Silverlight 2.0 Beta1 用の DLR サンプル

何回かご紹介したDynamicsilverlight.netですが、Silverlight上の動的言語のサンプルなどを提供するサイトとして、作り直されたようです。このサイトで見ることのできるサンプルには、DLR Console、Clock、Flickrの3種類をインタネット経由で動作させることができます。DLR Consoleに関しては、キーボードマッピングがUSキーボードとなっている点にご注意ください。JISキーボードとは、キーマッピングが異なります。このサンプル自体をダウンロードするリンクは用意されていませんが、index.htmlの中身を見れば何のリソースが必要かを知ることはできますので、個別にダウンロードすることはできると思います。尚、ソースコードへのダイレクトリンクは消えていますので、ご注意ください。 ソースコードのダウンロードリンクの名称が、SDKとなっています。

前回のエントリで説明したようにDLR Consoleで使用されているDLRのバージョンとFlickrで使用しているバージョンは異なっています。

そしてIronPython 2.0ベータ1がリリースされています。まだ詳細に見ていないのですが、A8と違ってMicrosoft.Scripting.Runtimeというネームスペースが新しく追加されています。この中にLanguageContextクラスやScopeクラスなどがMicrosoft.Scriptingから移動されています。これは役割に応じたネームスペースの見直しが行われた結果と思われます。

PS.Microsoft.Scripting.Ast.TreeCompilerは、ちゃんと残っていますので、DLR ASTのみを試される方は、これを使ってください。

追記:
っきさんからのご指摘でダイレクトリンクに関する記述を変更しました。