TFSの極意 Vol.6 | TFS に Eclipse からアクセス! Team Explorer Everywhere 2010

Team Foundation Server (以下、TFS)には、Visual Studio からは、Team Explorer でアクセスができます。

ちなみに、Web インターフェイスも標準搭載なので、実はどこからでもアクセスすることができます。ついでに、Power Tool により、Windows エクスプローラーからソース管理にアクセスすることもできます。MSSCCI API 準拠の IDE などからもソースコード管理にアクセスすることができます。

といったところで、本題ですが、Eclipse からもアクセスすることができます。ソースコード管理だけといったケチなことはいいません。ほぼすべてにアクセスいただけます。

ということで、今回は、Team Explorer Everywhere のセットアップのお話です。Eclipse ですから、Windows のみなんてことも言いません。Linux, Solaris, AIX, HP-UX, Mac OS X といろいろなところから Eclipse を使ってアクセスできます(ちなみに、各種OS用のコマンドラインインターフェイスもあります)。

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まず、入手方法!MSDN サブスクラバ会員の方はそちらからアクセスください。一般には、

Team explorer Everywhere 2010

より入手いただけます(※この投稿ではライセンスの話はしません。あしからず)・

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ダウンロードできましたら、Eclipse を起動します。

スクリーンショット(2010-06-14 18.34.18)

な感じですね(見ての通り、今回のセットアップは、Mac OS X 上で行っています)。

「ヘルプ」メニューの「Install New Software」

スクリーンショット(2010-06-14 18.44.52)

 

スクリーンショット(2010-06-14 18.46.10)

「Add」ボタンを押しましょう。そして、ダウンロードした、TFSEclipsePlugin-UpdateSiteArchive-10.0.0.zip を選択してください。

 

スクリーンショット(2010-06-14 18.48.51)

「Visual Studio Team Explorer Everywhere」を選択し、「次へ」っと。

ここで依存関係チェックやら、セットアップやらが行われますので、しばしお待ちください。。。

スクリーンショット(2010-06-14 18.52.14) 

この後、使用許諾の確認がありますので、確認いただき(!)、「終了」ボタンをクリックしてください。インストールが行われます。

スクリーンショット(2010-06-14 18.53.20)

インストール作業は以上です。これまたウィザード一発系ですね♪

さて、Eclipse を再起動したら、もう使うことができます。

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使い方は、Eclipse 使いのお方には言うまでもなくですが、Java パースペクティブなどからチーム開発としてアクセスいただくことも、Team Foundation Server パースペクティブからアクセスいただくこともできます。

では、アクセスまでの道のりを:

スクリーンショット(2010-06-14 18.57.14)

まずは、Team Foundation Server パースペクティブですが、パースペクティブで、「その他」を選べば一覧に「Team Foundation Server Exploring」が見えると思いますので、こちらを選択し「OK」します。

Java などのパースペクティブからアクセスする場合は、

「ウィンドウ」→「ビューの表示」→「その他」

で 「Team Foundation Server」→「Team Explorer」を選択です。
スクリーンショット(2010-06-14 18.59.52)

Team Foundation Server にアクセスするには、

 スクリーンショット(2010-06-14 19.01.37)スクリーンショット(2010-06-14 19.01.49) をクリックします。

あとは、Team Foundation Server のアクセス URI を指定するだけです。

これで、いつでもアクセスできるようになります。

ちなみに、TFS 管理下にある、Java など Eclipse で開発しているリソースに新規にアクセスする場合は、

「ファイル」→「インポート」→「チーム」が便利ですね。

長沢