もう一つの究極マーケティング: バレンタイン

別に、彼女が今いないからと言ってこう思っている訳ではありません (爆)
なんつって。

さて、クリスマスの時には、 クリスマスという祝日が究極のマーケティング だと言うことを書きましたが、「バレンタインもそうですよね~~」と言う本日のエントリー。
まぁ、バレンタインとなると、決して祝日ではないですからね…
ですが、バレンタインも元々はクリスマスと同様、異教徒の祭日だったんです。

 

実は、この祭日も、キリスト教によって変えられたもの。
でも、現代のように愛情やロマンスと位置づけられるようになったのは、ジェフリー・チョーサーの時代。
だから、今から700年くらい昔の時代ですね。 ( ^^)

それ以前は、キリストの殉教者の名前に基づいて、バレンタイン デーというのができたんです。
実は最近 (と言っても数十年前と言う意味) まで、カトリック教会は複数の「バレンタイン デー」ってのを認識していたんですよ!
すごくないですか?
700年前くらいにロマンスとバレンタインの連携がされるまでに、複数のセイント バレンタインの存在が一人になっていて、結局誰のことをベースにバレンタインって決まったのかをカトリック教会も分かっていないらしいです。
…まぁ、公開していないだけなのかも知れないですけどね。

40年ほど前に、キリスト教のカレンダーからバレンタインは正式な祝日から普通の日に変更されたようですが、結局イメージはそのまま残った。
その後、カード会社やお花屋さん、お菓子会社が既存の祝日を利用してビジネス化にする。
所謂、「ホールマーク ホリデー」とアメリカでは呼んでます。
うまく利用できる既存の人々の思考を、その通り、「うまく利用する」

いやぁ~…うまくできてるんですよ。このマーケティング。
クリスマスは、まだ「キリストの誕生日」と言うことで、信者を中心にマーケティングできるんですが…
バレンタインは、ほぼ全ての人が感覚としてもつ、「愛情」に対してのマーケティング。
うまい・・・
うまいなぁ~~

 

今年の日本では「逆チョコ」たるものが流行りだったようですね。
逆チョコを上げた方っています?

いや、でも、そもそも、女性からチョコを上げると言う文化が僕にとってはとても面白かったんですよね。
日本と韓国だけだと思いますよ。
ホワイトデーとかもあるんですよね?
韓国では、ブラックデーってのもあるらしいです。だからどうってことはないんですが…
要は、マーケットとして恋愛が大きいんですよね。

後、なぜ女性からプレゼントする日がバレンタインデーなのかと思ったんですが、きっと日本の男性が愛情表現を余り見せないからだと思ったんですよね。
おもしろい。
と言うか、日本の男性って余り愛情表現がないですよね~~。なんでなんだろう??

ガキの頃、カナダでもアメリカでも、上げることも貰うことも多かったバレンタイン…
でも、結果的には、子供の頃から、マーケティングに負けていただけだったんですよね~~
とは言っても、途中から手紙や歌で誤魔化してましたけどね (笑)
花束って、意外と高いですよ。
特にオーガニックの・・・

 

あ…いつもの如く、話がズレましたね。

結論ですが。
要は、宗教そのものがすごくマーケティング セントリックなんですけど、その一つ一つの祭日が、いちいちビジネス的要素をもったマーケティングに繋がることって、スゴイですよね?
と言う、それだけのことでした~。