[アーカイブ] Team Foundation Service 12/10 (Sprint 40) 更新 [Advent 12/12]

<オリジナル投稿 2012年12月12日 本ポストの情報はオリジナル投稿時点のものです。マイクロソフトの正式な見解や製品の仕様を保証するものではないことをご了承ください。>

米国時間の 12/10 に Team Foundation Service の更新がありました。スプリント 40 になります。
詳細は、下記をご覧いただくことをおすすめします。

さて、今回の更新内容について簡単に触れておきましょう。
まず、ビルドサービス (Hosted Build) として、以下をサポートします。

そして、上記で紹介した Brian Harry のブログによると、ついに、Windows 8/Windows Server 2012 の Hosted Build についてすでに課題を解決しているとの報告があります。こちらは、新年の早い段階での提供をもくろんでいるようです。こちらが実装されると、Build 用の VM イメージのディスクサイズの制約の緩和と同時に、Windows ストア アプリの自動ビルドがクラウド上でも行えるようになります。
さてさて、今回の更新の目玉は、何といっても、バージョン管理の強化です。インターフェイスを刷新し、かつ、名称も、「Source」から「Code」へ格上げ(?)となり、使い勝手が向上しています。
さらに、Hub の位置も格上げされ、Work の前に来てます!
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まず、コード管理のエクスプローラーが進化しています。
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さらにコードの内容にも簡単アクセスです。
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ファイルの履歴間の比較も容易になりました。
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比較は、上記のような「Side by Side」か、下記のような「Inline」を切り替えが可能です。
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履歴もファイル単位でも、変更セットの単位でも自在です。
ファイル単位の場合は、すべて (all changes) や、自分の変更のみ (my changes) そして、拡張検索 (advanced search) が行えるようになっています。
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拡張検索により、誰が変更したもので、かつ、期間または、変更セット番号の範囲を指定し、検索することができます。
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変更セットの閲覧も進化しており、グループピングなど行い、変更内容を把握しやすくなっています。
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これらは、TFS の特徴でもあるシェルブ (shelvesets) でも同様です。
あと、どこからでもバックログ項目やタスク、バグなどのキーワード検索ができる機能も地味ですが、とても便利です。
右上の「Search Work Items」でいつでも検索できます。
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