稼働ワークロードに影響を及ぼすことなくアプリケーションとネットワーク構成をテストすることが可能です。テスト フェールオーバーでは、開発/テスト環境をオンデマンドで拡張できるだけでなく、アプリケーションを最終的に Azure に移行する前に、その機能とパフォーマンスを検証することができます。

復旧計画は、多層アプリケーションの複数の仮想マシンをグループ化し、1 つの統合フェールオーバー ユニットにまとめます。このため、簡単なクリック操作で Azure へ移行できるだけでなく、目標復旧時間 (RTO) も短縮されます。復旧計画は、計画されたフェールオーバーもサポートするので、Azure にフェールオーバーする前にオンプレミスのワークロードを正常にシャットダウンすることができます。その時点で仮想マシンの保護を無効化し、Microsoft Azure で実行することができます。ステップごとの詳しい手順については、Azure Site Recovery に関するドキュメント (英語) を参照してください。

Azure Site Recovery は Microsoft Azure ポータルから利用可能です。プライベート クラウド、パートナー クラウド、パブリック クラウドで一貫したシンプルなユーザー エクスペリエンスが提供されます。また、簡単な操作で Azure への移行を実現できます。

Azure Site Recovery の詳細については、プレビュー版発表時の TechEd 2014 のセッション動画 (英語) をご覧ください。他のユーザーと情報を共有したい場合は、MSDN の Azure Site Recovery フォーラム (英語) をご活用ください。

導入の準備ができましたら、詳しい製品情報をご確認のうえ、Azure の無料評価版にサインアップしてください。これで、Azure Site Recovery を使用して Microsoft Azure に仮想ワークロードを移行することができます。

Azure Site Recovery は、Windows Server 2012 R2 で既に仮想化を行っているお客様が Azure への仮想マシンの移行や災害復旧を行う場合の理想的な選択肢です。任意のクラウドで実行中の物理ワークロードまたは Windows Server 2012 R2 以前の仮想ワークロードを Microsoft Azure に移行する必要があるお客様には、InMage の新しいテクノロジを利用した移行サービスをまもなく提供開始する予定です。

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