.NET開発テクノロジー入門VS2010対応版出版記念セミナー - Silverlight 4 フォローアップ

皆様、こんにちは!

Blogの更新が随分間隔があいてしまい申し訳ありません。

今月・来月は、色々セミナーもありますので、積極的に更新していきますのでよろしくお願いします。

まずは、先週水曜日の表題のセミナー、多くの方にご参加戴きまして、誠に有難うございました。

その中で、私が担当したのは下記のセッションです。当日の資料やサンプルはこちらです。

スライド1

まず最初に、予想通りといいますか、Silverlightが初めての方が多いということでしたので、概要をご紹介しました。

SilverlightがメディアとRIAに強いということとか、クロスブラウザー・クロスプラットフォームのこと、スライド4

高速な実行アーキテクチャの秘密を書いた記事もご紹介した上で、

スライド5

UIとロジックの完全分離の話や、

スライド6

多様な開発言語の選択肢について述べた後、

スライド7

4で追加された重要な機能、特に業務アプリ開発向け機能としてのコントロールの追加や、データバインディングの強化WCF RIA Services、そして Out of Brower信頼されたアプリケーションについてご紹介していきました。

スライド9

1.Silverlight Pivot Viewer について

スライド10

これについては、どのようなものか、下記のサイトをご紹介しつつ、ご説明しました。

・Silverlight Pivot Viewer

https://www.microsoft.com/silverlight/pivotviewer/

・産経Photo

https://photouser.sankei.jp.msn.com/Top/Pivot

詳細な作り方は上記Pivot Viewerのページ内のリンクにあるのですが、今後日本語化ができればと思っており、現在調整中です。

2.INotifyDataErrorInfoについて

データバインディングの強化のご説明として、紹介しました。これは書籍と同じサンプルでこちらです。

スライド13

こちらからダウンロードしてください。これを理解しておくと、MVVM等の理解に役立ちます。

3.Silverlight と Excel との連携について

信頼されたアプリケーションの箇所の、COMオートメーションのご紹介として、重要な部分です。

スライド15

これも、書籍でご紹介した通り、Silverlight  4 Training Kit の中のOOBWindowsというソリューション(普通にインストールすると、C:\Silverlight4\Labs\OutOfBrowser\Source\Ex02\end に完成品のソリューションがあります)を使って、実装方法と、何をしているのかのご紹介をしました。ぜひご確認ください。

参考) Silverlight 4 Training Kit

https://www.microsoft.com/downloads/en/confirmation.aspx?FamilyID=24CEA29E-042E-41C9-AA16-684A0CA5F5DB&displaylang=en

4. RIA開発における課題その1と、そのソリューションとしてのWCF RIA Services について

スライド18

スライド19

今回はスクラッチでのデモを一つご紹介しました。この日の他のエバンジェリストのセッションが、順に、ASP.NET(MVC3) 、EF/LINQ、WCF、となっており、それらの技術がこのWCF RIA Services の前提となっていることをご紹介しました。使ったのは、こちらに入れたソリューションです。ご参考まで。

実行イメージはこんな感じです。

image

EFを利用してモデルを作るために利用したDBは、その後のスライドでもご紹介している、ソリューションサンプル ver.2 で使われているECサイトのDBです。

従って上記のサンプルを実行するには、このソリューションサンプル ver.2 (の少なくともDB)をまずはインストールする必要がありますので、ご注意ください。

スライド21

スライド22

こちらの ソリューションサンプル ver.2 、未だご利用になっていない方は、是非ご利用ください。WCF RIA Services のサンプル実装として実に優れたものですし、続編も公開を予定しています。

5. RIA開発における課題その2と、そのソリューションとしてのExpression Blend 4 / SketchFlow について

最後のトピックはExpression Blend 4 / SkecthFlow です。

スライド24

スライド25

 

今回ご紹介したのは、上記4.でご紹介したソリューションサンプル ver.2 をベースに、実際にプロトタイプをしてみた場合を想定したサンプルです(こちらは別途公開予定です)。これも同じくこちらに入れてあります。

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本来はもう少し長くご説明したかったのですが、それは公開するときに譲りまして、まあ大体雰囲気は伝わったのではないかと思いますが、いかがでしょうか?

その後の懇親会でも、このSketchFlowにつき大変関心が高いこと、反響の多さにびっくりしました。Blend については、チュートリアルのビデオも準備しており、もっとVisual Studioユーザーに向けて、使って貰えるように頑張りたいと思っています。

以上です。次回は、Blend 4 の例のシリーズwの更新と、その他HTML5関連等々について、連続的にPOSTしていきますので、よろしくお願いします!

鈴木 章太郎