ゲスト投稿: Windows Azure 向けアプリの開発が Cloud9 でさらに便利に


このポストは、6 月 30 日に投稿された Guest Post: Building Apps for Windows Azure Just Got Better With Cloud9 の翻訳です。

編集者注: 本日のゲスト投稿者は、Cloud9 IDE (英語) の開発者エバンジェリストである Matthew Pardee 氏です。Cloud9 IDE は、オープンソース コードの開発用オンライン プラットフォームで、誰もが無料で自由に使用できます。

実稼働環境のコードを異なるさまざまなコンピューターやソフトウェア スタックで実行するのは、とても大変です。単に大変なだけでなく、場合によってはコーディングとは別に集中的に取り組まなければならない、開発者にとって非常に大きな問題となることがあります。

それにもかかわらず、未だに多くの開発チームでこの方法が採用されています。開発者は皆、構成管理やプラットフォーム間の差異の調整に長い時間をかけ、それを終えてはじめて本来の目的であるコーディングを開始できるのです。より良い方法としては、メンバー全員が同じ IDE を使って作業するということがあります。

ここに注目したのが、進化を続けている Cloud9 です。Cloud9 は、すべてのワークフローをクラウド上で行うことの可能性を示しています。Cloud9 は、Windows Azure と Windows Azure Web サイトの統合を実現している唯一のクラウドベースの開発プラットフォームです。この記事では、今週リリースされた Cloud9 の機能についてご紹介します。上記のビジョンをサポートする機能や、Windows Azure でのアプリケーション開発をより簡素化する機能が追加されました。

コラボレーションできる

今回のリリースにより、世界中の開発者が同時に同じコードを編集したり、リアルタイムでチャットすることができるようになりました。このことは、プログラミングやコードのレビューをペアで行うと生産性が高まること、プレゼン参加者の意欲が高いと効果も大きいこと、そして高いプログラミング スキルを持つ生徒に技術を教えると手応えも大きいということと同じように価値があります。

ワークスペースがクラウド上に

それぞれ独自のランタイム環境を持つ、あらゆるプロジェクトを支援する機能が追加されました。プロの開発者は、このようなプラットフォームが出てくることをずっと待ち望んでいました。これによってコンパイルは GCC でできるようになり、Python や Ruby のインタープリターも実行可能です。また、以前はプラットフォームの差異をチーム全員が維持し続けなければなりませんでしたが、今回のリリースからはチーム全員が同じ OS と同じソフトウェア スタックを使って作業することができます。Premium アカウントでは、まるでローカル システムであるかのようにサーバーと通信できる、非常に高性能なターミナルを使用できます。

ローカルで同期し、オフラインで作業

Cloud9 IDE は小規模なアプリとしてデスクトップにインストール可能ですが、Cloud9 IDE はただのデスクトップ IDE というわけではありません。ホストされているプロジェクトをローカルで同期し、オフラインでも開発作業を行うことができるほか、Cloud9 導入以前に実施されたデスクトップ プロジェクトを c9.io にプッシュすることができます。つまり、あらゆるプロジェクトをクラウド内で自由にコーディングしたり、コラボレーションすることができるのです。

コードの補完

JavaScript の解析の強化と精度向上は、これまでデスクトップ IDE の役目と考えられていましたが、今回のリリースで Cloud9 でも実現されています。コードを入力していくとその下に補完候補が表示され、JavaScript や Node.js のドキュメントもホバー表示されるのでとても便利です。また、Ctrl + Shift + E キーまたは Cmd + Shift + E キーを押すとアウトライン表示になり、アクティブなファイルにすばやく移動できます。

ツールの改良

Cloud9 のツールは何年もかけて改良が重ねられてきましたが、今回のリリースではさらに、高速なファイル アクセス、ファイル内検索の強化、インブラウザー型の Node.js 用デバッガー、SCM/IDE のコマンドを実行する機能豊富なコンソール、リッチで完全な機能を備えたエディター、見栄えのよい UI が実現されています。この他にもさまざまな点が改良されています。詳細については、こちら (英語) をご覧ください。

作成したコードをクラウド上で展開

Cloud9 は、今年 1 月 の Node Summit で Windows Azure のサポートを発表したときから、Windows Azure と共に歩んできました。また、Windows Azure Web サイトの統合については、Windows Azure プラットフォームのサポートを発表した当初から、マイクロソフトと共同で作業を進めてきました。

Windows Azure は SLA と遅延発生時の応答という点で、サービスとしてのプラットフォーム (PaaS) をリードしています。データセンターはアメリカ、ヨーロッパ、アジアに設置されており、統合スイートによるサービスが提供されています。このことを知っていれば、アプリケーションの種類にかかわらず、Windows Azure での開発を選ぶのは自然なことなのです。

Cloud9 は今回のリリースで、開発者の皆様に新しい作業方法を提案します。これらの機能をお試しいただいたご感想を c9.io (英語) までお寄せいただけると幸いです。その他のご意見もお待ちしています。

- Mathew Pardee (Cloud9 開発者エバンジェリスト (英語))

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