Silverlight のテスト自動化について – Visual Studio 2010 Feature Pack 2 MSDN Subscription Only

皆様、こんにちは!

私はUXチームのエバの中でも、エンタープライズの案件対応、とりわけエンドユーザー様対応と、SIer様対応、が比較的多いのですが、その中で、Silverlight を採用される予定のSIer様によく聞かれるのが、表題のテーマです。

Silverlightにおいて、開発生産性が高いことや、他の.NET テクノロジーとの親和性が高いこと、Windows Azureとの連携が容易なこと、業務アプリに必要な高パフォーマンスを提供できること、コントロールが豊富なこと、等々、色々な理由で、積極的にご採用戴いているところです。

そして、それに加えて、テストにおける品質と作業効率化は、採用にあたり大きな検討事項となっていることもまた事実でしょう。

そのような中で、(Silverlight 5を睨みつつ)現行のSilverlight 4で開発を行うに当たり、テストの品質確保と作業の効率化において、Feature Pack 2 は極めて有効なオプションといえるのではないでしょうか?

1.Feature Pack 2について

Feature Pack 2は、MSDN Subscription の特典として提供されています。

対象は、

・Visual Studio 2010 Ultimate with MSDN

・Visual Studio 2010 Premium with MSDN

・Visual Studio Test Professional 2010 with MSDN

となります。

従って、

・Visual Studio 2010 Professional with MSDN

には、付きませんのでご注意ください(まあ、自動UIテスト自体が Professional は対応していませんが…)。

2.Feature Pack 2 の注意点

• Feature Pack 2 “機能のUI は英語

• Silverlight の UI テストは、Silverlight 4 のみ対応

ただ、機能的には、ほぼ十分なものが提供可能ではないかと思います。

3.具体的な適用シナリオ

Silverlight 4 に関しては、コード化された UI テストまたは操作の記録を使用した Silverlight アプリケーションのテストをご覧ください。

また、 チュートリアル: Silverlight アプリケーション用のコード化された UI テストを作成、編集、および保守する も役に立ちます。

こちらは、Click Start Recording on the UIMap – Coded UI Test Builderの画面です。数秒で、UI テストのコーディング ビルダーを準備が整います。

UI レコーディングの開始

その他、参照URLは下記のとおりです。

自動 UI テストを使用したユーザー インターフェイスのテスト

Microsoft Visual Studio 2010 Feature Pack 2

Visual Studio 2010 Feature Packs

Microsoft Visual Studio 2010 Feature Pack 2

Feature Pack 2 を使用したアプリケーションのテスト

・Visual Studio Feature Packs(英語)

ぜひ対象エディションをお持ちの方は、ご利用くださいませ!!

鈴木 章太郎