CQI 徹底検証シリーズにデータウェアハウスシナリオのホワイトペーパーが追加されました

マイクロソフトの植田です。

たびたび予告させていただいていました、SQL Server 2008データウェアハウスシナリオのホワイトペーパーが公開されました。

SQL Server BIBLE(技術者必読情報), SQL Server 徹底検証

非常に規模の大きな検証となり、ホワイトペーパーも複数あります。大きく2つのカテゴリーがあり、環境構築編と運用管理編があります。

環境構築編

データウェアハウスDBの設計からキューブの設定方法、レポートの作成/アップロード手順、および、ExcelからAnalysis Servicesキューブに対する自由検索、レポートアクションの設定などがカバーされています。「大規模データウェアハウス実践ガイド(環境構築編)」では概要が説明され、細かな設定方法などは「詳細編」に、なるべくわかりやすいように記載させていただきました。概要編を読んで興味のある部分を掘り下げるために詳細編を読む、といったように活用いただけると幸いです。アクセス制御の実装に関しては弊社コンサルタントを交えて、なるべく実践的な内容になるよう心がけました。

運用管理編

データウェアハウスDBやAnalysis Servicesキューブのメンテナンス(日次データロード、バックアップ、ディメンジョンテーブルの更新、キューブの更新、など)から障害時の対応手順などがカバーされています。こちらは実際の検証で得られたデータを元に、SQL Server 2008のパフォーマンスに関する考察などを盛り込みました。特にSQL Server 2008の新機能である、データ圧縮/バックアップ圧縮に関しては大変有意義なデータが得られたと思っていますので興味のある方は、是非ご一読ください。こちらも概要編と詳細編に分かれておりますので、まずは概要編をさらっとお読みになることをお勧めします。なお、本検証で使用したSQL Server Integration Servicesのサンプルパッケージもダウンロード可能です。全ての環境で動作する保障は出来かねますが、何かの参考になれば幸いです。

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