[アーカイブ] Visual Studio 2012 は多言語同時リリース、国際言語対応

<オリジナル投稿 2012年8月20日 本ポストの情報はオリジナル投稿時点のものです。マイクロソフトの正式な見解や製品の仕様を保証するものではないことをご了承ください。>

Visual Studio 2012 が RTM し、MSDN サブスクリプション会員の皆さんは、すでに利用した開発が行える段階に、その他の皆さんは、無償評価版で、評価が可能な段階になりました (詳しくは、こちら)。
さて、Visual Studio といえば、今まで、英語版が先にリリースされ、それから数十日間お待ちいただいたのちに、日本語版などの多言語版をご提供していました。
すでにお気づきの方もいるかと思いますが、Visual Studio 2012 は各国語同時で RTM し、 RTW を迎えました。したがって、すでに日本語版として Visual Studio 2012 をお使いいただけます(先述の条件下にて)。
また、Visual Studio 2012 は国際言語対応がなされています。これは、言語パック (Language Pack) により言語を切り替えて利用できることを指します。たとえば、今までだと、メインで日本語版、たまに英語版として利用したい場合などでは、両方の言語の Visual Studio をインストールし、切り替えるという面倒なことをしないといけませんでした。
Visual Studio 2012 からは、オプションメニューで簡単切り替えが行えます。
日本語版としてインストールした場合は、上記のように、「国際対応の設定」で、「日本語」となっています。各国語の言語パックがセットアップされていると、以下のように選択肢が増えます。

私の環境では、日本語版をインストールし、そのあとで、英語の言語パックをセットしています。ちなみに、「Microsoft Windows と同じ」にすると OS の言語設定に合わせた言語が選択されます。まったく同じ環境で、この「日本語」と「English」を切り替えた画面ショットをご覧いただきましょう。
まずは、一番わかりやすい、Visual Studio のメニューを対比でご覧ください:

次に日本語版の全体像を:

そして、英語版の全体像を:

ちなみに、変更するには Visual Studio の再起動が必要となります(OSの再起動はもちろん不要です)。また、Test Manager (a.k.a. Microsoft Test Manager, MTM) も Visual Studio のオプション設定にて、変更されます。
// MTM は、Ultimate, Test Professional だけではなく、Premium でも使えるようになりました!これについては別投稿でしっかりお伝えします。
ちなみに、ちなみに、Team Explorer Everywhere (TEE) の言語パックは、RTM 後、遅れての提供を予定していますので、現段階ではまだ言語パックは提供されていません。