GitHub および VM で Node.js Tools 1.0 の利用が可能に

人気 TV ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の新シリーズも始まって、私のまわりではみな今回は何が起こるのかと、とてもそわそわしています。足踏み状態のカリーシ (このドラマのキャラクター) とは異なり、Node.js Tools for Visual Studio (NTVS) には最近いくつか動きがありました。この 1 か月の間には、Node.js Tools 1.0 for Visual Studio がリリースされ、GitHub (英語) の活気あふれるオープン ソース コミュニティに移行したほか、だれでも手軽に NTVS の利用を開始できるように VM イメージが作成されました。

NTVS 1.0 リリースの意味

NTVS における私たちの目標は、Visual Studio のメリットが Node.js でも活用されるようになることです。そうすれば、これまでにないスピードでアプリケーションをビルドし、デバッグし、展開できるようになります。また、Visual Studio の高度なデバッグとプロファイリングの機能 (英語) を利用すれば、console.log(…) とはさよならすることができます。ブレークポイントを設定できるなど、開発者の生産性が大きく向上します。

NTVS 1.0 リリースの機能の詳細については、visualstudio.com の Node.js Tools for Visual Studio のページ (英語) を参照してください。ビデオで確認したい方は、Node.js Tools 1.0 for Visual Studio の概要ビデオ (英語) を参照してください。

GitHub コミュニティへの参加

皆様からの多くの声を受けて、マイクロソフトではワークフローを GitHub (英語) に移行し始めています。JavaScript および Node.js のコミュニティの積極的なメンバーの多くは GitHub 上で活動しているため、そのディスカッションに参加できるようになることをたいへん嬉しく思っています。コミュニティからは既に貴重なフィードバック (英語) を提供していただいており、皆様のご協力に本当に感謝しています。

静的分析エンジン (英語) をチェックし、問題を登録して (英語)、私たちのプルリクエストの詳細を確認してください (英語) (ついでに、簡単な問題に挑戦 (英語) していただくのも大歓迎です!)。

VM をお試しください

Windows を持っていなくても問題ありません。Node.js Tools for Visual Studio はだれでも手軽に利用できます。

Azure には既に、Visual Studio Community 2013、Node.js、NTVS を事前インストールした VM イメージが作成されています。この VM をプロビジョニングすれば、NTVS でアプリケーションを作成し、サポート対象の機能 (英語) を試してみることができます。

Azure のアカウントを持っていない場合は、Azure の無料試用版にサインアップして、Azure ポータルにログイン (右上の [Portal] をクリック) してください。ポータルの左ペインで [VIRTUAL MACHINES] を選択し、ページの下部にある [+New] をクリックして新しい VM を作成します。

[VISUAL STUDIO] に移動し、[Visual Studio Community 2013 Update 4 with Tools for Node.js] を選択します。これで Visual Studio が起動し、準備完了です。

仮想マシンのプロビジョニング方法については、「Virtual Machines のドキュメント」ページを参照してください。

Azure で VM を使用し、今すぐ NTVS ツールをダウンロード (英語) してください。マイクロソフトは皆様からのご意見をお待ちしています。GitHub 上で問題を登録 (英語) していただけるほか、Twitter (英語) でもコメントをお寄せください。

どうぞよろしくお願いいたします。

Kasey Uhlenhuth (Node.js Tools for Visual Studio プログラム マネージャー) @kuhlenhuth Kasey Uhlenhuth は、プログラム マネージャーとして Visual Studio の Node.js 機能の改良に取り組んでいます。また、マネージド言語チームでインタラクティブ機能の提供にも携わっています。