.NET Framework 4.5.2への移行


本記事は、マイクロソフト本社の .NET Framework Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】Moving to the .NET Framework 4.5.2  2014/8/8 2:10 AM

数か月前、.NET 4以降の.NET 4 シリーズ ( .NET 4/4.5/4.5.1) に対する、互換性の高いインプレースアップデート(置き換えアップデート)となる .NET Framework 4.5.2 のリリースが発表されました。この .NET Framework 4.5.2は、.NET 4.5.1のリリースからわずか数か月後に公開となりました。このアップデートをインストールすれば、さらなる安定性、信頼性、セキュリティ、機能性が提供されます。つまり、これらの改善を手に入れるために既存のアプリケーションを再コンパイルする必要はないということです。

早いペースで開発とリリースが行われるなか、最新の修正や機能、新たな試みは最新バージョンで実現され、過去の古いバージョンでは実現されません。そのような状況において、互換性の高いインプレースアップデート(置き換えアップデート)を提供することで、ユーザーのみなさんに .NET Framework 4 シリーズを格段に使い続けていただきやすくなります。

2016年 1 月 12 日までは、引き続き .NET 4、.NET 4.5、.NET 4.5.1、そして .NET 4.5.2 のフルサポートを継続します。これには、セキュリティ更新、セキュリティ以外のテクニカルサポート、緊急修正プログラムが含まれます。2016 年 1 月 12 日以降は、.NET Framework 4.5.2 のみがテクニカル サポートとセキュリティ更新の対象となります。その他の .NET Framework のバージョンに関しては、オペレーティング システムのライフサイクル中はサポートが継続する .NET 3.5 SP1 を含め、サポート期間の変更はありません。

2014年前半に開催された TechEd NABuildで概要をご説明した通り、私たちは引き続き .NET に注力し、一連の重要なテクノロジや機能、またシナリオを、2015 年に予定されている .NET Framework の次回メジャーリリース、.NET vNext で実現させるべく、努力を続けています。

.NET Framework のサポート ライフサイクルの詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクル のサイトをご覧ください。

.NET Framework の互換性に関して何か疑問がありましたら、.NET Framework のアプリケーションの互換性のページをチェックしてみてください。それでも解決しない場合には、いつもご利用いただいている方法でMicrosoftサポートから私たちへご質問ください。もしくは、Eメールで netfxcompat_at_microsoft.com へご連絡いただければと思います。

 

よくあるご質問にお答えするために、Q&A も用意しました。

.NET 4.5.2 を使うために、アプリケーションをリコンパイルもしくはリビルドする必要がありますか?

いいえ、.NET 4.5.2 は、.NET 4/.NET 4.5/.NET 4.5.1. との互換性のあるインプレースアップデート(置き換えアップデート)です。つまり、以前の .NET 4 シリーズで ビルドされたアプリケーションは、変更を加えずとも .NET 4.5.2 でも実行されるということです。アプリのリコンパイルの必要はありません。

.NET 4.5.2 での大幅な変更はありますか?なぜそういった変更を加えたのでしょうか?

.NET 4.5.2 で行われた変更の中で、以前の .NET バージョンとの互換性が完全でないものはごく少数です。これらの変更はランタイム変更と呼ばれます。このような変更は、セキュリティの観点や産業全体レベルのコンプライアンス準拠のため、また以前の .NET. での不適合な部分を改善するためにやむを得ない場合のみ行われています。加えて、.NET 4.5.2 での既存アプリケーションのリコンパイルを選択した場合のみに実行される変更も、若干含まれます。これらはリターゲティング変更と 呼ばれています。

.NET 4以降の各バージョンの、 .NET のランタイム/リターゲティング変更を含むアプリケーションの互換性に関する情報はこちらからご覧いただけます。

Exchange Server, SQL Server, Dynamics CRM, SharePoint, and Lyncなどのマイクロソフト製品は、.NET 上でビルドされています。もし .NET 4, 4.5 or 4.5.1 を使っている場合、それらの製品もアップデートが必要になりますか?

Exchange, SQL Server, Dynamics CRM, Sharepoint, and Lync の新しいバージョンは、.NET 4 もしくは .NET 4.5 をベースにしています。.NET 4.5.2 は、. NET 4、4.5、また 4.5.1 との互換性がある置き換えアップデートですので、.NET 4 にビルドされている Exchange などの大きなソフトウェア アプリケーションでも、もし .NET ランタイムが .NET 4 や .NET 4.5 から .NET 4.5.2 へアップデートされていれば、変更を加えることなく使うことができます。ただし、本番環境で実行する前に、まずはテスト/プレ本番環境で .NET ランタイムを .NET 4.5.2 へアップデートし、デプロイを確認していただくことをお勧めします。

.NET 3.5 SP1 についてはどうなりますか?使用できなくなるのでしょうか。

いいえ、今回の発表は .NET 4 以前のバージョンには適用されません。 .NET 3.5 SP1 バージョンは .NET 4 以降のバージョン と平行してインストールされるので、一方をアップデートしても、他方に影響はありません。2016 年 12 月以降も .NET 3.5 SP1 をお使いいただけます。

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