Azure Web Sites での PDF の生成、およびファイル ベースの証明書の読み込み


このポストは、7 月 25 日に投稿した PDF Generation and loading file based certificates in Azure Websites の翻訳です。

Microsoft Azure Web Sites に関して、マイクロソフトは、普段使用する IIS と親和性の高い開発プラットフォームの実現に力を注いでいます。目指すは、開発者がオンプレミス環境で開発したコードをクラウドにデプロイする際の手順が容易で、煩雑さを感じさせないプラットフォームです。しかし現状では、マルチテナント型サービスに関連することとして、Azure Web Sites で実行されるアプリケーション保護により問題が発生することがあります。そこで今回、これまでは制限のあったシナリオの実行を可能にするために、Basic および Standard のサービスをご利用のお客様に向けて 2 つの新機能をリリースいたします。

SQL Server Reporting Services (レポート ビューアー) を使用した PDF の生成

現在 Azure Web Sites では、さまざまなツールやフレームワークを PDF ファイルの作成に使用できますが、SQL Server Reporting Services は、広く普及しているツールでありながら、これまでは使用することができませんでした。サービスにいくつか変更を加えたことにより、Basic または Standard レベルのインスタンスを実行中の Azure Web Sites のお客様は、このシナリオを実行できるようになりました。現在、PDF 機能はシームレスにご利用いただけます。

ファイル ベースの PFX 証明書の読み込みのサポート

他の HTTP のサービスやエンドポイントへの認証にクライアント証明書を使用するアプリケーションでは、通常、ファイル システムから証明書を読み込み (X509Certificate2 クラスを使用して PFX ファイルを指定)、HTTP 要求の開始時にこの証明書を参照します。Windows がファイルから証明書を読み込む方法では、PFX をファイル システムから読み込むためには、Web アプリケーションでユーザー プロファイルを使用できる必要があります。ユーザー プロファイルを読み込む機能は、通常使用する IIS サーバーでは「アプリケーション プール単位」の設定としてサポートされています。今回 Azure Web Sites 上のアプリケーションが PFX から証明書を読み込めるようにするために、IIS サーバーと同じ設定機能を Azure に追加しました (この機能も、Basic または Standard レベルのインスタンスをご利用のお客様のみ利用可能です)。[App Settings] で [WEBSITE_LOAD_USER_PROFILE] を「1」に設定 (下図参照) すると、Azure Web Sites でユーザー プロファイルを読み込み、特定のアプリケーションで使用できるようになります。これでアプリケーションが PFX ファイルから証明書を読み込めます。次善策を講じる必要はありません。

お客様からのご意見、ご感想は、機能を適切に向上していくうえでたいへん貴重なものです。これまでお客様の関心が高かった上記の 2 つの課題には、最新のリリースで適切に対応できたものと思います。今後も引き続き、お客様からのフィードバックを心よりお待ちしております。

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