新しい Azure 管理ポータルのプレビューの発表と、その他 Azure サービスの更新情報


このポストは、4 月 3 日に投稿された Announcing Preview of New Portal and Exciting Updates to other Azure Services の翻訳です。

マイクロソフトは、現在開催中の開発者向けカンファレンス Build において、Microsoft Azure に複数の更新が適用されることを発表しました。これは、マイクロソフトが掲げる「モバイル ファースト」と「クラウドファースト」を中心とした今日の開発者の技術革新を支援するという壮大なビジョンに沿ったものであり、マイクロソフトが革新的な技術と品質をユーザー、開発者、パートナーの皆様にお届けするために全力で取り組んできた成果です。ここでは、その概要をご説明します。

Microsoft Azure ポータルのプレビュー

最初にお伝えしたいのは、管理ポータルについてです。このたび、管理ポータルを完全にリニューアルしました。この新しいポータルはプレビューとして今月 3 日(米国時間)にリリースされ、クロスプラットフォームのツールや、マイクロソフトおよびパートナーのテクノロジやサービスを単一のワークスペースで使用できるようにするなど、ソフトウェア配信のプロセスを大幅に迅速化することを目的として設計されたこれまでに類を見ない革新的なものとなっています。

新しいポータルではリソース管理が大幅に簡素化されるため、アプリケーション全体の作成、管理、解析を、Azure Web サイト、Visual Studio プロジェクト、データベースなどのスタンドアロンのリソースを使用するのではなく、1 つのリソース グループとして実施できるようになります。料金の請求管理が統合され、また、リッチなアプリケーションやサービスのギャラリー、およびVisual Studio Online も組み込まれているので、従来と同様にコストやアプリケーションのパフォーマンスの管理を行いながら、より迅速に対応できるようになります。

オープン ソースの Chef および Puppet Labs とのパートナーシップの締結

お客様にこれまでよりも幅広い選択肢と高い柔軟性をご提供するために、マイクロソフトは、Chef および Puppet Labs とパートナーシップを結びました。これにより、人気の高い仮想マシン管理ソフトウェアを Azure で実行できるようになり、仮想マシンのデプロイ、構成、管理を行うツールの選択肢が広がり、さらに便利になりました。

企業向けの新しいモビリティ機能

マイクロソフトは、企業のお客様から、既存のアプリケーションとシステムをモバイルで活用するよりよい方法はないかと、たびたびご質問をいただいていました。これを受けて今回、複数の機能を発表しました。

Azure モバイル サービスでオフライン同期が使用できるようになり、ユーザーがネットワークから切断されている状態で作業し、接続が確立したときに同期するようなアプリケーションの設計が可能になりました。これにより、ASP.NET の Web API および Visual Studio を使用してモバイル用のバックエンド ロジックの作成が可能になり、Web API の機能、サード パーティの Web API フレームワーク、およびローカルとリモートの両方でのデバッグを完全に利用できるようになりました。Active Directory のシングル サインオンの統合 (iOS、Android、Windows、Windows Phone のアプリが対象) と併せることで、アクセス時のセキュリティを懸念することなく、企業向けのモバイル アプリケーションを最大限に活用することができます。

Web サイトに新たに小規模向けのオプションを追加、標準サービスも拡充

本番環境での運用に対応した Web サイトの基本オプションに、小規模向けのものが追加されました。これは、高度な機能を必要としないお客様向けのオプションで、これにより、まず最小限のコストでご利用を開始していただくことができます。基本レベルでは、仮想マシン インスタンス数が最大 3 個、ストレージ容量が 10 GB、そしてカスタム ドメインをご利用いただけます。

また、既存の標準レベルのサービスがアップグレードされ、5 つの SNI SSL 接続、1 つの IP SSL 接続、50 GB のストレージ、およびバックアップや復元、その他の多数の高度な機能を、これまでと同じ料金でご利用いただけるようになりました。さらに、Azure Web サイトの PaaS エクスペリエンスが、プリインストール バージョンの JRE を含む Java に拡大されました。これはランタイムやコンテナのアップロードにも対応しています。WebSockets およびライブ デバッグの一般提供開始と併せて、マイクロソフトは、最高クラスの Web 開発用エクスペリエンスを提供するための取り組みを今後も実施してまいります。

Azure SDK

Azure SDK 2.3 がリリースされ、Azure での Web サイトや仮想マシンのプロビジョニングや作成が容易になりました。また、Web の発行ウィザードを使用して、簡単に発行できるようにもなりました。Azure SDK 2.3 ではサーバー エクスプローラーへの機能追加も実施され、さらに、リソースをまたいでアプリケーションのデプロイや管理を行うフレームワークである PowerShell for Azure Resource Manager (ARM) の導入によって、診断およびデバッグ関連の機能も新たに追加されました。

自動スケーリング機能の一般提供開始

アプリケーション運用のさらなる簡素化を図るために、仮想マシン、クラウド サービス、Web サイト、モバイル サービスで自動スケーリング機能の一般提供が開始されました。この機能により、必要に応じて自動的にスケールアップとスケールダウンを行い、コストを最小化できます。

コンピューティング サービスとストレージ サービスに新たなプランを導入

先日の記事で詳しくお伝えしたように、新たに「基本」というカテゴリのコンピューティング インスタンス (A0 ~ A4) が導入されました。CPU およびメモリ構成は「標準」カテゴリのインスタンスと同等ですが、料金は最大で 27% お安くなっています。基本インスタンスは、Azure ロード バランサーが不要な (“独自のロード バランサー“ を使用する、またはシングル インスタンスで動作する) 実稼働アプリケーションや、開発ワークロード、テスト サーバー、バッチ処理アプリケーションに適しています。

Azure Active Directory プレミアムの一般提供を開始

先週お伝えしたように、Azure Active Directory プレミアムの一般提供が開始されました。これにより、IT 管理者の皆様は、膨大な数の SaaS アプリケーションへのシングル サインオン機能を、アクセス時のセキュリティを確保しながら簡単に提供することが可能になります。Azure 多要素認証、および機械学習に基づくセキュリティと使用状況のレポートと併用すると、オンプレミスとクラウドの両方で、アプリケーションに対する不正なアクセスを防止できます。さらに、ユーザーが自身でパスワードをリセットする機能やグループ管理の委任、企業向けおよび一般向けのアプリケーションの起動環境をカスタマイズする機能も利用できるようになり、ユーザーの権限が強化されています。

サンフランシスコで開催された Build に参加できなかったお客様は、Channel 9 のイベント用アプリケーション (英語) をダウンロードすると、お持ちのデバイスや PC から、開催期間中に配信された技術革新関連のすべてのビデオをご覧いただけます。また、マイクロソフトの公式ブログ (英語) でも、この記事に関する詳細な情報や今回発表されたその他の Azure の更新についてお伝えしていますので、こちらもぜひご確認ください。

その他の更新情報のまとめ (日本語訳は追って公開します)

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