モバイル サービスの新しいサンプル


このポストは、8 月 13 日に投稿された New Mobile Services Samples の翻訳です。

Windows Azure の目標は、世界中に存在するアプリケーションに対応することで、プラットフォームやデバイスを問わず、開発者が各自の好みの言語、ツール、およびフレームワークを使用できるようにすることです。マイクロソフトは、先日行われたモバイル サービスの一般提供開始を発表し、その目標を実現する新たな一歩を踏み出しました。

ここで、新しいサンプルを簡単にご紹介します。

  • 市場競争に対応した Web アプリケーションやモバイル アプリケーション
  • サービス バス リレーおよび BizTalk を活用した統合シナリオ
  • SendGrid、Twilio、Xamarin、Redbit の各種サンプル
  • //build のモバイル サービス関連セッション

これらの資料が、皆様のモバイル アプリケーション開発のお役に立ちますと幸いです。

市場競争に対応した Web アプリケーションやモバイル アプリケーション

ユーザー エクスペリエンスは、あらゆる Web プラットフォームやモバイル プラットフォームで変化しないことが理想的です。Windows Azure モバイル サービスおよび Windows Azure Web サイトでは、中核ビジネス アプリケーションとブランド アプリケーションの双方においてこれを実現します。使用している Web アプリケーションとモバイル アプリケーション間で、認証システムとデータベース コンテナーおよびストレージ コンテナーを共有することにより、以下のデモで示すように、ユーザー エクスペリエンスを強化し、アクセス ポイントを問わずユーザーの利便性を高めることができます。

次のビデオでは、モバイル サービスおよび Web サイトを活用して、iOS アプリケーションと .NET Web 管理ポータルをバックエンドとする一貫性の高いサービスを作成する方法を、Nik Garkusha が実演しています。

第 1 部では、複数の認証プロバイダーの使用、テーブルへのデータの読み書き、Windows Azure Blob ストレージとのやり取りについて説明しています。

第 2 部では、Web サイトを使用した管理ポータルの作成、カスタム API を使用したクロスプラットフォームのプッシュ通知、管理タスクのスクリプトを作成するサード パーティ製アドオンとスケジューラの使用について説明しています。

サービス バス リレーおよび BizTalk を活用した統合シナリオ

今日のビジネスでは、既存のシステムを活用しつつ、同時に技術革新や新しいプラットフォームの導入も求められるという場面に遭遇することが珍しくありません。モバイル サービスでサービス バス リレーと BizTalk Server を使用すれば、これに対応することが可能です。

以下の例では、このようなシナリオを実現するうえでどのようにこれらのサービスを活用すればよいか、Paolo Salvatori が一連の流れを詳しく説明しています。

  • REST サービス バス リレー サービスとの統合 (英語) – このサンプルでは、サービス バス リレー サービスおよび REST プロトコルを介してオンプレミスで実行されている基幹業務アプリケーションを、モバイル サービスと統合する方法を説明しています。
  • SOAP サービス バス リレー サービスとの統合 (英語) – この例では、SOAP サービス バス リレー サービスを介して、カスタム API で BasicHttpRelayBinding エンドポイントを使用する WCF サービスを呼び出し、その機能を使用しています。
  • サービス バス経由での BizTalk Server との統合 (英語) – オンプレミスまたはクラウドで実行されている基幹業務アプリケーションとモバイル サービスを、BizTalk Server 2013、サービス バスの仲介型メッセージング、サービス バス リレーの各機能を使用して統合する方法を紹介しています。Windows Azure モバイル サービスで Windows Azure サービス バスを認証する際には、アクセス制御サービスを使用します。この場合、BizTalk Server 2013 は、オンプレミスで実行されていても、Windows Azure 仮想マシン上で実行されていてもかまいません。
  • Windows Azure BizTalk サービスとの統合 (英語) – オンプレミスまたはクラウドで実行されている基幹業務アプリケーションを、Windows Azure BizTalk サービス (現在はプレビュー版を提供中) およびサービス バス リレーを使用して統合する方法を説明しています。モバイル サービスを XML の Request-Reply ブリッジで認証する際には、アクセス制御サービスを使用します。Request-Reply ブリッジは、基幹業務アプリケーション向けにメッセージを変換したり、ルーティングしたりします。

SendGrid、Twilio、Xamarin、Redbit の各種サンプル

今年 3 月、マイクロソフトは、すべての主要モバイル プラットフォームに対応するクラウド接続型アプリケーションを、開発者が各自の好みの言語、ツール、およびサービスを使用して容易に構築、展開できるようにするという取り組みをさらに推進しました。今回、この継続中の取り組みをサポートする、モバイル サービスのパートナー エコシステムと一連の機能の更新を共有できるようになりました。

開発者が各自の好みのサード パーティ製サービスにアクセスできるようにすることや、モバイル サービスでの各サービスの使用例を充実させることは、開発チームの優先事項の 1 つとなっています。ソース管理とカスタム API 機能を発表 (英語) (翻訳:SATO Naoki ブログ Windows Azure: モバイル バックエンド開発に対する大幅なアップデート を参照ください) した際にさまざまなシナリオを新たに提供しましたが、その 1 つに、サード パーティ製サービスとの連携の柔軟性を向上するというものがありました。

SendGrid、Twilio、Xamarin、Redbit の各社からサンプル アプリケーションをご提供いただいているので、開発者の皆様には、これきっかけとしてモバイル サービスの可能性を新たに拓いていただきたいと考えています。

  • ·SendGrid を使用すると電子メールを送信する手間が省かれるため、時間とコストを節約しながら、受信箱への配信を確実に行うことができます。SendGrid は、電子メールで音楽のリクエストを受け付けて再生するという iOS 向けのサンプル アプリケーション (英語) をリリースしました。モバイル サービスを利用したアプリケーションで電子メールを送信する方法の詳細については、SendGrid のドキュメント センター (英語) および Windows Azure デベロッパー センターを参照してください。
  • Twilio はクラウドでテレフォニー インフラストラクチャの Web サービスを提供します。これを利用すると、開発者は電話での通話、テキスト メッセージ、および IP 音声通信を、モバイル アプリケーションに統合できます。Twilio は iPad 向けのサンプル (英語) をリリースしました。これは、イベント管理者がボランティアの連絡先情報を簡単に取得し、モバイル サービスを使用して保存し、Twilio クライアントをタップして通話できるようにするものです。また、Twilio は Windows Azure デベロッパー センターのチュートリアル (英語) で、Twilio SMS と Twilio voice をモバイル サービスのカスタム API スクリプトから使用する方法を新たに公開しました。
  • Xamarin は、iOS、Android、Mac、および Windows のそれぞれのアプリケーションを C# で開発するためのフレームワークです。Xamarin の Craig Dunn 氏は、先日制作したビデオ (英語) で、iOS 用のクラウド接続型 ToDo リスト アプリケーションを C# で構築する方法を紹介しています。
  • 先日 Redbit が開発した SocialCloud アプリケーション (英語) では、パートナー エコシステムの重要性が強調されています。モバイル サービス、Web サイト、および上記のサード パーティ製サービスと同様に、SocialCloud もサービス バス、Linux 仮想マシン、および MongoDB を使用します。

Redbit のブログ (英語) では、SocialCloud の開発経緯の詳細や、これらのサービスの併用を決定した理由についてお読みいただけます。

//build のモバイル サービス関連セッション

//build カンファレンスでは、モバイル サービスを使用した接続型アプリケーションの開発についてあらゆる視点から語ったセッションが、多数開かれました。サンフランシスコでのイベントに参加されなかった方も、Channel 9 (英語) ですべてのセッションを公開していますので、ぜひご覧ください。

まとめ

マイクロソフトは、一般向けであるかビジネス向けであるかを問わず最先端のアプリケーションを構築するうえで開発者の皆様の信頼をいただけるよう、プラットフォームおよびインフラストラクチャ サービス双方の改善に引き続き取り組んでまいります。近いうちに魅力的な更新を発表する予定ですので、ぜひご期待ください。また、ユーザーの皆様には、以下のことをお願いしたいと考えています。

疑問点、コメント、および開発者の皆様のご要望にお答えするための Windows Azure の改善案などがございましたら、筆者の Twitter アカウント宛てにお気軽にお寄せください。

Miranda

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