Visual Studio 2013 Update 3、Azure SDK 2.4、Windows Phone 8.1 Update、Apache Cordova Tools CTP 2 リリース

本記事は、マイクロソフト本社の Somasegar's blog の記事を抄訳したものです。 【元記事】Visual Studio 2013 Update 3, Azure SDK 2.4, Windows Phone 8.1 Update and Apache Cordova Tools CTP 2  2014/8/5 2:00 AM

本日、Visual Studio 開発者の皆さまにとって重要となる 3 個のリリースを行いましたことをお知らせいたします。

  • Visual Studio 2013 Update 3 全ての Visual Studio 2013 のための、新機能満載のリリース
  • Azure SDK 2.4 Visual Studio ユーザーにクラウドを利用したインフラストラクチャー、プラットフォーム、開発/テスト においてアドバンテージを与える Azure ツールの SDK
  • Windows Phone 8.1 Update 最新の Windows Phone 8.1 におけるアプリのテストにご利用いただける新しいエミュレーターを含む
  • Multi-Device Hybrid Apps CTP 2.0 と、Apache Cordova™ フレームワークを使用して HTML や JavaScript で iOS、Android、Windows アプリをビルドする Visual Studieo 向けツールのプレビュー リリース

同時にこれらのリリースには、Visual Studio 2013 ユーザーの皆さまのために行った機能追加および向上、そしてモバイル ファースト、クラウド ファーストのアプリケーション開発が実現できるような Visual Studio のツールと、私たちが継続的に重点を置く内容が反映されています。

Visual Studio 2013 Update 3

Visual Studio 2013 Update 3 は現在ダウンロードで入手可能ですが、Visual Studio 2013 ユーザーの皆さまにもまもなく更新版をご利用いただける予定です。

Update 3 は、新しい/既存のプロジェクトを統合する Application InsightsGit 対応の CodeLens、Windows ストア アプリ開発におけるマルチ モニター サポート、TFS 2013 Update 3 における カスタム テスト プラン、CPU 使用率診断ツールにおける ソースの表示サポートCode Map の改良、Azure WebJobs 統合、新しい Windows Phone エミュレーターなど、Visual Studio 開発者の皆さまのために沢山の新機能を追加いたしました。

まずは下記の動画で Update 3 の概要 をご覧いただき、全ての詳細については リリース ノート をご確認ください。

update3-video
  
 
アプリケーション ライフサイクル

Visual Studio 2013 Ultimate の CodeLens は、ソース コントロール データと同様にローカル インフォメーションに基づき、直接 C# または VB ソース コードの宣誓について情報を提供します。

Update 3 には Git ソース コントロールのサポートが追加され、クラスまたはメソッドに関連するコミットを追跡しやすくなりました。本機能は、ローカル、TFS の Git、または GitHub のようなその他サービスから複製されたものなど、あらゆる Git リポジトリに適用することができます。

 
ご自身のアプリケーションがどのように使用され、どのように動作しているかを理解することは、いかなるプロジェクトでも非常に重要です。Visual Studio 2013 Update 3 では、Visual Studio の一部となった Application Insights を、[新しいプロジェクト] ダイアログ(新しいプロジェクトの場合)または [ソリューション エクスプローラー](既存のアプリケーションの場合)から直接ご自身のウェブサイトやストア プロジェクトに統合することができます。

 
  
 
診断機能

メモリ使用量は配信するモバイル アプリのパフォーマンスにおける重要な要素となります。Visual Studio 2013 は、Windows ストアまたは Windows Phone ストア アプリケーションの新しいメモリ使用量 診断ツールを紹介しています。Update 3 では、本ツールはそのサポート対象を WPF および Win32 アプリケーションに拡大いたしました。


 

コード マップ は Visual Studio 2013 Ultimate の機能で、アプリケーション ストラクチャーとアーキテクチャーの分析をする複雑なコードの関係をマップすることができます。Update 3 では、コード マップのズーム制御機能の改良、DLL からのマップ作成および関係を素早く識別するためのカラー コード リンクの機能を追加いたしました。

   
 

Web と Azure

色付け、構文エラーのレポート、アウトライン、JSON スキーマをサポートしたカスタム JSON エディターは、Visual Studio 2013 Update 2 で追加されました。Update 3 ではさらに、書式設定とかっこの一致に対応しています。


 

Azure WebJobs により、Azure 上のあらかじめ設定した、またはオン デマンドのジョブのようなあらゆるコンソール アプリケーションを簡単に起動させることができます。 Update 3 では、ebJobs サポートは Visual Studio に統合され、ソリューション エクスプローラーであらゆるコンソール アプリケーションに対して利用することができます。


 

これらの機能の詳細および
Visual Studio 2013 Update 3 のその他の機能については、Visual Studio ブログ をご覧ください。

Azure SDK 2.4

Azure SDK 2.4 はVisual Studio 2012Visual Studio 2013 の両方でご利用いただけます。

Virtual Machines について、Visual Studio 開発者は、スナップショットの構成および作成、保存したスナップショットから仮想マシンの作成、32 ビット仮想マシンのリモート デバッグを行うことができます。また、ストレージ についても機能を追加し、地理的冗長ストレージにリード アクセスし、ストレージのアクティビティ ログを参照することができます。


 

詳しい内容は、 Azure ブログ をご覧ください。

 

マルチ デバイス ハイブリッド アプリ

6 月に初めて Visual Studio 向けの Apache Cordova ツール をリリースいたしました。これらのツールは、Apache Cordova フレームワークで HTML や JavaScript を利用して Android、iOS、Windows アプリケーションをビルドする Visual Studio のエンドツーエンド開発エクスペリエンスを提供します。

本日、マルチ デバイス ハイブリッド アプリ ツールの CTP2 をリリースいたします。CTP2 は Windows 7 デスクトップでの開発、Android 4.4 までのバージョンのデバッグ サポート、ボード全体の品質、安定性およびパフォーマンス向上を含んでいます。


 

詳細は Visual Studio ブログ の投稿をご覧ください。

 

まとめ

本日のリリースは、特に Visual Studio でモバイル ファースト、クラウド ファースト開発に取り組む各 Visual Studio 2013 開発者の皆さまに向けて行いました。Visual Studio 2013 Update 3Azure SDK 2.4Windows Phone 8.1 エミュレーター およびマルチ デバイス ハイブリッド アプリ CTP2.0 ツール は全て公開済みでありダウンロードしてご利用いただけます。

Namaste! (それではまた!)