Web サイト シリーズ: Windows Azure Web サイトと WebMatrix を使用した、PHP + MySQL サイトの作成


このポストは、6 月 22 日に投稿された Reimagining Active Directory for the Social Enterprise (Part 2) の翻訳です。

新しく導入された Windows Azure Web サイトと、Microsoft WebMatrix  の最新リリースを利用すると、PHP および MySQL によるサイトの作成、ホストが簡単に行えます。サイトを独自に作成することも、また、Windows Azure で動作する Drupal、Joomla!、WordPress などの人気の高いオープン ソース アプリケーションを活用することも可能です。

この記事では、サイトを Windows Azure で作成したのち、ダウンロードしてカスタマイズし、再度、Windows Azure Web サイトで配置する方法について、無料で軽量な Web 開発ツールである WebMatrix を使用して説明します。さらに、サイトの作成を簡素化する WebMatrix の新機能や、Windows Azure ポータルの新機能もご紹介します。

新しい Web サイトを作成する

今回リリースされた Windows Azure Web サイトを活用することにより、新しい Web サイトをポータル内で、たった数分のうちに作成できます。無料評価版にサインアップしたら、データベースなしで空のサイトを作成するか、データベースありで空のサイトを作成するか、あるいはオープンソース アプリケーションを自動的にインストールするかを選択します。

データベースありで空のサイトを作成し、そこにサイトを発行することもできますが、ここではギャラリーを使用することにします。

Web Platform Installer を使い慣れた方は、馴染みのあるアプリケーションが含まれていることにお気づきかと思います。これらは Windows Azure でテストが行われてきたものです。

ここではコンテンツ管理ベースのサイトを構築します。例として、Acquia Drupal を使用することにしましょう。アプリケーションを選択する際に、サイト名を入力し、データベースを選択します。

データベース名のカスタマイズと、地域の選択が可能です。パフォーマンスを最大限に引き出すため、サイトと同じ地域を選択します。MySQL のユーザー名とパスワードの設定がお済みでない場合は、その設定も行ってください。

ポータルの最下部にあるコマンド バー エリアに進捗状況が表示されます。サイトの作成とアプリケーションのインストールが完了すると、設定を実行するリンクを含んだ通知が表示されます。[Setup] をクリックして、ブラウザーで Acquia Drupal のインストールを行います。

ブラウザーでは、ほとんどのフィールドが既に入力されているので、MySQL のパスワードのみを入力して、先に進んでください。

ブラウザーでの Acquia Drupal のインストールが完了すると、ログインしてサイトをカスタマイズできるようになります。

WebMatrix で Web サイトをダウンロードおよびカスタマイズする

サイトを変更する準備ができたら、サイトを自分のコンピューターにダウンロードして、オフラインで編集します。実稼働中のサイトを中断させたくない場合や、PHP のコード コンプリートや色付けなどの豊富な編集機能を活用する場合には、サイトをダウンロードしてから編集する方法が便利です。

まず、ポータル内のサイトにアクセスし、コマンド バーの [WebMatrix] ボタンをクリックします。

WebMatrix がインストールされていない場合は、WebPI と WebMatrix をインストールするようメッセージが表示されるとともに、お使いのマシンで必要になる前提条件が表示されます。完了すると、WebMatrix が起動して、サイトのダウンロードを自動的に開始します。

ここでは Web アプリケーション ギャラリーのアプリケーションを実行しているので、WebMatrix は自動的に依存製品をインストールすると同時に、アプリケーションをローカルで実行するために必要な変更を行います。

画面の指示に従って、データベース管理者パスワードを入力します。MySQL や PHP など、必要な依存製品があれば表示されます。

ウィザードの最後の手順まで進むと、データベースがダウンロードされ、サイトをローカルで実行するために何らかの設定変更が要求される場合には、その変更が行われます。

ウィザードが完了すると、Acquia Drupal が提供する作業開始用の有用なリンクがサイトのダッシュボードに表示されます。WebMatrix は、サイト、ファイル、データベース、レポートの 4 つのワークスペースに分かれています。

ここではサイトのカスタマイズを行うので、ファイル ワークスペースを開きます。まず、Drupal チュートリアルで手順を確認しながら、カスタム モジュールを追加します。このとき、Drupal 固有のコードコンプリートが表示され、Drupal の関数情報の提供やスムーズな利用の支援を行います。

ブラウザーの Acquia Drupal コントロール パネルでリボンの [Run] をクリックすると、テーマの変更や新しいモジュールのインストールなどが可能です。

Web サイトを配置する

ローカル版をカスタマイズしたら、ライブ サイトに発行できます。リボンの [Publish] ボタンをクリックするだけで完了です。

ファイルをプレビューすることもできます。データベースに変更を発行するには、データベースのチェック ボックスをオンにします。

メモ: データベースを発行すると、リモート データベースがローカル データベースで書き換えられます。リモート データベースに書き換えたくないデータがある場合は、データベースの発行を省略してください。

発行が完了すると、リモート サイトを閲覧できます。

リモート サーバーのみに適用される構成設定の変更など、リモート サイトを少しだけ変更したいときには、[Remote] タブの [Open Remote View] を選択すれば簡単に変更できます。

カスタム Web サイトを作成する

独自のサイトを一から作成したい方は、組み込みテンプレートを利用できます。Windows Azure デベロッパー センターの記事 (英語) に手順が紹介されていますので、ご参照ください。

まとめ

この記事では、Windows Azure Web サイトと WebMatrix を利用することによって、オープン ソース Web アプリケーションの活用、および独自のカスタム サイト作成が簡素化されたことについてご説明しました。

この記事の内容やご紹介した機能、または今後取り上げてほしいトピックなどについて、ご意見、ご要望がございましたら、ぜひお寄せください。

Windows Azure 担当シニア プログラム マネージャー Faith Allington

 

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