デスクトップ ブリッジと VC ランタイムについて

Windows 10 Fall Creators Update がリリースされて、Visual Studio 2017 も Fall Creators Update 対応の 15.4 がリリースされています。今回は、Visual C++ のランタイムと デスクトップ ブリッジの関係を整理します。Visual C++ ランタイムとデスクトップ ブリッジの関係は、アプリのパッケージ化の準備というドキュメントにも記載がありますが、要点だけに焦点を当てます。Visual C++ 11(Visual Studio 2012) から Visual Studio 2017(VC14) とデスクトップ ブリッジの関係を示します。 VS バージョン VC バージョン 備考 2012 VC11 ダウンロード センター 2013 VC12 ダウンロード センター 2015 VC14 ダウンロード センター 2017 VC14 VS に含まれます Visual C++…

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KB4025342 と DAC について

大分、更新が滞っておりました。2017年7月に KB4025342 がリリースされてから、Desktop App Converter で変換を行うと「E_STARTING_ISOLATED_ENV_FAILED(time out)」というエラーが発生します。KB4025342 をアンインストールすると、変換が問題なく終了することから、パッチか Windows コンテナのイメージの互換性がなくなったかのどちらかと思われます。この問題に関するブログ エントリがありました。 このエントリによると、ダウンロード センターより BaseImage-15063-UPDATE.wim をダウンロードして、ベース イメージを入れ替えて下さいとあります。入れ替えるためには、以下の2種類のコマンドを使用します。 ベース イメージの削除:「DesktopAppConverter –Cleanup ExpandedImage」 ベース イメージのインストール:「DesktopAppConverter –Setup –BaseImage “フルパス\BaseImage-15063-UPDATE.wim”」 この問題は、Windows 10 ビルド 15063.486 以降では、ベース イメージがビルド 15063.483 以降を要求するためです。 削除する前のベース イメージは 15063.0 になっています。ベース イメージを入れ替えれば、Desktop App Converter による変換は成功しますが、もう 1 つ問題が発生します。それは、Desktop App Converter が出力するフォルダに関するアクセス権限(ACL)によって、「PackageFiles\AppxManifest.xml」を使って「Add-AppxPackage -Register AppxManifest.xml」コマンドでインストールしたアプリを起動しようとすると、「パラメータが間違っています」というエラーが発生することです。これは、アクセス権限の問題ですので、解決方法は次の2種類のどれかになります。 出力先のフォルダをカレントにして「icacls * /t /reset」コマンドでアクセス権限をリセットする。 Windows エクスプローラーを使って、出力先のフォルダのアクセス権限を修正する。 アクセス権限を変更するのは、サインインしたユーザーに対してフル…

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Desktop Bridge と Windows 10 S について

2017年5月2日に Windows 10 S と Surface Laptop が発表されました。 当初は日本語の FAQ のストア アプリの説明に「Desktop Bridge 対応のアプリも含む」と記載されていました。この記述は、英語版の FAQ に記載がなっかたことが理由かどうかは知りませんが、現在は「Windows ストア アプリ」とだけ記載されています。また、Build 2017 では、現在の Linux SubSystem を使った SUSE や Fedora なども Windows ストアから配信されると発表がありました。Winodws 10 S でコマンドラインの扱いがどうなるかについては、コマンドライン チームが Windows 10 S では動作しないと明言しています。具体的には、以下のようなものは動作しないことが確認できています。 コマンド ライン(cmd.exe) PowerShell (powershell.exe) レジストリ エディタ(regedit.exe) etc つまり、OS に影響を与える可能性のあるプログラムが動作しないようにロック ダウンされているのが、Windows 10 S という OS になります。Windows ストア から配信される Desktop…

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DAC と PRI リソースについて

English Follow (Added at 2-Feb). 以前に Desktop App Converter で変換したアプリで、スケーリング対応アセットを使用する方法を解説しました。先週頃(1/23の週)に DAC アプリが、バージョン 1.0.6 にアップデートされました。ドキュメント上は、Icon Extraction とクリーン アップの向上、バグ対応とだけ記載されていますが、使ってみて大きな変更点と言えるのが、提供されるアイコンなどのリソースの扱い方が変更されたことです。具体的には、次のような変更が行われています。 アイコンの種類が大幅に増えたこと AppLargeTile.scale-xxx.png, AppList..scale-xxx.png, AppMedTile.scale-xxx.png, AppSmallTile.scale-xxx.png, AppWideTile.scale-xxx.png, AppStoreLogo.scale-xxx.png, AppList.targetsize-xxx.png, scale は、100、125、150、200、400 の 5 種類で targetsize は、16、24、32、48、256 で通常と altform-unplated の 2 種類のために 10 種類になっています。エントリー ポイントの実行ファイル (EXE) にアイコン リソースが含まれていると、アイコン リソースから自動生成されます。 スケーリング対応による AppxManifest.xml への影響 Resource 要素の uap:Scale に 100、125、150、200、400 を定義。 各種のアセット名は、スケーリング対応(ファイル名に scale-xxx…

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