Windows Azure ストレージ – オブジェクト数が 4 兆個を突破、さらに増加中


このポストは、7 月 19 日に投稿された Windows Azure Storage – 4 Trillion Objects and Counting の翻訳です。

Windows Azure ストレージは、この 1 年で驚くべき成長を遂げました。格納されているオブジェクトの数は 4 兆個を超え、要求の処理件数は平均で 1 秒あたり 27 万件、ピーク時には 1 秒あたり 88 万件に達しています。

オブジェクト数が 1 兆個を記録したのは 1 年ほど前のことでした。それから 12 か月の間に、格納されているオブジェクトの数は 4 倍になり、1 秒あたりの平均要求処理件数は 2.7 倍に増加しました。

次のグラフは、Windows Azure ストレージに格納されているオブジェクト数の過去 1 年間の推移を示したものです。格納オブジェクトの数は、示されている月の月末にカウントされたものです。このオブジェクト数は Windows Azure ストレージに格納されている一意のユーザー オブジェクトの数で、レプリカは含まれていません。

 

次のグラフは、1 秒あたりの要求数の平均値とピーク値を示しています。1 秒あたりの平均要求数は示されている月の平均値、1 秒あたりのピーク要求数は示されている月のピーク値です。

 

特にストレージに対する要求のコストを 10 分の 1 に削減したこともあり (英語)、この成長率は今後も継続すると予測しています。現在のコストは、要求の種類に関係なく (PUT でも GET でもコストは同じです)、要求 10 万件あたり 0.01 ドルです。Windows Azure ストレージに対するオブジェクトの PUT および GET のコストは、他のクラウド プロバイダーの 10 分の 1 から 100 分の 1 です。

さらに、Windows Azure ストレージでは、耐久性を 2 種類 (ローカル冗長ストレージ (LRS) と地理的冗長ストレージ (GRS)) から選択できます。GRS は、これまで提供してきた既定のストレージです。これに加えて、LRS と呼ばれる新しい種類のストレージも提供を開始しました。LRS は 1 か所で冗長なストレージを保持するもので、割引価格でご提供しています。LRS では、特定の 1 か所に、データのまったく同一なコピーを 3 つ保持します。GRS では地理的に冗長なストレージを提供し、互いに 400 マイル (約 640 km) 以上離れた 2 つの場所にデータのまったく同一なコピーを 6 つ保持します (それぞれの場所にコピーが 3 つずつ保持されます)。これによって、データの耐久性のレベルを必要に応じて選択できます。データの耐久性について GRS を利用するほど高いレベルが求められない場合は、LRS をご利用いただけます。この場合、料金は 23 ~ 34% (格納するデータの量によって異なる) お安くなります。さらに、データを格納する際に高度な消失訂正符号方式も採用しており、データのコピーを単に 3 つ (LRS の場合) または 6 つ (GRS の場合) 格納する場合に比べて高い耐久性を提供すると共に、ストレージのオーバーヘッドを軽減しています。詳細については、USENIX で発表したドキュメントを参照してください。

また、最近リリースした Windows Azure 仮想マシンでは、永続的なディスク (英語) がオブジェクト (Blob) として Windows Azure ストレージに格納されます。これにより、仮想マシンが使用する OS およびデータ ディスクで、Windows Azure ストレージで提供される LRS や GRS の耐久性を利用できます。このリリースでは、多くの主要な言語 (.Net、Java、node.js、PHP、および Python) (英語) および REST 向けの使いやすいクライアント ライブラリをご用意しており、Windows Azure ストレージへのアクセスにご利用いただけます。

Windows Azure ストレージでは、独自のアプローチによって、さまざまな種類のオブジェクト (Blob (英語)ディスク/ドライブ (英語)テーブル (英語)キュー (英語)) を同じストレージに格納できるようになっています。詳細については、SOSP に関する資料 (英語) を参照してください。マイクロソフトの統合ストレージに格納された Blob (ディスクおよびドライブは Blob として格納されます)、テーブル エントリ、およびキュー メッセージなどのオブジェクトの合計数は、4 兆個を超えています。さまざまな種類のオブジェクトを同じストレージ スタックに混在させているため、データの耐久性を維持するためにデータを複製するスタックは 1 つだけで済みます。同時に、データの可用性を維持するために自動負荷分散や障害発生時の処理の対象となるスタックも 1 つだけで済みます。また、さまざまな種類のオブジェクトをすべて同じハードウェアに格納し、そのワークロードを混在させることによって、価格を低く抑えています。これにより、すべてのオブジェクトの種類について、単一のシンプルな価格モデル (GB/月、帯域幅、およびトランザクション) が適用可能となっています。また、ユーザーは価格差を理由に特定の種類のオブジェクトの使用を強制されることはなく、ニーズに合わせて最適な種類のオブジェクトを気兼ねなく選択できます。

マイクロソフトは、今後のさらなる成長を期待すると共に、お客様との連携を継続し、より高品質のサービスを提供していきたいと考えています。皆様からのご意見、ご質問、ご感想をお寄せいただきますようお願い申し上げます。Windows Azure の詳細については、こちらをクリックしてください。

Brad Calder

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