リボンコントロールについて

Visual Studio 2010 Ready Day でリボンコントロールを使った WPF のサンプルをお見せしました。この時に使用していたのが、オフィスUIライセンスで提供されているコントロールです。このコントロールは、現時点ではCTPで英語版のみです。
その準備では、codeplexで公開されているFluent Ribbon Control Suiteも1.0だったので日本語リソースが無く、自分で日本語リソースを追加したり、.NET Framework 4対応にしたりして試したりもしていました。今月に入ってから、Fluent Ribbon Control Suiteは1.3がリリースされていまして、幾つかの機能拡張が行われています。

  • .NET Framework 4用と.NET Framework 3.5用がある
  • 日本語リソースも含まれている
  • リボンがOffice 2010に準拠した

以上のような点を確認することができました。また、ウォークスルーも公開されていまして、このドキュメントを見ることで簡単にリボンコントロールを使用することができるようになっています。ポイントは、WPFのWindowタグを使用しないでFluent:Windowタグを使用する点です。これを使えば、手軽にリボンインターフェースを実現することができますので、試されては如何でしょうか。