Windows Bridge for iOS プレビュー版公開!

#Windev_jp #win10jp #wpdev_jp

お待たせしました。Project Islandwood 改め、Windows Bridge for iOSがついに公開されました。

Windows Bridge for iOS

簡単に言えば、Objective-C を使って Windows アプリを開発することができるものです。機能としては

  • Visual Studio に XCode プロジェクトをインポートする
  • iOS/Objective-C のコードに最小限の修正をして Windows アプリをビルドできる
  • Visual Studio を使って Objective-C をビルド&デバッグする
  • Windows のサービスを利用可能
  • ユニバーサルWindows プラットフォームの機能を享受できる

開発環境

まず、当然ながら開発環境としては Windows 10 が必要です。開発者モードにしておく必要があります。

imageそしてツールは Visual Studio 2015 を使います。無料版の Community Edition でもOK。セットアップの際にこちらのオプションがインストールされている必要があります。

  • プログラム言語:Visual C++
  • ユニバーサル Windows アプリケーション 開発ツール
  • Windows 8.1 と Windows Phone 8.0/8.1 ツール

入っていない場合は、

  1. スタートメニューを右クリックして「プログラムと機能」で
  2. Microsoft  Visual Studio Community 2015 を右クリック→「変更」
  3. 「変更」を押して
  4. 機能の選択から上記の項目をチェックして進めます。

そして Windows Bridge for iOS SDK

試し方

まずは変換済みのものがあるのでこちらで試します。解凍した Windows Bridge for iOS SDK のなかの Samples フォルダ内にある WOCCCatalog を開きます。ここで、WOCCatalog-WinStore10.sln をダブルクリックして Visual Studio でプロジェクトを開きます。

あとは、WOCCatalog (Universal Windows) を右クリックして、スタートアッププロジェクトに設定して実行すればOK。ユニバーサルアプリ上で iOSのコントロールが再現されている。

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Visual Studio 拡張機能としてインストールする

さて、サンプルは既に変換済みのものなので、今度は Bridge for iOS の機能を Visual Studio の拡張として追加します。

拡張機能は、回答したフォルダ内の Bin フォルダにあるの objc-syntax-highlighting.vsix  です. (Visual Studio 2015 にも対応しました。追記

実はこれは Visual Studio 2012 Professional をターゲットに作られていて、そのままではインストールできません。そのためマニフェストを書き換えます。

  1. objc-syntax-highlighting.vsix の拡張子を Zipに変更
  2. 解凍します
  3. extension.vsixmanifest をメモ帳等で開きます
  4. <InstallationTarget Id="Microsoft.VisualStudio.Pro" Version="[12.0]" /> を書き換えます
    • 2015 Professional なら Version="[14.0]"
    • 2015 Community なら Id="Microsoft.VisualStudio.Community" と Version="[14.0]"
  5. 上書き保存します
  6. 全部をZip圧縮して、ファイル名を objc-syntax-highlighting.vsix に変更します
  7. bin フォルダに戻します

あとは、この objc-syntax-highlighting.vsix  をダブルクリックしてインストーラーを実行します。

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完了!

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とりあえず拡張機能として入った。

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すいません

すいません、手元に XCode のプロジェクトというか、Macの環境というかないのでとりあえずここまで。

この先の報告もとむ!