Visual Studio 2017 に Redgate Data Tools を同梱


本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Redgate Data Tools in Visual Studio 2017 2017/3/7

 

本日の Visual Studio 2017 リリース イベント (英語) において、Visual Studio 2017 に Redgate Data Tools が組み込まれたことが発表されました。これは、Redgate (英語) とのパートナーシップによって実現しました。Redgate Data Tools には、DevOps の手法を SQL Server や Azure SQL データベースに拡張し、データベース開発の生産性を向上させる 3 つのコンポーネントが含まれています。

各コンポーネントの概要は以下のとおりです。

  • ReadyRoll Core: 開発やソース管理を行ったり、データベースやアプリケーションの変更のデプロイを安全に自動化できます。ReadyRoll Core は、Visual Studio 2017 Enterprise Edition でご利用いただけます。
  • SQL Prompt Core: SQL の高度なコード補完機能を提供します。SQL Prompt Core は、Visual Studio 2017 Enterprise Edition でご利用いただけます。
  • SQL Search: 複数のデータベース間で SQL オブジェクトを迅速かつ簡単に検索できます。SQL Search は、Visual Studio 2017 のすべてのエディションでご利用いただけます。

Redgate Data Tools は、Visual Studio Installer を使用して、[Data storage and processing] ワークロードまたは [Individual components] タブからインストールできます。

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今回の記事では、Redgate Data Tools の各コンポーネントを使用して SQL データベース開発を効率化する方法についてご説明します。

ReadyRoll Core でデータベースの変更を安全にデプロイ

データベースの変更を管理し、DevOps のパイプラインに組み込むのは手間のかかることです。実行の必要があるスクリプトを把握し、データベースの状態を管理する作業は、面倒でミスが起こりやすくもあります。ReadyRoll Core では、データベース スキーマの変更をデータベース移行スクリプトに変換することで、このプロセスを簡略化します。これらの移行スクリプトは、ソース管理にチェックインして、他のデータベースにデプロイすることができます。

ReadyRoll プロジェクトで作業している場合、Visual Studio、SQL Server Management Studio、その他の任意のツールを使用して開発データベースを変更すると、ReadyRoll Core によって変更の一覧と差分が表示されます。

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その後、これらの変更に基づいて移行スクリプトを生成し、プロジェクトに新しい移行スクリプトを追加することができます。必要に応じて、生成された移行スクリプトを手動で変更することもできます。

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変更が完了したら、これらの移行スクリプトとアプリケーションのその他の更新をソース管理にチェックインして、作業結果をチームと共有することができます。

また、Redgate が提供する ReadyRoll Visual Studio Team Services プラグイン (英語) には、VSTS のビルドおよびリリース タスクが含まれており、これらの移行スクリプトを他のデータベースに安全にデプロイすることができます。これにより、複数のインスタンス間でデータベースのデプロイの整合性を保つことができます。これらのデータベースのデプロイを自動化するように VSTS をセットアップすることで、データベース開発の生産性をさらに向上させ、潜在的な問題について早期に把握することができます。

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ReadyRoll Core をデータベース開発に使用する方法の概要については、Redgate のテクニカル リーダーを務める David Simner 氏の Channel 9 ビデオ (英語) をご覧ください。

SQL Prompt Core で SQL コードの記述を簡略化

SQL Prompt Core は、SQL コードを効率的に記述するうえで役立つ SQL コード編集の生産性向上スイートで、最も重要な機能として、入力時に SQL コマンド、列名などを自動的に提案する高度なコード補完機能を備えています。

しかし、SQL Prompt Core は単なるオートコンプリート機能ではありません。他にも多数の高品質な機能強化により、SQL コードの記述を簡略化します。以下に、私のお気に入りの機能を 2 つご紹介します。

  • ワイルドカードの展開: SELECT * FROM ステートメントの * の後にカーソルを置いてタブ ボタンを押すと、ワイルドカードが展開されます。

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SQL Prompt Core によって、* がそのテーブルで使用可能なすべての列に置き換えられます。

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すべての列を必要としない場合は、代わりに * を強調表示して入力を開始すると、必要な列のサブセットを選択することができます。

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  • 結合の提案: SQL Prompt Core は JOIN ステートメントを自動的に補完し、外部キーの関係や列の類似性に基づいて、入力時に結合の候補を提案します。

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SQL Search で複数の SQL データベース間を迅速に検索

複雑なデータベースや使い慣れないデータベースで作業する場合、SQL オブジェクトを見つけることは困難で、時間がかかります。SQL Search を使用すると、テーブル、ビュー、ストアド プロシージャなどに含まれる SQL の断片をすばやく検索し、時間を節約することができます。

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データベース開発者の皆様は、列とその列を参照するすべてのストアド プロシージャを変更しなければならなくなった経験があるかもしれません。SQL Search を使用すれば、そのような場合も迅速に対応できます。列名を検索するだけで、SQL Search がすべての参照を表示してくれるため、検索結果をダブルクリックすれば、SQL Server オブジェクト エクスプローラー内のその参照に移動して、適切な変更を加えることができます。

今すぐ Visual Studio 2017 で Redgate Data Tools をご利用ください

Visual Studio 2017 に Redgate Data Tools が組み込まれたことにより、データベース開発をより簡単に効率的に行っていただけるようになりました。ぜひ Visual Studio 2017 をダウンロードしてお試しいただき、Redgate にフィードバック (英語) をお寄せください。また、ご興味がある方は、Redgate の SQL Toolbelt (英語) も併せてご確認ください。

jeff-gao Jeff Gao (Visual Studio プラットフォーム担当プログラム マネージャー)

Jeff は、Visual Studio プラットフォーム チームのプログラム マネージャーとして製品導入エクスペリエンスの向上に重点的に取り組んでいます。

 

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