Compact Framework での DataGrid 並べ替え
CompactFramework にもDataGrid があり、比較的簡単にデータ表示ができるようになりました。しかしその対応状況はというとこんな感じ。
Compact Framework 対応のメンバを示す、デバイスアイコンの数がさびしいです。
Compact Framework では 「表示するだけしかできない!」くらいに思っておいた方がいいでしょう。もちろんいろいろ理由はあります。できる限りランタイムのサイズを抑えるためにすることや、そもそも、デバイス上で1つのコントロールで何でもやる、というのは選択として違っているといったガイドライン的な意味も含まれているかもしれません。
じゃぁどうしたらいいか?というと、データの元にアプローチをする、といった方法などがあります。
DtaGrid のソート機能は使えませんが、BindingSourceのSort機能は使えます。ですから表示させる元データをソートすればいいわけです。
ソートを起動するのはボタンやメニューなどのほかのコントロールを利用するのもいいでしょう。
限られたハードウェアリソースの Windows Mobile デバイスで Windows とおなじUIを実装することは必ずしも最適とは言えません。デバイスにあったUIや実装方法を利用しましょう。