Visual Studio Tools for Windows 10 Technical Preview を発表


 

本記事は、マイクロソフト本社の Somasegar’s blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Visual Studio Tools for Windows 10 Technical Preview  2015/03/23 12:30 PM

 

本日、マイクロソフトは Windows 10 アプリケーションの作成に使用できる Visual Studio 2015 ツールの初回プレビューをリリースしました。Windows Insider Program にご参加の皆様は、こちらのページから今すぐ Windows 10 Technical Preview ツールをダウンロードして、Visual Studio 2015 CTP 6 (英語) および Windows 10 Technical Preview の環境でご利用いただくことができます。

Windows 10 では、すべての Windows 10 デバイスで実行できる Windows ユニバーサル アプリをサポートしています。また、Windows アプリケーション各種に対応したツールとして機能が強化されているため、開発者の皆様に気に入っていただけることと思います。

今回の記事では、Visual Studio 2015 Tools for Windows 10 Technical Preview の主な特長について簡単にご紹介します。Windows 10 Technical Preview ツールの詳細については、こちらのブログの記事もご覧ください。

 

Windows ユニバーサル アプリを作成する

Visual Studio 2015 の新しいプロジェクト テンプレートを使用すると、C# や VB、C++、JavaScript などの言語で Windows ユニバーサル アプリを作成できます。Windows 10 では、1 つのユニバーサル アプリ プロジェクトで、PC、スマートフォン、タブレット、Xbox などのすべての Windows 10 デバイスで実行可能なアプリに対応することができます。一方で、Windows 8.1 と同様に、Windows 10 を実行する各デバイスの機能やフォーム ファクターに合わせた複数のプロジェクトを用意することも可能です。その場合、共有プロジェクト機能を使用すれば、コードを複数のプロジェクトで共有し最大限に活用することができます。

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PC やスマートフォンで Windows ユニバーサル アプリをテストする

Windows ユニバーサル アプリは、Windows 10 を実行しているあらゆるデバイスに展開できます。今回のプレビュー バージョンのツールで作成したアプリを展開する場合は、最新リリースの Windows 10 がインストールされている PC が必要です。Windows 10 搭載スマートフォンへのアプリの展開は、現時点ではサポートされていません。スマートフォン向けの今後のリリースで可能になる予定ですので、しばらくお待ちください。それまでの間は、今回のツールにインストールされている Windows 10 搭載スマートフォンのエミュレーターにアプリを展開してテストを実施することができます。Xbox などのその他の Windows 10 デバイスについては、今回のプレビューではまだサポートされていません。

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特定のデバイスにアプリを適合させる

Windows 10 ユニバーサルアプリでは、各デバイスに合わせたコード パターンを使用して、デバイス固有の高度な機能を活用するようにアプリを適合させることができます。また、Windows または Windows Mobile 固有の API を提供する Extension SDK を参照することで、各デバイスでコードを実行する前に API が存在しているかどうかを確認するコードを作成できます。

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上図の例では、Windows Mobile Extension SDK への参照を追加しています。このような API へのアクセスを if 文のブロックで囲めば、その API をサポートしていない Windows 10 デバイスでアプリが実行されたときに、その部分のコードは実行されず無視されます。

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このようにして、各デバイスに適切なユーザーエクスペリエンスを提供できるようにアプリを適合させることができます。

 

デバッグのサポート

これまでの Visual Studio 2015 のプレビューで導入されているすべての機能は、新しい診断ツール (英語)XAML 用 UI デバッグ ツール、その他のプロファイリング ツールを含め、すべて Windows ユニバーサル アプリに対しても利用できます。これらのツールを利用すれば、Windows アプリのデバッグや診断がこれまで以上に簡単になります。

 

.NET Native

Windows 10 では、.NET アプリはすべて、デバイスに展開される前に Windows ストアで .NET Native によりコンパイルされます。過去にご紹介したとおり (英語)、.NET Native によってコンパイルされたアプリは、起動時間が短縮され、メモリ使用量も少なくなります。今回のプレビューでは、Window 10 搭載の PC およびスマートフォンで .NET Native ツールチェーンを使用して .NET アプリをコンパイルし、実行することができます。

 

Windows デスクトップ アプリケーション

すべての Windows デスクトップアプリケーション (WPF、Windows フォーム、Win32) は、変更することなくそのまま Windows 10 で動作します。Windows 10 用 Visual Studio 2015 ツールを使用すると、新しい Windows 10 API を Win32 アプリケーションで使用できます。また、Windows 10 では .NET Framework 4.6 がプレインストールされています。.NET Framework 4.6 には、WPF や Windows フォームに関する多数の新機能が導入されています。

 

Application Insights の統合

アプリケーションの利用パターンを詳細に把握することは、市場で成功を収めるためには欠かせません。今回のリリースの Visual Studio では Application Insights が Windows 10 アプリケーションと最初から統合されているため、アプリケーションのテレメトリデータを Microsoft Azure ポータルから簡単に取得できます。Application Insights を使用すると、アプリケーションの利用パターンを詳細に視覚化し、そこから深い洞察を得ることができます。Windows アプリケーションで Application Insights の利用を開始する方法の詳細については、こちらのページ (英語) を参照してください。

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まとめ

今回のリリースは Windows 10 用 Visual Studio 2015 ツールの早期プレビュー版です。Windows 10 Technical Preview ツールをお試しいただく絶好の機会です。Windows Insider Program への登録がまだの方は、ぜひ今すぐご登録のうえ、これらのツールや Windows 10 Technical Preview をお試しください。また、Visual Studio Connect サイト (英語)Send-a-Smile (英語)Windows ツールのフォーラム (英語) までご意見をお寄せいただけますと幸いです。

ぜひ皆様の開発にお役立てください!

Namaste! (それでは!)

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