TFSの極意 vol.2 | 画面ショットで体感する基本構成セットアップの楽さ♪
In this article
Team Foundation Server(以下、TFS)2010 のエッセンスをお伝えするブログ投稿シリーズの第2弾です。
vol.1 で TFS 2010 の基本構成 の、セットアップについて書きましたが、スクリーンショットをよく見ると英語版です。
Visual Studio 2010 Ready Day の開催が、4月13日だったので、この時点で RTM を迎えたのは英語版のみ・・・という状況のためです。
今は、すでに日本語版をご提供開始していますので、当然 TFS 2010 日本語版をご利用いただけます。英語版の画面だとイメージつきにくいなぁ・・・というお方のために、日本語版でのスクリーンショットで如何に楽かをご紹介しましょう
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今回は、Visual Studio 2010 のコンポーネント、IIS、SQL Server が一切入っていない Windows 7 に TFS 2010 をインストールです!
※画像は、クリックすると一部を除き、拡大表示されます
TFS 2010 の DVD の中のフォルダ構成です。32ビット版は、「TFS-x86」、64ビット版は、「TFS-x64」のフォルダ以下の setup.exe を実行します。
ウィザードの最初の画面です。
今からインストールされるコンポーネントがわかります。 VC 9.0, VC 10.0 のランタイム、.NET Framework 4、そして TFS 2010 ですね。
インストールする機能を選択できます。 ビルド機能もインストールする場合は、「Team Foundation ビルド サービス」も選択してください。
順調にセットアップが進みます。 順番を見てみると、各種ランタイムのセットアップがさきで、その後に TFS 2010、そして SQLL Server 2008 関連
.NET Framework 4 のインストール時に、再起動を要求される場合があります。
再起動後にセットアップが継続されます。 カップラーメンをつくるとか、ちょっとトイレに行くとか、コーヒー入れてくるとか、少しお待ちください。
インストールは、これで完了! いえいえ、ここからです。構成ツールで、必要な設定を行っていきます。
[構成]ボタンをクリックすると、構成センターが起動します。
構成センターでのセットアップです。 今回は、「基本構成」でセットアップしますので、「基本」を選択し、ウィーザードを開始します。
基本的に、「次へ」進んでいくだけです。
SQL Server Express をインストールするので、その設定を聞いてきます。 すでにインストール済みの SQL Server (Express でも Standard でも Enterprise でも)を指定することもできます。
確認画面です。IIS の設定(主にポートの設定)なども確認できます。
この OS 上にセットアップ可能か検証が行われます。ここで、IIS など必要なコンポーネントのセットアップ有無など自動で確認されます。 下のほうに、IIS をセットアップするという旨が記載されているのがわかります。
あとは、進捗を確認できます。 まず、IIS、次に、SQL Server で、その後に必要な DB 構成、Web サイトとWebサービスが構築されるというのもよくわかりますね。 実は、TFS のセットアップで長いのはここです。 実質、ここで、必要なコンポーネント、構成、設定を一挙に行っていることになります。
各コンポーネントの進捗見つつ、完了です。
これだけです。特殊なセットアップはありません。
ビルドサービスについては、またの機会に触れることにしましょう。でももうわかりますね。ビルドサーバーの構築もウィザードだけです。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
いかがでしたでしょうか?
TFS のインストールは、簡単 というのをわかっていただけましたでしょうか?
ちなみに、標準構成も、ほぼ同じです。事前に SQL Server Standard or Enterprise をインストール(SharePoint Server を使うならこちらも)しておけば、よいだけです。
Windows SharePoint Services を使う場合は、これは、自動でインストールされます。
長沢