[アーカイブ] Team Foundation Service 更新 (スプリント 47)
<オリジナル投稿 2013年5月14日 本ポストの情報はオリジナル投稿時点のものです。マイクロソフトの正式な見解や製品の仕様を示すものではないことをご了承ください。>
Team Foundation Service の更新が行われました。今回の主な更新は、以下です (詳細は、こちら)。
- UX の改善: 色使い
- ナビゲーションの改善: スプリントごとのタスクボード
- データ可視化の改善: スプリントごとのタスクボード
- ソースコード管理の改善: Git 複数リポジトリのサポート
- UX の改善: ログインページのブランディング化
色使い
アイコンや、ハイライト部分などで、色合いに改善が行われ、より大切な部分が認識しやすくなりました。SNS などでのフィードバックも好評なようですね。
スプリントごとのタスクボード
今まで、タスクボードは、「WORK (作業)」 直下にありました。すなわち、Current のスプリントのタスクボードしかタスクボードとしては見れませんでした。これをナビゲーションの改善を行い、それぞれのスプリントごとにタスクボードが見れるようになりました。
これで、過去のスプリントのタスクボードが観れますし、階層構造を持ったスプリントや、複数チームのタスクボードもより直感的に表現できるようになりました。
Git 複数リポジトリに対応
Git 対応がさらに加速します。一つのチームプロジェクトで Git の複数のリポジトリを取り扱えるようになりました。Code Explorer で簡単に切り替えることができます。かなり便利です。既定では、単一の Git リポジトリとなります。よくわからないという方は、そのままお使いください。
ログイン画面のブランド化
実装として、影響はありませんが、Team Foundation Service にログインするときに、今までは、 Microsoft アカウントの標準のログイン画面が表示されていました。これからは、Visual Studio ロゴが付いた画面になります。
いろいろログインしているとどこにログインするのかわからなくなるくらい、MS のサービスを使っていただいている方にとっては助かりますねw
Continuous Value Delivery
Team Foundation Service は 3週間スプリントで開発がすすめられています。そこでの成果は、即反映されます。また、Visual Studio、Team Foundation Server はこれらの進化を受けて、4半期にごとくらいのペースで、Update を提供しています。この Update は従来のサービスパックレベルであったり、メジャーバージョンアップレベルであったりします。
このように、短い期間で、ユーザーフィードバックを受け取り、それに対する動くソフトウェアを提供し続けることが Team Foundation Service、Visual Studio レベルのソフトウェアでも可能な時代です。これら、Visual Studio、Team Foundation Server/Service をぜひご活用いただき、みなさんも Continuous Value Delivery の準備を始めませんか?