System Center 2012 Configuration Manager 入門: その1 – 中央管理サイト (CAS) とプライマリ サイト

本日は、Windows Developer Days 開催。参加できないので、ブログを更新してやるっ!!
別にいじけてる訳ではないと思います…

さて、System Center 2012 もリリースした訳ですし、すこしずつ情報をここで載せていかなければと思っていますが… これまた、時間との戦いになるとは思います。

日本語版って、いつリリースされるんだろう?
パッと見では、Operations Manager と Orchestrator 以外は Multilanguage でリリースしているようなので、確認しなければ…

 

今日は System Center 2012 Configuration Manager のサイト構成について少しだけ触れてみます。

従来の Configuration Manager や Systems Management Server (SMS) では、最上位のプライマリ サイトをセントラル サイトとして持ち、その配下にプライマリ サイトを繋げて行く形をとっていたのですが、System Center 2012 Configuration Manager では Central Administration Site (翻訳では中央管理サイトとなってます) を最上位に置き、その配下に全てのプライマリ サイトを構成していく形をとります。ここで厄介なことが1つ…

仮に、先にスタンドアロンのプライマリ サイトを構築した場合、後にそのサイトの上に中央管理サイトを構築して接続することができません
これ、意外と重要なポイントだったりします。

※ Service Pack 1 で変更される予定です

このロジックが後に変わってくるかは分かりませんが、とにかく System Center 2012 Configuration Manager を展開する際には、1台のサイト サーバでずっと環境の管理を行っていくのか、複数のサイトを利用するのかを判断しなければなりません。

無難なやり方は?

と言われると、必ず中央管理サイトを構築して、その配下にプライマリ サイトをぶら下げる方が、追々環境を拡張することがあってもゼロから構築しなおす必要性がなくなります。
もしくは、スタンドアロンのプライマリ サイト配下にセカンダリ サイトを沢山展開する方法もあるかも知れませんが… 美しくないですよね。

スタンドアロンのプライマリ サイト配下にプライマリ サイトを構築できないかって?
そうなんです。これも、できなくなりました。

プライマリ サイトは全て同一の階層に置かれてしまうので、複数のスタンドアロン プライマリを構築しても良いんでしょうけど、それぞれのサイト情報は連携されません。
そうなると、上位に中央管理サイトを構築して、これまでのセントラル サイトの役割を持たせるのが妥当な判断になってしまうんです。

 

この中央管理サイトと言うものも、従来のセントラル サイトとは違い、特定の役割しか割り当てることができません。
また、一部のサイト役割に関しては、中央管理サイトにしか構築できないものもあります (Endpoint Protection ポイントなんかは良い例です)。

 

System Center 2012 Configuration Manager のサイト階層は3層しかない。
層1: 中央管理サイト
層2: プライマリ サイト
層3: セカンダリ サイト

仮に、スタンドアロンのプライマリ サイトを構築した場合は…
層1: スタンドアロン プライマリ サイト
層2: セカンダリ サイト

と、なります。
少しずつ System Center 2012 を展開しようと言うお客様の声が上がっていると、間接的に聞いています。
そりゃそうだ。Premier 契約があるお客様の System Center 案件は一通り全て僕を通るんだから… (笑)

 

セットアップ ウィザードのセットアップ オプションで、選択肢が以下の順番で列挙されるんですよ:

  • Configuration Manager プライマリ サイトをインストールする
    • 標準インストール オプションを使用して、スタンドアロンのプライマリ サイトをインストールする
  • Configuration Manager 中央管理サイトをインストールする
  • インストール済みの Configuration Manager 2012 をアップブレードする
  • サイトを復元する
  • サイトのメンテナンスを実施するか、このサイトをリセットする
  • Configuration Manager サイトをアンインストールする

 

『えいやー』な感じで展開をしようとすると、一番初めの項目を選択してしまうでしょう… そうしたら、後で中央管理サイトを構築することはできませんよ…

と言う、注意事項と言うか、「気をつけて下さいね」なブログと言うか… そんな感じです。

 

因みに、「サイトを復元する」と言うオプションですが、従来の Configuration Manager とは異なり、『ConfigMgr サイトの修復ウィザード』はなくなりました。
サイトの修復を行う際には、インストール メディアから、この「サイトを復元する」オプションを選択いただき、修復を進める形をとります。基本は…ね。

また、サイトのバックアップですが、相変わらず類似の情報を類似の方法で取得します。ただ、設定場所が見付け辛いです。なので、その辺は、また別途情報として上げますね。

サイトの修復方法についても、SQL Server Replication が活躍するので、方法論を一度揃える必要性がありそうです。

 

ついでに、従来のバージョンまでに関して提供してきた Configuration Manager 2007 のバックアップとリカバリの資料は、半分以上は System Center 2012 Configuration Manager でも使えます。
バックアップの取得方法について、基本的な構造や考え方は変わっていません。未だに AfterBackup.bat ファイルを探しに行くくらい、変わっていません。

そして、残念なことに System Center 2012 Data Protection Manager で Configuration Manager を認識することは未だにありません… ConfigMgr の VSS Writer と連携しちゃえば良いのに…

 

と言ったところで、後日改めて簡単なサイト セットアップ (中央管理サイト & プライマリ サイトの構築) をご紹介しようかと思います。
公開し過ぎると仕事がなくなると言われそうだけど… サポート関連の仕事が減るのは、正直、理想だと思っているので無料で提供できる情報は (時間が許す限り) ドンドン上げて行きます!

 

あ、一応、System Center 2012 Orchestrator のインストールは無事完了しました。
また、System Center 2012 Data Protection Manager のインストールも完了。

ただ、連携するコンポーネントも構成しきれていなければ、DPM のエージェントをインストールする対象も見つけていないので、近いうち家ラボを全部破壊してやろうかとも検討中 (かなりの台数があるんですが、そろそろ要領が足りなくなってしまい…)

 

誰か、高スペックのワークステーションかサーバを10台くらい譲って下さい。
あ、後、Windows Developer Days に行けないけど Metro 環境は何度か壊しておきたいので Slate PC 1台と ARM ベースの端末も1台くらはい (笑)