[Windows Phone 7 UIガイドを読み解く] 第21回 ~アプリケーションインターフェイスとなるコントロール~

[Windows Phone 7 UIガイドを読み解く ] 第21回 ~アプリケーションインターフェイスとなるコントロール~

[Windows phone application interface controls] (136ページ - 137ページ )

今回からしばらくの間、Windows Phone 7のアプリケーションを作るときに使用するコントロールについて説明します。
今までは、UIガイドの1つの項目をなるべく1回分の記事として書いてきましたが、コントロールの部分については1つの項目の分量が極端に少ないものや多いものがあるため、項目の分量が少ないものについては2~3の項目をまとめて記述し、分量の多いものについては2~3回に分けて記述します。

Windows Phone 7上で動くアプリケーションを開発する際に、Silverlightを使用することができます。
多数のコントロールや、高機能なレイアウト及びスタイルなど、.NETのテクノロジのパワーを継承し、ベクターグラフィックスやアニメーションのAPIもサポートしています。
今までに、Silverlightや.NETテクノロジを使用した開発の経験がある方であれば、その知識と経験をWindows Phone 7のアプリケーション開発に活かすことができます。

これから数回に渡り、Windows Phone開発ツールに含まれるSilverlightコントロールを説明します。コントロールの中には、目に見えるUIの要素を持っていないコントロールや、他のUIの一部として使われるコントロールもあります。
このUIガイドでは、使用できるSilverlightの全てのコントロールを説明していません。アプリケーションを作成するうえで重要なコントロールのみを説明しています。

ユーザーがシステムのテーマを変更したときは、Windows Phone開発ツールに含まれる全てのコントロールが自動的に影響を受けます。

開発者は、自分自身でコントロールを作ることもできます。システムコントロールを複製して、作成することもできます。
コントロールをカスタマイズする方法については、この「Windows Phone 7 UIガイドを読み解く」の連載ではなく、別の連載で説明する予定です。

[注意事項]
この記事は、UI Design and Interaction Guide for Windows Phone 7 Version 2.0というドキュメントを元に書いています。個人的な意見や見解も含んでいます。
記事中のページは、印刷後のページ(左上または右上に表示されている数字)です。
画像は、断りのない限りオリジナルのドキュメントから引用しています。
英語の得意な方は、オリジナルのドキュメントもご参照ください。

[オリジナルのドキュメント]
オリジナルのドキュメントは、下記Webサイトよりダウンロードできます。
https://msdn.microsoft.com/en-us/library/ff637515(VS.92).aspx
このページの最初のほうにある、「UI Design and Interaction.....」というリンクをクリックすると、ダウンロードが始まります。

[Windows Phone 7 UIガイドを読み解く]
第1回~第15回の一覧
第16回 : ~タッチによる入力~
第17回 : ~タッチ方法 ( ゼスチャー ) の種類~
第18回 : ~ハードウェアの周囲についているもの~
第19回 : ~搭載されているセンサー~
第20回 : ~出力方法の種類~
第21回 : ~アプリケーションインターフェイスとなるコントロール~

マイクロソフト
田中達彦