Windows 7 のキモは GPU ドライバ

■ Windows7 で変わらなかった点

Windows7 のカーネルは Longhorn カーネル、つまり Vista と同じカーネルがベースとなっています。そのためほとんどの物についてはVista用のものがかなりの確率で利用できるほか、バージョンではじかれても互換性モードを使って利用できたりします。

■ Windows7 で変わった点

が、しかし今回 Windows Vista から Windows 7 に移行するに当たってもっとも大きな変化があったのがビデオ周り。個々は大きな変貌を遂げています。

デスクトップウィドウマネージャー(DWM)という画面表示をつかさどる機能に対して大きな改良がなされています。Vista でネックになっていたこのDWMを改良した分けです。どのように変更したのかというと、出来る限りGPUを有効活用できるようにし、また無駄にメモリを使わなくなりました。

■ DWMがWindows7に与える影響

そのため、この機能はビデオチップのドライバと密接な関係を持っています。ぶっちゃけ Windows 7に対応したビデオドライバが無いと、かなりの確率でうまく機能しません。確認は Windows 7 Aero 機能が使えるかどうかでわかるでしょう。

もちろん表示だけの機能ならば動かなくてもいいのですが、ビデオドライバが対応しないことでさまざまな弊害を生みます。

  • パフォーマンスが落ちる
  • 半透明機能が使えない
  • タスクバーの新機能が色々使えない
  • ウィンドウ操作系の新機能が使えない

■ Windows7 導入の指針

見える見えないだけならいいのですが、便利な機能が使えないというは Windows7 のメリット半減ですね。ということで対応ドライバが出ているのか?というのは Windows7 利用の鍵になります。

が、実際 あたらしい GMA 500への対応についてももう時間の問題になりそうです♪