Windows Azure Web サイトでロックが解除された新たな構成オプションについての詳細なお知らせ


このポストは、1 月 29 日に投稿された More to explore: configuration options unlocked in Windows Azure Web Sites の翻訳です。

編集メモ: 今回は、Windows Azure Web サイト チームでプログラム マネージャーを務める Erez Benari による記事をご紹介します。

Windows Azure Web サイト (WAWS) で Web サイトの管理を行うときに活用できるよう、マイクロソフトでは Azure ポータルにさまざまな構成オプションをご用意し、また、継続的な追加を実施しています。既にご存知のことと思いますが、一部の非常に強力なオプションを構成するには、サイトの web.config ファイルを直接編集する必要があります。先日、マイクロソフトは新しいオプションをいくつか公開し、web.config ファイルで構成できるようにしました。

IIS で Web サイトを管理していた経験があるお客様であれば、IIS で構成を管理する場合、階層システムが複雑 (英語) であることをご存知かと思います。このシステムには最上位に machine.config、applicationHost.config、その他のサイト全体に有効なファイル、その下にフォルダーのみに有効な web.config ファイルが存在するというように、複数レベルの構成ファイルがあります。 Windows Azure Web サイトでは、web.config ファイルを編集することによってのみ構成を変更できるようにして、構成階層システム内の他のファイルを処理する必要をなくし、この煩雑さを解消しました。

今回の Azure Web サイトの更新によって、web.config で新しくいくつかのオプションのロックが解除されました。以前は、これらのオプションはサイト レベルでロックされていたため、開発者の皆様は構成することができず、構成しようとするとサイトからエラーが返されていました。

たとえば、Azure Web サイト ユーザーの皆様からは、動的および静的なコンテンツ圧縮で利用する MIME タイプを設定できるようにしてほしいとのご要望が多数寄せられていました。IIS サーバーの標準的な既定のインストールの場合、マスター構成ファイルである applicationHost.config ファイルでは、以下に示すように text/*message/*application/javascriptapplication/atom+xmlapplication/xaml+xml の静的な MIME タイプのみが構成できます。

IIS サーバーではこのセクションもロックされているため、通常、サイト レベルの web.config ファイルでは他の項目の設定や設定追加は行えませんでした。

スタンドアロンの IIS サーバーでは、applicationHost.config ファイルを編集して設定を追加したり、httpCompression セクションのロックを解除してサイト レベルで構成オプションを追加したりすることが容易に行えました。

そこで今回の Azure Web サイトの変更では、このセクションをはじめいくつかのセクションのロックを解除し、ユーザーのサイトの web.config ファイルでユーザー自身のオプションを定義できるようにしました。また、Azure Web サイトの httpCompression セクションに対して小規模な変更を実施し、以下のように構文を簡略化しました。

ご覧のようにディレクトリスキーム名の指定が不要になり、静的タイプと動的タイプのそれぞれについて MIME タイプのリストを作成するだけになりました。

今回ロックが解除された他のセクションでは、通常の IIS Web サイトで使用されていたものと同様の構文を使用します。該当するセクションは以下に示すとおりです。各項目は IIS.NET の記事へのリンクになっていて、構成スキーマの一部および構成方法をご覧いただけます。

今回公開されたオプションを活用することで、これまでよりもはるかに柔軟に構成を変更できるようになります。Windows Azure Web サイトでさらに生産性の高い Web サイトを構築するうえでお役立ていただければ幸いです。

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