世界向けにアプリを出すなら 7.1ではなく7.0?

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Windows Phone には 7.0 と 7.1があり、日本のデバイス IS12T は7.1になります。一方世界で見ると 7.0で多くのデバイスが出て、昨年末から7.1のデバイスが発売され始めています。ただし、既存の販売されている全ての 7.0デバイスには7.1へのアップデートがリリースされており、多くのユーザーは7.1にアップグレードしています。

それぞれのバージョンを選ぶメリット

さて、7.0用のアプリと7.1用のアプリでは若干の差異があります。7.1でいくつかのあ新しい機能や改善などが追加されているためです。このとき

・ 7.0デバイスでは7.0アプリしか動作しない
・ 7.1デバイスでは7.0と7.1の両方のアプリが動く

という対応になっています。

デバイス

では、世界向けにアプリを出すにはどちらのバージョンがよいかというと、7.0アプリを出しておけば、すべてのWindows Phone ユーザーが利用できる、ことになります。しかし、そのぶん7.1の機能は使うことは出来ません。単純に数の論理で行けば、

・ 7.0 アプリを出しておけば、より多くのユーザーが利用できる

ということになります。しかし、多くの7.0デバイスのユーザー、特にしっかりと使っているユーザーの7.1へのアップデートをしており、7.1でも十分なユーザーがいることは間違いありません。

結論

7.1にするか7.0にするかは出来る限り多くのユーザーを対象にするか、パフォーマンスや機能のメリットをとるか、によって判断するとよいでしょう。