Windows Insiders Program 向けに Windows 10 開発者ツールのプレビュー版を提供開始


 

本記事は、マイクロソフト本社の Windows Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Windows 10 developer tooling preview now available to Windows Insiders  2015/03/23

 

今から 3 週間前に開催された Mobile World Congress の会場で、マイクロソフトは初めて Windows 10 ユニバーサル アプリ プラットフォームを公開しました。そして、今回発表するのは、Windows 10 開発者ツールについてです。マイクロソフトは本日、Windows 10 開発者ツールの最初のテクニカル プレビュー版を Windows Insider Program 向けに公開しました。

今回公開したのはプレビュー版です。プレビュー版を公開する目的は、Windows 10 の最終版が完成するまでの間に、新しいプラットフォーム機能を皆様にテストしていただく機会を提供することにあります。このプレビュー版に含まれる新機能の主な特長は以下のとおりです。

  • アダプティブ ユーザー エクスペリエンス: Windows 10 では、デバイスの画面の大きさにかかわらず 1 つの UI を適応できます。既存の Windows 8.1 用アプリをお持ちの方は、(a) UI プロジェクトを 1 つ削除し (Visual Studio プロジェクトも 3 つから 1 つに統合し)、(b) 改良された ViewStateManager を追加して、実行時に UI をどのように適応させるかを制御すれば、すぐにこのエクスペリエンスをお試しいただけます。
  • ユーザー管理: Windows 10 の UI コントロールの多くでは、ユーザーがアプリの操作方法を実行時に判断し、適切なユーザー エクスペリエンスを提供します。たとえば、タッチ スクリーン搭載のノート PC では、マウス クリックではなく画面のタップ操作を検知すると、アプリのフライアウト コントロールが大きめのタッチ ターゲットを表示します。
  • API コントラクト: Windows 10 では、OS のバージョンから推察しなくても、Windows 機能が使用できるかどうかを直接検証できます。このため、関連する API を呼び出す前に、Windows 機能が特定のデバイスで使用可能かどうかを実行時にチェックすることができます。API コントラクトの動作をコードで確認するには、HardwareButtons という API を使用すると便利です。この API は (Mobile Extensions SDK を通じて) スマートフォンで呼び出すことができるため、スマートフォンとモバイル エミュレーターでは使用できますが、デスクトップでは使用できません。API コントラクトとその拡張 SDK を使用すると、コードの実行時にそのデバイスにとって適切なユーザー エクスペリエンスを提供することができます。
  • Visual Studio ツールの機能強化: 今回新しくなった開発者ツールでは多数の機能強化が実施されました。詳細については、本日投稿された S. Somasegar のブログ記事「Windows 10 Technical Preview 用ツール (英語)」をご覧ください。

開発者向けの参照資料

今回のプレビュー ツールに関する開発者向け資料は以下のとおりです。新しいユニバーサル アプリ プラットフォーム機能に関する資料もご用意しましたので、あわせてご覧ください。

  1. ユニバーサル アプリ プラットフォームの概要ビデオ (英語): Kevin Gallo が Mobile World Congress 2015 で行った講演の様子を収めたビデオで、ユニバーサル アプリ プラットフォームの概要とユニバーサル アプリの作成方法を説明しています。
  2. Windows 10 のジャンプ スタート プログラムに関する事前情報ビデオ (英語): これから公開を予定しているジャンプ スタート プログラムのトレーニング コンテンツを紹介したビデオです。このビデオ シリーズでは、Windows 8.1 アプリを Windows 10 に対応させるために必要な情報について説明しています。
  3. Windows 10 開発者向け新機能 (英語): Windows デベロッパー センターで公開している Windows 10 の開発者向けドキュメントです。新機能に関する概要と関連情報へのリンクが記載されています。
  4. サンプル コード (英語): GitHub では、随時 Windows 10 向けの新しいサンプル コード ドキュメントが公開されます。本日、数十個のサンプルを公開しましたが、Build カンファレンスの開催に合わせてさらに多数のサンプルを公開する予定です。

プレビュー ツールを使用する

このプレビュー ツールを使用するには、次の手順を実行してください。

  1. Windows Insider Program にまだ参加していない方は、こちらのページから参加登録を行ってください。このプログラムでは、開発用マシンのセットアップに必要なマニュアルやダウンロード リンクを提供しています。
  2. プログラムのインストールが完了したら、まずユニバーサル アプリ テンプレートを使用して Windows アプリを作成します。テンプレートは <使用言語> | Windows 10 ノードから使用できます。
  3. プレビュー ツールのテスト中に問題が発生した場合は、以下を実施してください。
    1. まず、リリース ノート (英語)Visual Studio 2015 CTP6 の既知の問題 (機械翻訳) を参照して、遭遇した問題が既知の問題であるかどうかを確認します。
    2. 次に、MSDN の Windows/Windows Phone アプリに関するフォーラム (英語) で、開発関連の問題を確認します。
    3. 間違いなく不具合であると思われる場合は、Windows 10 の付属機能としてインストールされている Windows フィードバック アプリに新しく開設された開発者プラットフォーム カテゴリを使用して報告します。
  4. プラットフォーム機能や API に関するご提案がありましたら、Windows プラットフォーム開発者向けの UserVoice サイト (英語) にコメントをお寄せください。このサイトは Build カンファレンス開催までに随時更新し、Windows 10 の新機能に関する情報を掲載していく予定です。

Build カンファレンスのご案内

本日は、新たに公開した開発者ツールの概要についてご紹介しました。ぜひこのツールをお試しいただき、ご意見をお寄せください。マイクロソフトでは今回のリリースに向けて入念な準備を進めてきました。本日その成果の一部を皆様と共有できたことをたいへん嬉しく思っています。次のビッグイベントとなるのが Build カンファレンスです。Build では Windows 10 および Windows ユニバーサル アプリ プラットフォームについてさらに詳しくお伝えしたいと考えています。Build に直接ご参加いただけない方は、Build 特設サイト (英語) から基調講演をリアルタイムで視聴できるほか、各セッションの様子は後日、録画ビデオを公開する予定です。たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

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