【コラム】ソフトウェア開発における対症療法と原因療法(3)

こんにちは。無計画連載の第三回目です(^^; だいぶ間が開いてしまいました。。。

原因療法なのですが、実はなかなか成果が出ていないということをよく耳にします。途中で頓挫してしまうんですね。なぜなのでしょうか。主な要因のひとつに、継続して実施していくことが難しいということが挙げられます。

どうしても、人は、チームは、結果をできるだけ早くにあげたがります。そしてそれ自体は、非常に効果的でもあります。誰でも目標が達成可能なところに見えているとモチベーション向上にもつながります。

しかし、原因療法はある意味先の長い取り組むでもあります。そんなに簡単には原因は突き止められない。そんなに簡単には実践できない、そしてそんなに簡単に人は言うことを聞かない(^^; そしてそしてそんなに簡単には定着できないんですね。

ここで、重要なことが大別して二つあります。

  • 新しいことを行うと必ず一時的に生産性は落ちるという事実 
  • その取り組みのためのサポートをどれだけしているかという強い意志

これがないと、どんなにすばらしい試みもとたんに悪政のごとく煙たがれ、そして定着せずに終わってしまう傾向にあると経験的に感じています。

# まだまだ続きますよぉ♪

ながさわ