Win7アプリ投稿キャンペーン 作品のヒント (12月17日締切)

マイクロソフトの田中達彦です。
Windows 7アプリ投稿キャンペーンの締切は、2010年12月17日(金)です。
もう少しで締め切ります。

このキャンペーンは、Windows 7の機能であるタスクバーやマルチタッチなどを使用したアプリケーションを投稿するというキャンペーンです。
作品を投稿した人の中から、抽選でいろいろな景品が当たります。

抽選というところがポイントです。
数多くの作品を投稿すれば、それだけ当選確率が上がります。

既に何らかのアプリケーションを開発されている方であれば、Windows 7のタスクバーの機能をちょっとつけるだけで応募できます。
手元に投稿するアプリケーションがない方も、この機会に簡単なアプリケーションを作って応募してみませんか?

簡単なアプリケーションのアイデアとしては、このようなものがあります。
- よく使うWindowsの機能やアプリを、タスクバーのジャンプリストによって起動させる
- ラーメンタイマーの時間経過をタスクバーのプログレスバーで表す
- 昼休みをアイコン オーバーレイで知らせる
- CPUの使用率をプログレスバーで表示する

最後に書いたCPUの使用率の取得は、以下の方法で行います。
1. Windowsフォームアプリケーションを作成します。
2. ツールボックスにあるPerformanceConuterをフォーム上にドラッグアンドドロップします。
3. PerformanceCounterを選択した状態で、プロパティウィンドウにあるCategoryNameプロパティをProcessorに変更します。
4. CounterNameプロパティを% Processor Timeに変更します。
5. 以下のプログラムによって、値を取得します。cpuTimeにCPU使用率が入ります。

(C#の場合)
float cpuTime = performanceCounter1.NextValue();

(Visual Basicの場合)
Dim cpuTime As Single = PerformanceCounter1.NextValue()

PerformanceConterを使用すると、CPUの使用率だけでなく、ハードディスクの状態などさまざまな情報を入手できます。
いろいろな状態をタスクバーのプログレスバーで表現するアプリケーションを作れば、数多くのアプリケーションを作ることができます。

Windows 7の機能をアプリに追加する方法としては、こちらのブログの記事をご参照ください。
目次:https://blogs.msdn.com/b/ttanaka/archive/2010/10/25/teched-windows-api-code-pack.aspx
ブログビューワー:https://blogs.msdn.com/b/ttanaka/archive/2010/10/26/windows-api-code-pack.aspx

マイクロソフト
田中達彦