2015 年 3 月の注目記事のご紹介


本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Top News from March 2015  2015/04/02 10:30 AM

1 度取り上げただけでは見逃すこともあると思いますので、ここでは 1 か月の間に投稿された注目記事をまとめてお知らせしたいと思います。2 回目の今回は、3 月の注目記事をピックアップしてお届けします。

3 月は開発者向けのさまざまなコンテンツを紹介し、マイクロソフトが特に重要と考える事柄についてお伝えしてきました。これらの記事が皆様のお役に立てば幸いです。そしてもちろん、皆様からのご意見もお待ちしております。

2015 年 3 月に注目を集めた記事

Internet of Things の実現: 沿岸部の調査 (英語): Sam StokesChannel 9 の DevRadio (英語) で公開したコンテンツの 4 本目となるビデオが「Internet of Things の実現: 沿岸部の調査 – データ ストレージ (英語)」です。このビデオでは、沿岸部の調査を目的としたデータ ストレージおよびデータ収集について掘り下げ、生命科学技術分野に関心を持つ学生に向けて、このプロジェクトが Common Core (全米共通学力基準) の要件も満たしている点に触れています。「Internet of Things の実現: 沿岸部の調査」シリーズのパート 1 (英語)パート 2 (英語)パート 3 (英語) もご覧ください。

Angular 2 を TypeScript で構築 (英語): マイクロソフトと Google が開発で協力している Angular 2 (英語) が、TypeScript を使用して構築されることが発表されました。これは、3 月上旬の ng-conf (英語) で Google が明らかにしたもので、その発表の場では、マイクロソフトの Jonathan Turner が Angular 2 のサンプル アプリケーションを使用して、リリース予定の TypeScript 1.5 プレビューのデモを披露しました。詳細については、Jonathan Turner の記事「Angular 2: TypeScript で構築 (英語)」をご覧ください。また、これに関連して、Jordan Matthiesen が自身の記事「Visual Studio での Angular 2 と TypeScript のプレビュー (英語)」で Angular 2 のデモを紹介しています。

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ASP.NET 5 をリリース (英語): 先月、ASP.NET 5 のリリースが発表されました。ASP.NET 5 は最新の Web アプリケーションを構築するためのオープン ソースの Web フレームワークで、Windows、Linux、Mac で開発、実行することができます。MVC 6 フレームワークが含まれており、SignalR (英語) 3 の基盤となっているため、クラウド接続型アプリケーションでリアルタイム機能を使用することができます。ASP.NET 5 は .NET Core Runtime を基盤として構築されていますが、完全版の .NET Framework でも実行可能で、互換性が最大限に確保されています。この最新リリースでは、従来よりも軽量化が図られ (System.Web.dll が不要になりました)、モジュラー化、クロス プラットフォーム化、クラウドへの最適化が進んでいます。詳細については、Rami Sarieddine の記事「ASP.NET 5 をリリース (英語)」をご確認ください。

MSBuild がオープン ソースに: Richard Lander の記事では、MSBuild Engine をオープン ソースとして GitHub で公開したことや、.NET Foundation (英語) への貢献についてお伝えしました。msbuild.exe は、Visual Studio がインストールされていない環境でも、製品を構築する際にプロジェクトやソリューション ファイルから直接呼び出すことが可能です。たとえば、マイクロソフトでは .NET Core ライブラリ (英語).NET Core Runtime (英語) のオープン ソース プロジェクトを構築する際に MSBuild を使用しています。また、TheNextWeb のサイトでも特集されましたので、そちらの記事「Visual Studio のビルド ツールである MSBuild をマイクロソフトがオープン ソース化 (英語)」もご覧ください。

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DevOps はなぜ困難なのか (英語): Jason St-Cyr が執筆した記事「DevOps はなぜ困難なのか (英語)」では、DevOps に関する重要事項に対してはチームのメンバー全員の意見が一致するものの、その共通目標の達成が困難となる原因について述べられています。特に開発チームと運用チームの視点の違いを挙げ、それぞれのチームがプロセスの別の段階を重視しているために優先順位が異なっている点に着目しています。

Windows 10 開発者ツールのプレビュー: 先月、Windows 10 開発者ツールのプレビュー版が公開されました。この「Windows Insiders Program 向けに Windows 10 開発者ツールのプレビュー版を提供開始」の記事では、Cliff Simpkins がこのリリースの重要なポイントや、開発者がコンテンツを構築する際に利用可能な各種ツールについて説明しています。また、Somasegar が自身の記事「Visual Studio Tools for Windows 10 Technical Preview を発表」の中で、Visual Studio Tools の主な特長について述べています。

Visual Studio でのデバッグ作業をスピーディに (英語): デバッグ作業に時間を取られることは、開発者にとってストレスとなります。「Visual Studio でのデバッグ作業をスピーディに (英語)」の記事では、Andrew Hall がデバッグ作業に時間がかかる原因を段階ごとに説明しています。まずデバッグ作業が長引いている 3 つの状況について説明し、それぞれに関して考えられる遅延のさまざまな原因を詳細に解説しています。デバッガーの実行時に発生する状況と、アプリケーションの速度が低下する原因についてご確認ください。

ビヘイビアー駆動開発とドメイン駆動設計の組み合わせ (英語): テスト駆動開発 (TDD) (英語) などのアジャイルな開発手法についてはさまざまなことが聞かれますが、この記事ではその中の 2 つの手法を紹介しています。ビヘイビアー駆動開発 (BDD) (英語) は、アジャイルな開発手法としては理解しやすく、適用も簡単です。ドメイン駆動設計 (DDD) (英語) では、ソフトウェア開発を中核的なビジネス コンセプトと連携させて開発手法の構造や用語を提供し、設計に関する意思決定を行います。Jan Stenberg の BDD と DDD の組み合わせ (英語) に関する記事では、これらの手法を組み合わせてアジャイルな開発に活用するための Konstantin Kudryashov の取り組みを紹介しています。

AJAX Control Toolkit の 2015 年 3 月の更新 (英語): ASP.NET AJAX Control Toolkit (英語) は DevExpress が保守作業を行っている無料のオープン ソース ツールキットであり、この更新版が 3 月にリリースされました。更新の詳細については、Mehul Harry の記事「ASP.NET AJAX Control Toolkit v15.1 の発表 (英語)」をお読みください。また、こちらの Visual Studio ブログ (英語) でも詳細をお伝えし、WebDev ブログ (英語) ではコード スニペットと利用手順を説明しています。

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デバッグクラウド診断に関するイベント「Connect(Live);(英語): マイクロソフトは、デバッグおよびクラウド診断チームの Saurabh Bhatia (英語)Dan Fernandez (英語)Andrew Hall (英語)Boris Scholl (英語) の 4 人が皆様の質問にお答えする Connect(“Live”); ライブ ストリーミング セッションをスタートしました。このイベントは、年間を通してプロダクト チームがユーザーの皆様と交流する機会を持つことを目的として開催されます。イベントに参加できなかった方も、Channel 9 (英語) でイベントの模様をご覧いただけます。また、これから開催される Connect(“Live”); の予定も Channel 9 (英語) でご確認いただけます。

フィードバックのご協力のお願い

今回ご紹介した一連の記事が皆様のお役に立てば幸いです。今後も毎月新しい情報をご案内していきますので、どうぞご期待ください。また、ページ下部のコメント欄までお気軽にフィードバックをお寄せください。

これからも Visual Studio をよろしくお願いいたします。

Radhika Tadinada

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Radhika Tadinada (Visual Studio 担当プログラム マネージャー、Twitter: @RadhikaTadinada)

Radhika Tadinada はマイクロソフトに勤めて約 4 年になります。最初は Visual Studio プラットフォーム チームのプログラム マネージャーとして IDE 機能の構築に携わっていました。現在はカスタマー チームに所属し、Visual Studio ブログを管理しています。

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