Database Edition 2008 GDR の September CTP もリリースされました
つい先月、August CTP のリリースを紹介したばかりですが、先日 Database Edition 2008 GDR の September CTP がリリースされました。
なんともハイペースと思っていらっしゃるかも知れませんが、SQL Server 2008 がリリースされてから時間も経ちますので、VSTS 2008 SP1 リリース後にもハイピッチで GDR の開発を進めている様子です。
詳細については製品開発担当の Gert Draper のブログで確認いただけますが、僕からは内容を部分的に翻訳させていただきます。
(元のブログはこちら@英語)
今回の CTP では何が変わって、何を期待していただけるか:
- SQL Server 2008 の完全対応が完了しました。すべての DLL 2008 ステートメントがサポートされるようになりました。
- SQL Server 2008 の T-SQL パーサーが、今回のプレビュー版から、2008 の新しい Syntax をすべて理解できるようになっています。
- スキーマ比較およびスキーマのインポートについて、各SQL Serverのバージョンとの互換性を持ちます。 (例) SQL Server 2005 のデータベース プロジェクトと SQL Server 2008 のデータベース プロジェクトの比較などができるようになりました。
- ターゲットの SQL Server のバージョンを基に比較対象のオブジェクトを認識すると言うロジックになっています。 例えば、SQL Server 2005 のソースを持つデータベースを SQL Server 2000 を対象に比較をした場合、対象側の SQL Server 2000 のオブジェクトのみとの比較を実行し、SQL Server 2005 特融のオブジェクトは比較時には無視すると言う動作をします。
- スキーマ比較の「無視する」オプションが、デプロイメント時にもオプションとして選択可能になります (.sqldeployment ファイルに含まれます)
- アクセス許可の設定がサポートされりうようになり、 .sqlpermissions ファイルに格納されるようになります。
- シーケンス データ バウンド ジェネレータが製品に統合されました。
- .dbproj ファイル内で SQLCMD 可変を MSBuild のプロパティにマッピング可能になります。
- フィーチャー拡張子用のパブリック API がファイナライズされました: データベース ジェネレーター、データ配布、静的コード分析ルール、リファクタリング種類、リファクタリング対象、テスト コンディション
興味がある方は、英語版ではありますが、是非お試し下さい。
Database Edition 2008 GDR CTP のインストール要件としては、Visual Studio 2008 Service Pack 1 がインストールされていることと、SQL Server Compact Edition 3.5 Service Pack 1 が最低でもインストールされている必要があります。
仮に、先月ご紹介させていただきました August CTP をインストールされている場合は、前バージョンの CTP を一度アンインストールする必要があるので気をつけて下さい。
Microsoft® Visual Studio Team System 2008 Database Edition GDR September CTPはこちらからダウンロードいただけます♪
Happy Previewing! ( ^^)
……もう10月ですね……