競合解決の新しい仕様を公開

分岐、マージ、競合の解決が現状では複雑すぎるというフィードバックが寄せられています。このような問題に対処するために、開発中の次のバージョンの TFS ではさまざまな改良を加えているところです。数か月前にリリースされた新しい履歴仕様 (英語) では、変更が導入されたオリジナルのチェックインまでさかのぼった、複数の分岐にわたる変更の追跡が簡単にでき、私たちのプランの一部がどのようなものであるのかを示しています。そして本日、競合の解決に関する強化が含まれる解決仕様 (英語) が新たにリリースされました。

今回の解決のデザインでは、次の問題点に対処することを目的にしています。

  1. 解決のダイアログがモーダル ダイアログであるため、競合の解決に必要なあらゆる調査を効率よく実施するうえでの妨げとなっている。 
  1. 名前の変更などの競合を解決する場合では、競合が解決される前に異なるモーダル画面を 4 つもクリックすることになり、この場合も全体的に調査を効率よく実施することができない。 
  1. 解決の画面に競合が報告された理由 (つまり、競合に至るまでの一連のイベント) を明らかにする十分な情報が表示されないため、適切な解決を選択するまでにかなりの量の調査が必要となる場合がある。 
  1. UI とコマンド ラインとで解決のオプションにばらつきがある。また、オプションを選択した結果が最終的にどうなるのかがよくわからない。 
  1. 2 つの項目が同じパスや名前の「*」を使うために競合している場合に、これを解決する UI がない。

[Pending Changes] (保留中の変更) ツール ウィンドウにある新しいモードレスの競合解決チャネルのスクリーン ショットを次に示します。

詳細については、上述の仕様の参照先をご覧ください。また、https://forums.microsoft.com/MSDNWorkShop/ShowForum.aspx?ForumID=1981&SiteID=64 (英語) にフィードバックをぜひお寄せください。

Brian

投稿 : 2008 年 2 月 1 日 (金) 午前 8 時 26 分 bharry

Brian Harry さんのブログ - https://blogs.msdn.com/bharry/archive/2008/02/01/a-new-spec-on-conflict-resolution-is-available.aspx より。