Connect(); //2015 での発表内容と最新情報


 

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 News and Announcements at Connect(); //2015 2015/11/18 7:30 AM

本日マイクロソフトは、ニューヨークにて Connect(); //2015 イベントを開催し、新製品と新機能に関する数々の発表を行いました。この記事では、このイベントで発表された内容をピックアップしてお届けします。Connect(); のようすや関連動画をご覧になりたい方は、http://www.visualstudio.com/connect2015 (英語) にアクセスしてください。

Visual Studio Code ベータ版リリース: Visual Studio Code のベータ版 (英語) が発表されました。今回の更新点は以下のとおりです。

· Visual Studio Code に拡張機能のサポート (英語) を追加しました。また、拡張機能の作成に関するガイドライン、サンプル、ツールをリリースしました。

· Visual Studio Code 用の拡張機能ギャラリーが、製品内 (英語)Web ベース (英語) で利用できるようになりました。これにより、このギャラリーから拡張機能を検索して、インストールすることができます。

· 言語 (英語)Linter (英語)配色テーマ (英語)スニペット (英語)デバッガー (英語)その他 (英語) 60 以上の Visual Studio Code 用拡張機能を追加しました。これは、コミュニティの皆様の協力により実現したものです。

· Visual Studio Code のソース リポジトリを GitHub の新しい公開リポジトリにプッシュし、Visual Studio Code をオープン ソース化 (英語) しました。

Visual Studio Code に関する発表の詳細は、Visual Studio Code ブログ (英語) をご覧ください。

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Go-Live ライセンスで .NET Core 5 RC と ASP.NET 5 RC が利用可能に: Go-Live ライセンスにより、Linux、Windows、OS X で .NET Core 5 と ASP.NET 5 の Release Candidate (RC) を利用できるようになりました。現時点ではまだ完全なリリースではありませんが、運用環境で利用を開始することができます。ASP.NET 5 RC では、ランタイムとツールの機能強化に加えて、Windows、OS X、Linux で共通のシンプルなホスティング モデルが提供されます。.NET Core の詳細については .NET チーム ブログ (英語) を、ASP.NET 5 の詳細については ASP.NET チーム ブログ (英語)Scott Hanselman のブログ (英語) をご覧ください。

Visual Studio Online を Visual Studio Team Services に名称変更。機能も拡張: Visual Studio Online から Visual Studio Team Services に名称が変更されました。この名称変更は、アジャイルなチーム作業と DevOps のサービスの中心にクラウド開発サービスがあるということをより明白にするために行われたものです。Team Services の新機能としては、IntelliJ IDEA 用プラグイン、カスタマイズ可能なタスク ベースのビルド サービス、チームの進捗状況を把握できるダッシュボードのほか、コード検索、パッケージ管理、リリース管理用の拡張機能のプレビューなどが追加されました。今回の機能強化の詳細については、Team Services チームが Visual Studio ALM ブログ Web サイト (英語) にいくつか記事を公開していますので、そちらも併せてご覧ください。

Visual Studio Dev Essentials: Visual Studio Dev Essentials は、Visual Studio Community、Visual Studio Code、無償版 Visual Studio Team Services など、さまざまなデバイスやオペレーティング システム上でアプリケーションを開発する際に必要なすべての機能が無料で提供されるプログラムです。フォーラムでの優先サポートや、Pluralsight、Wintellect、Xamarin 各社のトレーニング サービスを利用できるほか、ご要望が多く寄せられていた Azure クレジットの付与が毎月行われます (2016 年初めに開始予定)。詳細については、https://www.visualstudio.com/products/free-developer-offers-vs.aspx をご覧ください。

Visual Studio のクラウド サブスクリプション: 既存の MSDN サブスクリプションのラインアップに Visual Studio Professional と Visual Studio Enterprise の月単位および年単位のサブスクリプションが追加されます。月単位のサブスクリプションでは、Visual Studio Professional または Enterprise IDE、Visual Studio Team Services の利用と Test Manager の拡張機能 (オプション。Visual Studio Enterprise のサブスクリプションのみ)、Team Foundation Server のクライアント アクセス ライセンスが提供されます。年単位のサブスクリプションでは、月単位のサブスクリプションの特典に加えて、現在 MSDN サブスクリプションで提供されているものと同等の特典が提供されます。内容はサブスクリプションレベルによって異なり、テクニカル サポート インシデント、Azure クレジット、Pluralsight によるトレーニング、開発/テスト用ソフトウェアの利用、Windows 開発者アカウント、Office ProPlus、Office 365 開発者サブスクリプション、Power BI Pro、パートナー プランなどが含まれます。詳細については、https://www.visualstudio.com/products/subscriber-benefits-vs をご覧ください。

これらのサブスクリプションは新しい Visual Studio Marketplace で提供され、購入したサブスクリプションと、Azure Virtual Machines や Azure Storage といった Microsoft Azure クラウド サービスの両方を 1 つの請求書にまとめることができます。

Visual Studio Marketplace: Visual Studio の拡張機能は長年 Visual Studio ギャラリーで提供されてきました。今後は今回発表された Visual Studio Marketplace で、Visual Studio のすべてのエディション (Enterprise、Professional、Community)、Visual Studio Team Services (旧 Visual Studio Online)、Visual Studio Code のすべての拡張機能を検索、購入、インストールすることができます。

現時点では、新しい Visual Studio クラウド サブスクリプションと Visual Studio Team Services 用の Test Manager 拡張機能をご購入いただけます。将来的には、パートナー様も Visual Studio Marketplace で拡張機能を販売できるようになる予定です。詳細については、http://marketplace.visualstudio.com (英語) をご覧ください。

Visual Studio 2015 Update 1 Team Foundation Server 2015 Update 1: Visual Studio 2015 Update 1 と Team Foundation Server Update 1 のリリースが迫ってきました。リリース日はいずれも 11 月 30 日です。

CTP 版と RC 版に追加された機能については、以前のブログでご紹介したとおりですが、それに加えて完全更新版では、ASP.NET 5 での MSTest やコード カバレッジのサポート、テストの並列実行、コード分析の強化、NuGet Package Manager の強化、ユニバーサル Windows プラットフォーム用ツールの更新などが行われます。詳細については、こちらのブログ サイト (英語) の 11 月 30 日付の発表をご覧ください。

Team Foundation Server の新機能には、チームの作業、コード、テスト、ビルドの進捗状況を把握できるダッシュボード、同一のチーム プロジェクト内での Git と Team Foundation のバージョン管理、かんばん列のクエリ機能、オンプレミスおよびホスト対象のエージェントと連携する SonarQube Analysis のビルド タスクなどが含まれます。Team Foundation Server 2015 Update 1 の全容については、11 月 30 日に公開される Brian Harry ブログ (英語) をご覧ください。

Xamarin 4 のサポート: Visual Studio 2015 Update 1 では Xamarin 4 がサポートされ、Visual Studio で大規模なネイティブ モバイル アプリのビルド、テスト、監視を行うエンドツーエンドのソリューションを利用できます。Xamarin 4 には Xamarin Platform の更新が含まれています。特に注目すべきは Visual Studio で iOS アプリを開発する場合の再ビルドのサポートで、Visual Studio からの Xamarin.iOS プロジェクトのビルド、デバッグ、展開がさらに簡単になりました。Xamarin では新たに SSH ベースの接続が使用され、Visual Studio と Mac 間のネットワーク接続が簡略化されると共に、広く使用されているポートを経由してより高速で信頼性の高い接続を実現できます。Mac で Xamarin や Visual Studio を使用できるように構成するには、リモート ログインを有効化するだけです。複数のインスタンスの同時接続が許可されるため、いくつもある iOS プロジェクトの作業を同時に進めることができます。Xamarin 4 は、Xamarin チームが膨大な時間をかけて C# でのモバイル開発のパフォーマンスと安定性の向上に取り組んだ重要なリリースです。詳細については、Xamarin ブログ (英語) をご覧ください。

Visual Studio Team Services MacinCloud を利用した iOS のビルドが可能に: マイクロソフトは MacinCloud と提携し、Visual Studio Team Services (Visual Studio Online) のビルド エージェント プラン (英語) を導入しました。自社データセンターでの Mac の管理を希望しない場合や、小規模企業で継続的インテグレーション専用の Mac ハードウェアの保守が難しい場合に、Team Services と MacinCloud を併用して iOS のビルドを行うことができます。このプランは現在プレビューとして 1 エージェントあたり月額 30 ドルで提供され、ビルドの作業時間に制限は設けられていません。このプランを利用する場合、署名証明書やアプリのビルドとリリースに必要なプロビジョニングプロファイルを入手するために Apple Developer Program に登録する必要がありますが、無償版の Visual Studio Team Services では「プライベート」エージェント スロットが無料で 1 つ提供され、MacinCloud エージェントを使用することができます。

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詳細については、ALM ブログ記事 (英語)MacinCloud のプラン (英語)Xcode のビルドに関するチュートリアル (英語)Cordova のビルドに関するチュートリアル (英語)React Native に関するブログ記事 (英語) をご覧ください。

その他の発表

  • Visual Studio の次期メジャー リリースの最新情報: 最新情報についてはこちら (http://www.visualstudio.com/connect2015、英語) にある動画をご覧ください。これらの動画では、大幅に改善されたセットアップ作業について、簡易インストール オプションがあらゆる言語に対応したことについて、さらに、C# 言語の次期バージョンに関するイノベーションのテーマについて特集されています。
  • Visual Studio Emulator for Android Mac OS X で利用可能に: OS X や Windows で Android 向けの開発を行う場合に、マイクロソフトの高速かつ強力な無料の Android エミュレーターを使用できるようになります。Mac OS X 版がリリースされた際に通知を受け取りたい方は、こちらのページ (英語) からご登録ください。さらに、Windows 版にも Marshmallow (API レベル 23) のサポート (英語) など、いくつかの新機能が追加されています。
  • HockeyApp 拡張機能 (英語) を Visual Studio Marketplace で提供: HockeyApp 拡張機能を利用して、既存の DevOps ワークフローをモバイル アプリに拡張することができます。無償版では、開発者 1 人につき 2 つのアプリを管理し、HockeyApp のすべての機能を利用できます。
  • Visual Studio GDB Debugger Extension のパブリック プレビュー (英語): Visual Studio で Linux のネイティブのリモート デバッグがサポートされ、Linux サーバーや IoT デバイスなどをデバッグできるようになります。
  • Node.js Tools for Visual Studio 1.1 RTM (英語): 開発者の作業が効率化するほか、Visual Studio で Node.js v4.x がサポートされます。
  • Azure Service Fabric Azure DevTest Labs のパブリック プレビュー版の提供を開始: Azure Service Fabric (英語) が Microsoft Azure および Visual Studio と完全統合されたことにより、大規模なマイクロサービス ベースのアプリケーションの開発と運用を行うことができます。Azure DevTest Labs (英語) では、Azure 内に開発/テスト環境を迅速に構築できると共に、IT 担当者の手間をなくし、コストを抑制することができます。
  • Azure SDK 2.8 for .NET (英語): 新しい SDK には、Mobile Apps テンプレートの更新、HDInsight 用のビッグ データ ツール、Docker および Data Factory ツールの更新などが含まれます。このほかに、Visual Studio 2015 用の新しい Azure Service Fabric ツールや、Windows と Mac の両方のデスクトップで動作する新しいスタンドアロン版のクライアント Storage Explorer (英語) も発表されました。
  • Microsoft Graph (GA、プレビュー): Micorsoft Graph は、Office ブログ (英語)Office Dev ブログ (英語) でご説明したとおり、https://graph.microsoft.com (英語) からダウンロードしていただけます。Microsoft Graph を使用すると、マイクロソフトのクラウド内から単一の認証トークンを使用してデータ、インテリジェンス、API にアクセスできます。HTTP 要求を作成することができればあらゆるプラットフォームから API を呼び出すことが可能なほか、従来は独立していた Office 365 サービスにも Microsoft Graph から直接アクセスできるようになります。
  • モバイル開発に関するその他の更新: CodePush のオープン ベータ版 (英語)Intune App SDK (英語) のほか、既にご説明したとおり、MacinCloud (英語) とのパートナーシップによりクラウド内での iOS や他のプラットフォームのビルドに Visual Studio Team Services を使用できるようになります。
  • Docker tools for Visual Studio RC: Visual Studio から、Linux と Windows の両方を対象とする Docker コンテナーの作業が可能になります。
  • Azure Diagnostics (英語): Azure Diagnostics が今後 Visual Studio Application Insights の一部として提供され、システム データとインフラストラクチャ データをまとめて確認できるようになります。

今回の発表のライブ ビデオや 70 以上のオンデマンド ビデオを視聴されたい方は、こちらのサイト (https://channel9.msdn.com/Events/Visual-Studio/Connect-event-2015、英語) にアクセスしてください。またマイクロソフトは、既に次の更新やリリース提供に積極的に取り組み始めています。皆様の声を反映させていただきたいと思いますので、ご意見やご感想、アイデアなど、なんでもお聞かせいただければ幸いです。UserVoice (英語) や製品内のフィードバック UI をご利用ください。また、バグのご報告は、Visual Studio Connect サイト (英語) までお願いいたします。

 

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John Montgomery は Visual Studio チームのプログラム マネージメント ディレクターで、Visual Studio、C++、C#、F#、VB、TypeScript、JavaScript、.NET の製品設計とユーザー サポートを担当しています。マイクロソフトには 17 年前に入社し、以降、開発者向けテクノロジの開発に従事しています。Twitter アカウント (@JohnMont) をフォローして最新情報をチェックしてください。

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