7.1 アプリと 8.0 アプリを 8.0 高解像度デバイスで表示したときの画面サイズの挙動

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まだ確認中ですが、ひとまず。

Windows Phone 7.1 のアプリケーションを8.0のデバイス上で動かした場合、物理解像度に合わせて拡大処理が入ります。Lumia 920 ならば横幅に合わせて1.6倍に、8XやAtiv Sなら1.5倍に拡大されます。ただし、8XやAtiv Sは縦横日が若干異なるため、結果として縦方向に物理解像度で80ドット分(論理解像度であれば 53ドット分)余白ができてしまいます。

この余白は、テーマ設定で白背景にしてあっても必ず黒になるようです。また、時計などの情報はこの余白部分に表示されます。

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一方 Windows Phone 8.0 のアプリケーションの場合は、異なる解像度への対応が可能なので 8XやAtiv Sの720Pのスクリーンに対して、全画面を使います。その分80ドット(設計時は53ドット)表示領域が増えます。 Visual Studio で画面設計をしながら随時確認できるので、都度確認しながら画面設計をするといいでしょう。

デフォルトのプロジェクトであれば、LayoutRoot の中の、ContentPanel の領域が53ドット分長くなることになります。

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53ドット分というよりも、意図しないエリアが作られてしまうかどうかが、開発者としてはすっきりしないところがあります。とはいえ、下手に領域を増やして、7.1のアプリの画面レイアウトが崩れてしまうよりも、再現性や互換性を重視するとこうなってしまいますね。