【WITブログ(訳)】マイクロソフトの開発部門でのTFSの活用 - 第3章(プロセスの実装)
※この投稿は、米Microsoftのデベロッパーツール開発部門のブログ(Teams WIT Tools)を長沢流に意訳・変訳したものです。
※英語原文を正とし、この投稿はあくまで理解の一助としてご活用ください。
※翻訳にあたって Teams WIT Tools ブログの執筆者から許可を得ています。
※本投稿には、オリジナルの2投稿文の情報を混在させています。
第3章 プロセスの実装
以前の投稿までで、プロセスについて触れてきた。今回は、Team Foundation Server(以下、TFS)を用いてどのように我々のプロセスを実装したのかについて紹介しよう。
我々のプロセスは、下図のように表現することもできる。このプロセスについては、以前の投稿で述べたので、詳しくは ここ を見ていただこう。
我々は、上記の情報を 作業項目(Work Items)によって追跡している。
「バリュー プロポジション(Value Proposition)」の作業項目:
- シナリオは、「バリュー プロポジション」作業項目の「Scenario」フィールドを設けて実装され、ALLOWEDVALUES リストとしてシナリオをセットしている(※詳細は、次回投稿の第3章の補足を)。シナリオ(ビジネスの目的やピラー)は、数が少なく、概ねフィックスされていたので、適正であった。
- バリュー プロポジションとエクスペリエンスの関係は、「バリュー プロポジション」作業項目と「エクスペリエンス」作業項目のリンクにより、追跡可能である
- バリュー プロポジションには、定義のためのいくつかのフィールドを持っている。「Description」フィールドがその例で、「バリュー プロポジション」が何であるのかを示している。
「エクスペリエンス(Experience)」作業項目:
- 「エクスペリエンス」は、「バリュー プロポジション」からリンクされている
- 「エクスペリエンス」は、「フィーチャ」へリンク(※ブレイクダウン)されている
「フィーチャ(Feature)」作業項目
- 「フィーチャ」は、「エクスペリエンス」からリンクされている
- 「フィーチャ」には、多くのフィールドが定義されている。「Description」フィールドは、そのフィーチャの概要が表示される。
- より詳細な情報へは、「One Page Spec」フィールドの URL からアクセスできる。
※この意訳・変訳した投稿に関するお問い合わせは、長沢まで